大山地獄谷(1405P〜本沢・壁沢散策)
- GPS
- 09:24
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,369m
- 下り
- 1,356m
コースタイム
天候 | 曇り弱風〜晴れ微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スキー場は営業終了。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎1405P下の白鉄柱〜キリン沢右岸尾根…急斜面あり。空洞落下注意。 ◎地獄谷加勢蛇川…振子沢分岐付近、魚断の滝下あたりまで川が露出。 ◎地獄谷、本沢…落石あり。1回分ほどの小規模デブリ。 ◎壁沢…軍艦岩上からの乗り越えは隠れシュルンド注意。喉下は雪塊崩落寸前。 ◎地獄谷〜鳥越峠…鳥越峠付近は急斜面腐れ雪の場合は登れないので少し上の尾根推奨。 |
その他周辺情報 | 奥大山スキー場…駐車場無料。トイレ使用可。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
行動食
非常食
飲料
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
奥大山スキー場閉鎖となるのでは?という話、どうなのかわかりませんが、もし閉鎖となったらぼくら登山者ももしかして東大山のアプローチがさらに難しくなるのかなあとか考えて、こちら方面、行ける時に行っときたいと思います。
当日朝出発で、寝起きの悪いわたしは身体が重たい。気温も0度ということで、1405Pまではしっかり汗をかいてしまいました。
少し積雪もあった様子、前夜は風も出てたと思うので、霧氷の付きもいいんじゃないでしょうか。
期待していた霧氷は1400m付近から。森林限界で大きな木がない(泣)ガスが引かなくて青空だと感動のキリン下の霧氷も期待通りにいきませんでした。1405Pからの定番ショットも、モノクロで地味な風景。冬の東大山はじめての同行者には残念でした。
風景はともかく、同行者はやる気満々、キリン峠、槍ヶ峰と登攀欲があったのですが、わたしのほうが雪の状態やら、2人での登攀やらに少々気が乗っていませんでしたので、ちょっとレアな本沢あたりはどんな?ということで、地獄谷へ降下、雪の少ない地獄谷を行ってみました。
もともとの雪量少ない地獄谷は、いつもの残雪のそれとはまた違って、スノーブリッジではない部分が多く、振子沢方面へ行くには渡渉となります。本沢へは右岸側歩で、魚断の滝までは右岸歩き、一部足元が緩い感触があったので、しっかり踏み固めながら進みます。そこから上は安定、本沢本流はこの時期いつも雪崩跡がみられますが、規模の小さいデブリ少量でした。1636Pを正面にとらえたころに青空が広がり、同行者によれば北アルプスの風景が広がります。来てよかったなあと思えるすばらしい風景でした。
そのまま帰るのもなんなので、本沢から壁沢へ横断、狭く危険な香りプンプンの壁沢を伝って戻りました。狭い部分3か所のうち、一番下だけはもう今にも崩れそうな壁になっていました。もう1本下のキリン沢もおそらく喉部分の滝?崖?は雪で繋がってると思います。
最後の登り返しの鳥越峠は昨年雪庇を避けて北寄りを登ったのですが、これが一番まずいところで相当な時間と体力を消費してしまって、苦手意識のあるところ。今回も雪質からして、傾斜の強いところはズルズルの登攀となるので、無難なさらに北寄りの顕著な尾根を伝って登りました。結果、行きのルートと被ってしまったので、陽の傾きかけた槍とキリン尾根の鮮やかな姿をしっかり目に焼きつけて終了です。
前半はガスに遮られて、もやもやしていましたが、最終的に本沢・壁沢・裏大山と青空に恵まれて、同行者も満足してくれたかなと思います。
もう少し、雪山やれそうですね。
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