冬に逆戻りした藤原岳

2019年03月16日(土) [日帰り]

• GPS: 06:24
• 距離: 7.0km
• 登り: 949m
• 下り: 951m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:37
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:37

9:38 スタート地点
16:15 ゴール地点

天候

晴のち曇り、霰

アクセス

利用交通機関：

電車

三岐鉄道・西藤原駅

コース状況／危険箇所等

8合目までは穏やかな登山道だが、カレンフェルト地帯に入ると泥濘がひどかった。特に9合目から藤原山荘まではスリップに要注意。石灰岩の角が切り立っているので転倒すると大怪我になる可能性あり。

写真

3/16 8:37

近鉄名古屋線・富田駅。ここで三岐鉄道に乗り換えて約50分で登山口の西藤原駅（終点）に到着する。

3/16 9:48

西藤原駅の終点標識が奥の方に見える。

3/16 9:48

西藤原駅から目指す藤原岳を見上げる。

3/16 10:23

大貝戸登山道・2合目。お不動さんが見守っている。

3/16 11:13

緩やかで歩きやすい登山道が続く（5合目付近）

3/16 11:15

もう少しで5合目

3/16 11:15

藤原岳の稜線。稜線の向こう側は石灰岩の鉱山。

3/16 11:16

5合目でパチリ。皆さんまだまだ元気。

3/16 11:29

6合目。まだ元気だ。

3/16 12:17

8合目で昼食。このころまでは晴れていた。

3/16 12:29

お腹いっぱいになり、元気を取り戻し、いざ福寿草ポイントへ。

3/16 12:42

9合目に到着。稜線には雪が残っていて、風も冷たく、寒い。

3/16 12:42

だが、足元には福寿草が元気に咲いていた。

3/16 12:43

石灰岩で北風から身を守っている。

3/16 12:43

蕾が可愛い

3/16 12:43

太陽に向かって

3/16 12:43

日が翳ってきたので半ば閉じかけている。

3/16 12:44

幼い妹（蕾）を見守るお姉さんのようだ。

3/16 12:44

日差しが欲しいなあ〜。

3/16 12:44

3姉妹？

3/16 13:16

泥濘地獄を越えてたどり着いた藤原山荘。北西の強風と霰で寒いが中は人が一杯だったので入らなかった。

3/16 13:25

少し遅れていたメンバーも到着。山頂はガスに覆われていたし、足元はどろどろ。ここで戦意喪失。下山することにした。

3/16 13:25

建物で風は遮られているが、とにかく寒い。気温は0度を下回っているかも。

3/16 13:58

藤原山荘〜9合目の急斜面の残雪。

3/16 14:37

9合目までのどろどろ地獄をクリアして、8合目まで戻ってきて一安心。だが同行者1名は9合目の上で転倒して泥まみれになってしまった。

3/16 15:36

2合目で登山道の安全を見守っている不動明王。愛嬌のある表情が可愛い。

3/16 16:03

登山口の休憩所。洗い場があって泥まみれの登山靴を洗える。電車で肩身の狭い思いをしなくて済みました。ありがとうございます。

3/16 16:12

登山口から駅へ向かう途中から藤原岳を望む。中央の建物が休憩所。

3/16 16:36

16：42の電車で帰路に就いた。この日（3/16）にダイヤが改正されているので、要注意です。（前日までは16：24だった）

3/16 16:38

駅名表示板。ここは現在いなべ市だが以前は員弁郡藤原町だったはずで、消されているのは「員弁郡」の文字だと思います。（帰宅後調べたら、いなべ市は、平成15年12月1日に北勢町、員弁町、大安町、藤原町が合併して誕生したそうです。）

撮影機器：

PowerShot SX710 HS CANON

感想

yoriton

お目当ての福寿草は9合目の標識付近に沢山咲いていたが、時期的には少し早かったようだ。9合目から藤原山荘の間の急斜面には至る所に蕾があったので1週間位したら見頃になるのではなかろうか。藤原岳は泥んこ道で有名だが、今回は思っていた以上にひどかった。加えて岩角が切り立った石灰岩が潜んでいるので非常に歩きにくい。スパッツした方が汚れを気にせず歩けると思う。出来れば雨具のズボンを着ていれば転倒した時ズボンが泥まみれになるのを防止できる。周囲は雪が少し残っていたがアイゼンを着けるほどではなかったが、泥んこ道ではチェーンアイゼンは有効かもしれないと思った。ストックは安全の為にも持参をお勧めします。
下山後の休憩所で靴を洗っている時、孫太尾根を登って、大開戸道を下山したという女性に聞いた話では、孫太尾根は福寿草は終盤で、他にセリバオウレン、ミスミソウ、セツブンソウなどが咲いていたようです。次回は孫太尾根から登ろうかな。しかしヤマレコみていると人が多そうではありますが。