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Yamareco

記録ID: 1750978
全員に公開
ハイキング
祖母・傾

三尖、黒岳、親父山周回

2019年03月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:41
距離
6.1km
登り
612m
下り
602m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:32
休憩
0:09
合計
3:41
7:03
76
スタート地点
8:19
8:19
44
9:03
9:11
35
9:46
9:47
57
10:44
ゴール地点
天候 晴れ、曇り
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
四季見橋のたもとが駐車スペース。詰めて4台か。
2019年03月09日 07:02撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 7:02
四季見橋のたもとが駐車スペース。詰めて4台か。
橋をわたると三尖への登山道。
2019年03月09日 07:07撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 7:07
橋をわたると三尖への登山道。
霜柱を踏み踏み、いざ行かん。
2019年03月09日 07:07撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 7:07
霜柱を踏み踏み、いざ行かん。
真っすぐな一本道の急登。
2019年03月09日 07:21撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 7:21
真っすぐな一本道の急登。
写真では判りづらいけど、けっこうな傾斜がえんえんと続きます。
2019年03月09日 07:25撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 7:25
写真では判りづらいけど、けっこうな傾斜がえんえんと続きます。
キーンと冴えた冷たい空気の中、汗がつたいます。
2019年03月09日 07:35撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 7:35
キーンと冴えた冷たい空気の中、汗がつたいます。
左が黒岳、右が親父山。こうして見ると、けっこう遠いなあ。
2019年03月09日 07:45撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 7:45
左が黒岳、右が親父山。こうして見ると、けっこう遠いなあ。
いち尖り、に尖り、ピークを上り下りしつつ、やっとみっとぎり。乳酸たまりました。
2019年03月09日 08:02撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 8:02
いち尖り、に尖り、ピークを上り下りしつつ、やっとみっとぎり。乳酸たまりました。
手前が黒岳の稜線、次が北谷を抱く尾根。そしてその遠くに見えるのが、くじゅう連山。空気がすみきっていて、それはそれはきれいに見えて迫力満点です。
2019年03月09日 08:05撮影 by  F-01K, FUJITSU
1
3/9 8:05
手前が黒岳の稜線、次が北谷を抱く尾根。そしてその遠くに見えるのが、くじゅう連山。空気がすみきっていて、それはそれはきれいに見えて迫力満点です。
阿蘇もばっちり。
2019年03月09日 08:09撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 8:09
阿蘇もばっちり。
黒岳とくじゅう。
2019年03月09日 08:10撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 8:10
黒岳とくじゅう。
みっとぎりからの下りは、残雪が多く、なかなか神経を使いました。
2019年03月09日 08:33撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 8:33
みっとぎりからの下りは、残雪が多く、なかなか神経を使いました。
やっと近づいてきた黒岳。いえ、これは前衛峰です。フェイクです。だまされるな。
2019年03月09日 08:41撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 8:41
やっと近づいてきた黒岳。いえ、これは前衛峰です。フェイクです。だまされるな。
