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Yamareco

記録ID: 176571
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

上野原駅〜高柄山〜倉岳山〜高畑山〜九鬼山〜田野倉駅

2012年03月20日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:52
距離
24.4km
登り
2,273m
下り
2,056m

コースタイム

06:35 上野原駅発
07:02 御前山登山口
07:29 御前山(〜07:34)
08:23 新矢ノ根峠
08:57 高柄山(〜09:08)おにぎり食べる
10:09 矢平山
10:26 丸ツヅク山 この先で右ももが攣る
10:39 寺下峠(〜10:44)軽食
????? 舟山 
11:26 鳥屋山
11:50 細野山
12:21 倉岳山(〜13:08)食事休憩
13:22 穴路峠
13:27 天神山 この先1時間に1回程度右ももが攣る
13:48 高畑山
14:13 大桑山
14:43 鈴ヶ音峠
15:08 高指山
????? 871m峰(と思われる)軽食
16:23 九鬼山 ヘッドランプ装着
17:27 田野倉駅
(歩行時間9時間44分)
天候 晴れ時々曇り
6時時点で大月は-1℃、最高気温は11℃
風はもう冷たくなく、日差しも適度にあっていい天気でした。
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR中央本線上野原駅から富士急行田野倉駅までの歩行
コース状況/
危険箇所等
【道の状況】
雪、凍結等はなく、普通の道でした。

◆上野原駅〜御前山
登山口までしばらく舗装路を歩きます。地図、標識を見れば迷うことはないと思います。
登山道に入るといきなり急登です。そのまま一気に山頂まで登ります。
途中岩をつかんで登るようなところもあり、かなり厳しいです。
個人的に下りにはとりたくない道でした。

◆御前山〜高柄山
御前山からの下りも急坂です。一度滑って尻餅をつきましたが、柔らかい土の上で何ともありませんでした。
登り下りを繰り返しつつ高度を上げて高柄山に至ります。

◆高柄山〜矢平山
同様に登り下りが続きます。一度林道を横切って再度登山道に入ります。
旧大地峠まで行って登り返す感じで矢平山に向かいました。
ただし、その手前からも登れそうな道(ただし急坂ですが)がありましたので、
ひょっとするとそちらから行ったほうが少しだけ近いのかもしれません。
矢平山は標識が見当たらなかったので確信はないですが、前後の関係から写真の場所だろうと思います。

◆矢平山〜倉岳山
矢平山からの下りは急坂かつ岩だらけの道。危険です。
寺下峠に向かう下りで右ももが攣る事態が発生。
なおも執拗に登り下りが続きます。
立野峠からはほぼ一貫して登りとなり、最後は急登をひと登りして倉岳山です。
本来は少し手前から富士山が見えますが、今日は見えませんでした。

◆倉岳山〜高畑山
穴路峠までやや急な下りがあり、そこから同じだけ登り返します。

◆高畑山〜鈴ヶ音峠
大桑山を経て突坂峠までは登山道、そこから鈴ヶ音峠までは林道を歩きます。

◆鈴ヶ音峠〜九鬼山
再度登山道に入ると様相が一変。ひたすら藪の中を進むことになります。
写真はやや極端な例ですが、時に道がないほど倒木+藪という状態に出くわします。
仕方なく迂回するのですが、これが肉体的にも精神的にも疲れます。
踏み跡が薄いので、初心者にはお勧めしません。夏場も避けたほうが良いでしょう。
この時期でも木々の芽が大きくなっていて、体や顔に当たるとちょっと痛かったです。
もっと冬枯れの時期向きの道のような気がします。
登り下りは相変わらずですので、体力的にはかなり厳しいものがあります。
九鬼山に近づくと少し道はなだらかになり、薮もなくなります。

◆九鬼山〜田野倉駅
麓まで最も近い道を選びました。九鬼山から少しだけ戻り、「落合橋」(だったと思う)という標識のあるところを曲がります。
(ちなみにもう少し戻ると、禾生駅に向かう分岐があります)
かなり急坂ですが、道は良いので一気に下ることができます。
途中分岐があり、禾生駅に向かうこともできます。
登山道に別れを告げると、あとは道なりです。

