貝月山
- GPS
- 05:43
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 741m
- 下り
- 727m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
もともとは揖斐高原スキー場のゲレンデから登ろうと思いましたが、まだ奥に車で行けるので行ってみました。あまり近くにはならなかった感じです。途中の尾根から近回りしようと思いましたが、あまりの急斜面、木々の多さに閉口して諦めました。これで1時間くらいロスし、汗だくに。結局そのまま林道をスキーで登り続けました。林道と言っても結構雪崩れた雪が溜まっていて危険な部分もあり、慎重な行動が求められます。 |
写真
感想
だんだん残雪が少なくなってきたので今回は岐阜県の貝月山に行ってきました。関が原インターから下道で向かうのですが、麓の山々には雪が全くなく、本当に大丈夫か不安になってきます。しかし、揖斐高原スキー場が近づくとまだまだたくさんの残雪がありました。
最初はスキー場のゲレンデを登る予定でしたが、冬季通行止めの道が一応通れそうなので、とりあえず行くだけ行ってみました。結局ルート的には余りお得でもなかったのですが…。ここは時々303号線の坂内坂本からやってくる車が諦めて引き返していくポイントでした。
さて車からすぐに雪の上を歩けるのはナイスです。板を担いで泥道を登らなくていいのは実にありがたいです。トレースは徒歩が数人分ありましたが、これは昨日今日のものではないようです。まずは林道を登り、ゲレンデを後にして途中の尾根沿いから貝月山を目指したのですが、余りの急登で板を担いでツボ足四つん這いで登るのですが、木々がスキー板に引っかかるわ大変苦労しました。緩やかになったところでスキーを履くのですが、今度は木々が密集しすぎたヤセ尾根はまともに登るルートがない、ということでやっぱり元の場所に戻る決断をしました。しかし四つん這いで登った木々の生い茂った急斜面をスキーで下りるのも難渋し、半分滑落しそうになりながら枝につかまりつつ何とか戻ることができましたが…インナーは汗でびちょびちょ、無駄に1時間くらい浪費しました。
気を取り直して、そのまま林道を登ります。もうショートカットは考えません(笑)。途中からスキーで下りてきたトレースが残ってましたが、これも昨日今日のものではないようです。林道といっても雪崩れた雪が堆積して斜めになっているところなどは注意しないと滑ってがけ下に落ちそうなところもあり、注意が必要です。ほどなくして日越峠に到着し、ここから夏道に合わせて尾根を巻いて登るのですが、どうも道が不明瞭(雪山だから当たり前ですが)で、諦めてそこから尾根に出ることにしました。ここでスキーの斜登行で我慢の連続。しかしストックが折れるというハプニングが発生し、仕方なく折れたストックをピッケル代わりに使って何とか稜線に出ました。山頂はもうすぐかと思いきや、ここからまだしばらくは稜線伝いに登る必要があります。山頂直下は雪庇のモンスター、これがまた急で細いものですから板を外して、担ぐのは重いのでリーシュコードを腰ベルトにくくりつけて引きずりながら何とか山頂に到着しました。
山頂ではすでにお昼ご飯を食べておられた4人組のパーティーが「食べられないから手伝って」と言われ、鍋やらパンやら満腹になるまで頂いてしまいました。岐阜の地元の方とのことで、付近の山の話やら方言の話などたくさんお話させていただきました!
さて下りはさすがにスキー、早い早い。林道の斜度もスキー滑降にはいい感じで30分少々で駐車場にたどり着きました。
天候はあいくに曇りでしたが幸い雨にもならず、風も強くなく穏やかな山頂、なかなかのいい山だと思います。今度はゲレンデ側から登ってみたいです。
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