ふりかえれば、とんがりの稜線。どれがみっとぎりの山頂だったか、もうわからないのだ。
2019年03月09日 08:58撮影 by  F-01K, FUJITSU
1
3/9 8:58
ふりかえれば、とんがりの稜線。どれがみっとぎりの山頂だったか、もうわからないのだ。
やっと着きました。黒岳。しばらくひなたぼっこして、体力を回復。おにぎりでチャージ。
2019年03月09日 09:00撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 9:00
やっと着きました。黒岳。しばらくひなたぼっこして、体力を回復。おにぎりでチャージ。
おお、祖母山。やっぱりいい。格が違うというか、カリスマがあるというか。かくありたいなあ。
2019年03月09日 09:11撮影 by  F-01K, FUJITSU
2
3/9 9:11
おお、祖母山。やっぱりいい。格が違うというか、カリスマがあるというか。かくありたいなあ。
左が祖母、右が親父。家族のカタチ
2019年03月09日 09:13撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 9:13
左が祖母、右が親父。家族のカタチ
このあたり、岩場が続いて、なかなか楽しい。
2019年03月09日 09:19撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 9:19
このあたり、岩場が続いて、なかなか楽しい。
ストンと真下におりるロープ場。腕力がいりますよ。
2019年03月09日 09:20撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 9:20
ストンと真下におりるロープ場。腕力がいりますよ。
親父山へと続く縦走路。これぞ祖母山系。ゆったりとした起伏をくりかえしつつ、標高を上げていきます。
2019年03月09日 09:28撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 9:28
親父山へと続く縦走路。これぞ祖母山系。ゆったりとした起伏をくりかえしつつ、標高を上げていきます。
B29の部品。竹のソリに番線でゆわえて置かれてました。雪の中をここまで引っ張ってきたのでしょう。とても抱えられるようなパーツではありませんでした。
2019年03月09日 09:36撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 9:36
B29の部品。竹のソリに番線でゆわえて置かれてました。雪の中をここまで引っ張ってきたのでしょう。とても抱えられるようなパーツではありませんでした。
親父山頂の直下は、残雪多し。一歩一歩慎重にいきます。
2019年03月09日 09:37撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 9:37
親父山頂の直下は、残雪多し。一歩一歩慎重にいきます。
青空は姿を消し、雲がかかり乳白色の中、ようやく頂上が見えてきました。
2019年03月09日 09:44撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 9:44
青空は姿を消し、雲がかかり乳白色の中、ようやく頂上が見えてきました。
着きました。が、一面白い世界。なんも見えねえ。寒いし。
2019年03月09日 09:44撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 9:44
着きました。が、一面白い世界。なんも見えねえ。寒いし。
一気に下山。一時間かかることなく降りてきました。
2019年03月09日 10:28撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 10:28
一気に下山。一時間かかることなく降りてきました。
林道の舗装箇所は、ずいぶん傷んでおりました。四駆でもきびしいかな。
2019年03月09日 10:28撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 10:28
林道の舗装箇所は、ずいぶん傷んでおりました。四駆でもきびしいかな。
そして登山口が見えてきました。
2019年03月09日 10:44撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 10:44
そして登山口が見えてきました。
到着です。あー楽しかった。
2019年03月09日 10:44撮影 by  F-01K, FUJITSU
3/9 10:44
到着です。あー楽しかった。
撮影機器:

