秋田駒ケ岳（秋田県山岳連盟雪山登山講習会に参加した）

2019年03月10日(日) [日帰り]

• GPS: 08:35
• 距離: 12.1km
• 登り: 895m
• 下り: 891m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:56
• 休憩: 3:35
• 合計: 8:31

7:48 アルパこまくさ 駒ヶ岳情報センター
9:53 11:07 駒ヶ岳八合目小屋
12:06 14:20 阿弥陀池避難小屋
15:06 15:13 駒ヶ岳八合目小屋
16:13 16:13 アルパこまくさ 駒ヶ岳情報センター
16:19 ゴール地点

阿弥陀池避難小屋付近で、雪山講習。

天候

ガス〜午後晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

アルパ駒草スタートで。

その他周辺情報

今回の登山後の温泉は「駒ケ岳温泉」
鶴の湯温泉系列の駒ケ岳中腹に湧く湯けむり。
四季の彩りに包まれた森の宿！

写真

3/10 7:41

開会式と点呼を取ってスタート。
スキー隊とワカン隊。
スキー隊が多いようだ。
私は、先週スキーで行ったことと、スキーで行っても阿弥陀小屋上部での講習があるために登山靴も持ってあがらなければならず重量オーバーになるのでワカンで望む。

3/10 10:02

旧アッスルスキー場を超え、今回はバス道で！
あまり激しい道は無く、ホワイトアウトの中八合目小屋が見えた。

3/10 10:55

少しおなかがすいた。10時で時間的にまだ早いがこの後ゆっくり昼食も取れなさそうなのでカップ麺とおにぎり1個。
八合目小屋ではピッケルの使い方や耐風姿勢などのレクチャー。

3/10 11:35

講習の後再び歩き始める。
歩くと体もあったまる。

3/10 12:10

長〜い　斜面トラバースの後平原に出た。
ホワイトアウト！！！
方向が良くわからないが、会長は「晴れれば一番わかりやすいところだよ」と余裕の表情。
よく考えれば「浄土平」だとわかる。

3/10 12:13

少しの晴れ間に、阿弥陀小屋から男女岳への登り口からは雪比が張り出している。

3/10 12:13

少し視界が開けると阿弥陀小屋はすぐそこだった。

3/10 12:23

3/10 12:27

男女岳が見えてきた。
この斜面は行ってみたいが…

3/10 12:27

阿弥陀池〜男岳方面

3/10 12:27

登ってきた道。
左の小ピークを越えてくるとワカン組みは上りやすかっただろう！と会長。

3/10 12:27

写真無いけど、いざ滑落訓練！！！
いや、滑落停止訓練！
滑落停止は「肩制動」が基本のようだ。
どのような姿勢で転落しても、足を谷側にうつ伏せになる。両足はワイドで！　これが基本のようだ。
しかし、滑落初動場面を想定して
1.うつ伏せで頭が山側
2.仰向けで頭が山側（下りで尻餅をついた想定）
3.うつ伏せで頭が谷側（下りで足がもつれ※アイゼンが引っかかり※前に転んだ姿勢を想定）
4.極めつけは仰向けで頭が谷側に転倒した想定。

3/10 13:29

この後、スタンディングアックスビレイの訓練

3/10 13:37

講師のデモンストレーション

3/10 13:41

3/10 14:11

みんなでやってみた。
この柔らかい雪では意外と簡単に制動をかけられる。
アイスバーンならばどうだろうか？

3/10 14:34

講習終わりで、下りにつく。
流石にスキーは早い。
あっという間に降りていく。

3/10 14:43

八合目小屋が見える。
この左の尾根道を登るといいらしい。

3/10 14:45

振り返ると阿弥陀小屋

3/10 15:03

乳頭山も見えていた。

3/10 15:26

八合目小屋で解散となる。
スキー組みはあっという間に降りていく。
ワカン組みはこれから延々と歩き続けることとなるのだ。

3/10 15:57

終わると晴れる。
あるあるの秋田駒

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

装備

個人装備

ビーコン スコップ プローブ 長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター 靴 ザック 輪カンジキ アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

odavxs

秋田県山岳連盟の雪山講習会に参加してきた。

はじめ、ホワイトアウト＋強風を予想していたが天候は徐々に回復。
晴れてきた。山頂も見えてきた。

講習内容は、滑落停止訓練、スタンディングアックスビレイの2つ。
ほかにもひとつコンテのタイトロープの予定だったが時間切れでタイトロープは次回に持ち越しとなった。
次回は、タイトロープとビーコンの訓練をお願いしたい。

今回は、自分の山岳会以外の方々からもいろいろなお話を伺うことができた。
こんな機会は、是非利用したいと感じたものだ。

コメント

yadome

お疲れ様でした
スキー部隊で参加しました。実際に滑落したことがあるので、基本が大事なのだと改めて思いました。また山でお会いしましょう。

odavxs

Re: お疲れ様でした
yadomeさん
お疲れ様でした。
滑落停止訓練は今までは、うつ伏せからの肩制動だけしかイメージに無かったのですが今回は色々なスタートポジション？（色々な転倒）を想定することができたので良い経験になりました。
また機会があれば参加してみたいですね。