感想

高千穂町の上野地区。四季見原キャンプ場の看板を
目印に細い道へとハンドルを切る。
一年振りに祖母山系を歩きに行きました。

愛車ジムニーはぐんぐんと標高を上げて、
1100mへ。到着です。
朝7時。
「しきみばし」の脇にある駐車スペースは、
まだ一台も停まってません。
ここがまさに親父山の登山口。
橋を歩いてわたり50mほど先へすすむと、
「三尖(みっとぎり)」の登山口。
本日は、ここから
みっとぎり、黒岳、親父山を歩きます。
黒岳、親父山は、過去に北谷から
祖母山周回で歩いていますが、
みっとぎりは初見のルート。
もちろんポケットには地形図、
スマホにもマップを入れて準備万端。
はじめての路を歩く、不安と緊張とワクワク感。
おかげさまで天気は快晴。

急登からはじまります。
ひたすらの真っすぐな一本道。
ジグザグに路をきっておらず、
まっすぐに空へと伸びています。
左は杉の植林、右は自然林、
霜柱を踏みつつ、
それでも歩いて五分で汗ばんで、
ダウンを脱ぎます。
ようやく一つのピークを踏むと、すぐに鞍部への下り。
そしてまた次のピークへと。
なるほど三つの尖がりが連なって
みっとぎりだ。
ふたつめのピークをフーフーいいつつ、
やっと踏むと、
長い下りは残雪でツルツルのズルズル。
アイゼンを使うほどはないけれど、
これは慎重に足を進めないと
ケガします。
やっと三つ目のピークを踏むと、小さな頂上標識に
「三尖(1474m)」。
連なる稜線の先には、黒岳、親父山が鎮座しています。
黒岳への縦走路のアップダウンの途中、
景色が開けると
目にとびこんできたのは、
くじゅう連山。
朝の澄んだ空気と青空のおかげで
それはもう美しい景色。
連山の山肌の印影までもが
くっきり。
これまで何度も祖母山系の山々から
くじゅうを見てきましたが、この日がベスト!
スマホのカメラでは、これは切り取れない…。
いつまでも飽きずに見つめていましたが、
とにかく風のせいで寒い。
長居できない吹きっさらしの稜線上。
しぶしぶ先にいこうと、ひょいと左側を向くと
これまた美しい阿蘇の山々。根子岳の荒々しい凹凸までもくっきり。
手前の黒岳の稜線の向こうは、何度も通った北谷。
絶好のビューポイントに、
もう、ここで引き返してもいいかなというくらい。
とはいえいつまでもいるわけにもいかず、先へと進みます。

目の前に黒岳は見えているのに、なかなか着かない。
アップダウンで手間取ります。
黒岳には前峰があり、歩いていくと山頂に見えてしまいます。フェイクです。
ここを登れば…と気を吐いて上がっていくと、そこじゃあない。まだ向こうだ…とほほ。
強風に振られながらも、ようやく黒岳山頂へ着きました。
左からのびている道は、北谷から登る道。
雨の中スズタケをかき分けながら登った急な登りの記憶がよみがえります。
ここで休憩。
晴れ渡った空でしたが、南に大きな雲のかたまりが見え、
もうじきここいらも雲の中にはいりそう。
先をいそがねば。
歩き出してすぐ、そういえば黒岳から親父に向かうと、
急峻なロープ場があったなと思い出したとき
まさに目の前がそれ。3mほどですが、
垂直な岩を固定ロープで下降です。
ロープは40ミリくらいで、これに全体重をまかせないと下れません。
ちょっぴりワイルドな難所で楽しいです。
そのすぐ先は、岩場が切れ込んでおり、左にまいて進まないといけません。
固定ロープはありますが、北向き傾斜面なので、びっしり雪が残った状態。
ここが一番怖かったかな。

難所をすぎれば、地味な登りの路が続きます。
左側には、常に雄大な祖母山が青くそびえており、
いかにも「祖母を歩いちょるなあ」と感じれて、好きなんですが。
それでも登りは徐々に太ももとふくらはぎに効いてくるわけで。
B29の部品が竹橇に結わえられて置かれてました。
どこかへと降ろす途中なのでしょう。
親父と障子の間の墜落碑のあそこから、ここまで運んできたの?
ご苦労様です。山はすべてが人力。重量物は大変なのです。

親父山の山頂が近づいてくると、
残雪が深くなってきており、
歩きにくい事この上なし。
もうすっかり青空はかくれて、雲の中。
あたりは白い世界で、
寒さがこたえます。
ふくらはぎが反乱を起こす手前で、ようやく親父山の山頂へ。
黒岳と違って、けっこう開けているはずですが、
真っ白の世界では、何もみえず。
計画では、ここで祖母をスケッチしようと、
絵具とスケッチブックを持参しておりました。
絶景は写真には納まらないとあきらめているので、
せめて下手でも絵にしたいなと思っているのです。
白い雲の中、風はビューっと吹き、寒い寒い。
もう下りましょう。また今度ね。
下りの路は、親父山登山口へと降りていくルート。
こちらも初見の道です。最短で下ります。
一気にかけおり、あっというまに林道へ。
ここをしばらく歩くと、車を置いた場所へと
出てきました。
誰にも会うこともなく、
みっとぎり、黒岳、親父山をひとりじめの一日でした。
アケボノとシャクナゲの時期は、
すばらしいコースだろうな。

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