【トイレ】山中にはありません。
【水場】ありません。
上野原駅南口です。ここからしばらく舗装路を歩きます。
2012年03月20日 06:35撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
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3/20 6:35
上野原駅南口です。ここからしばらく舗装路を歩きます。
桂川に小山。嵐山だ!と思って写真を撮る。
2012年03月20日 06:41撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 6:41
桂川に小山。嵐山だ!と思って写真を撮る。
所々標識があります。
2012年03月20日 06:45撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 6:45
所々標識があります。
なんだろうなあこの構造物は。
2012年03月20日 07:01撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
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3/20 7:01
なんだろうなあこの構造物は。
登山道入り口。いきなり急坂です。
2012年03月20日 07:02撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 7:02
登山道入り口。いきなり急坂です。
写真では伝わりにくいですが、かなり急登です。この後岩稜地帯を登ります。
2012年03月22日 21:54撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/22 21:54
写真では伝わりにくいですが、かなり急登です。この後岩稜地帯を登ります。
視界が開けました!
2012年03月20日 07:29撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 7:29
視界が開けました!
御前山です。
2012年03月20日 07:29撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 7:29
御前山です。
急坂を下ったところの分岐です。やれやれ。
2012年03月20日 07:49撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 7:49
急坂を下ったところの分岐です。やれやれ。
新矢ノ根峠です。
2012年03月20日 08:23撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 8:23
新矢ノ根峠です。
道はいいんですけどね。登り下りが多すぎます。
2012年03月20日 08:41撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 8:41
道はいいんですけどね。登り下りが多すぎます。
高柄山です。ひと休みしました。
2012年03月20日 08:57撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
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3/20 8:57
高柄山です。ひと休みしました。
眺めは良いです。
2012年03月20日 09:08撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 9:08
眺めは良いです。
もう1枚。
2012年03月20日 09:08撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 9:08
もう1枚。
高柄山からひと下りしたところ。
2012年03月20日 09:18撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 9:18
高柄山からひと下りしたところ。
ハイキング道…結構キツいと思いますが。
2012年03月20日 09:37撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 9:37
ハイキング道…結構キツいと思いますが。
一旦林道に出て、すぐ登山道に復帰します。
2012年03月20日 09:38撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 9:38
一旦林道に出て、すぐ登山道に復帰します。
旧大地峠です。ここから矢平山に登り返します。
2012年03月20日 09:55撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 9:55
旧大地峠です。ここから矢平山に登り返します。
矢平山です。標識が見当たりませんでしたが、正解だと思います。
2012年03月20日 10:09撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 10:09
矢平山です。標識が見当たりませんでしたが、正解だと思います。
矢平山から下ってきたところを下から撮影。かなりの急坂でした。
2012年03月20日 10:17撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 10:17
矢平山から下ってきたところを下から撮影。かなりの急坂でした。
この辺りから足に余裕がなくなります。
2012年03月20日 10:26撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 10:26
この辺りから足に余裕がなくなります。
目線を上げたらねじれていて。
2012年03月20日 10:34撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
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3/20 10:34
目線を上げたらねじれていて。
寺下峠。この手前で足を攣る。
2012年03月20日 10:39撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
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3/20 10:39
寺下峠。この手前で足を攣る。
峠からはまた急登。
2012年03月20日 10:46撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 10:46
峠からはまた急登。
標高が上がらない…のにシンドイ。
2012年03月20日 11:26撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 11:26
標高が上がらない…のにシンドイ。
たまに視界が開けます。
2012年03月20日 11:46撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
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3/20 11:46
たまに視界が開けます。
全然上がっていない…
2012年03月20日 11:50撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 11:50
全然上がっていない…
立野峠です。いよいよ急登です。
2012年03月20日 11:56撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
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3/20 11:56
立野峠です。いよいよ急登です。
倉岳山です。バテバテです…
2012年03月20日 12:21撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 12:21
倉岳山です。バテバテです…
北側です。町並みが見えます。
2012年03月20日 12:21撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 12:21
北側です。町並みが見えます。
もう1枚。
2012年03月20日 12:22撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 12:22
もう1枚。
う〜ん、今日は見えないかあ。休憩中に2人ほど来ました。
2012年03月20日 12:22撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 12:22
う〜ん、今日は見えないかあ。休憩中に2人ほど来ました。
休憩中にも雲が厚くなり。
2012年03月20日 13:08撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 13:08
休憩中にも雲が厚くなり。
穴路峠です。いかにも「峠」という場所です。
2012年03月20日 13:22撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 13:22
穴路峠です。いかにも「峠」という場所です。
穴路峠から少し登ると天神山。
2012年03月20日 13:27撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 13:27
穴路峠から少し登ると天神山。
北側の景色が良いです。
2012年03月20日 13:27撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
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3/20 13:27
北側の景色が良いです。
高畑山です。今日は誰もいません。
2012年03月20日 13:48撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
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3/20 13:48
高畑山です。今日は誰もいません。
天気がなあ…
2012年03月20日 13:49撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 13:49
天気がなあ…
珍しく雪。道からは外れていますが。
2012年03月20日 14:03撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 14:03
珍しく雪。道からは外れていますが。
大桑山です。もうピークはいいわ、と思い始める。
2012年03月20日 14:13撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 14:13
大桑山です。もうピークはいいわ、と思い始める。
一旦林道に出て、再び登山道に入ります。もう一歩も引けない戦いに。
2012年03月20日 14:43撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 14:43
一旦林道に出て、再び登山道に入ります。もう一歩も引けない戦いに。
こんな薮、倒木があります。結構大変です。
2012年03月20日 14:58撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 14:58
こんな薮、倒木があります。結構大変です。
高指山です。何度ピークに出くわすんだ。ここからは余裕なく写真が飛びます。
2012年03月20日 15:08撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 15:08
高指山です。何度ピークに出くわすんだ。ここからは余裕なく写真が飛びます。
九鬼山です!まぁよくぞここまで来たという感じでした。
2012年03月20日 16:23撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 16:23
九鬼山です!まぁよくぞここまで来たという感じでした。
景色はいいんですけどね。富士山は見えません。
2012年03月20日 16:27撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 16:27
景色はいいんですけどね。富士山は見えません。
角度を変えて。
2012年03月20日 16:28撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 16:28
角度を変えて。
ここが禾生駅と田野倉駅への分岐です。
2012年03月20日 16:46撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 16:46
ここが禾生駅と田野倉駅への分岐です。
なんと!
2012年03月20日 16:55撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
5
3/20 16:55
なんと!
決して高くはない場所からですが、現代版の富嶽三十六景のような景色ですね。
2012年03月20日 16:55撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 16:55
決して高くはない場所からですが、現代版の富嶽三十六景のような景色ですね。
リニア実験線があります。そう言えばずっと何かの音が聞こえていました。これなのかな。
2012年03月20日 16:56撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 16:56
リニア実験線があります。そう言えばずっと何かの音が聞こえていました。これなのかな。
でもこの時間にはリニアは走っていませんでした。
2012年03月20日 16:56撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 16:56
でもこの時間にはリニアは走っていませんでした。
登山道を抜けました。やれやれ。
2012年03月20日 17:08撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
3/20 17:08
登山道を抜けました。やれやれ。
田野倉駅です。駅という感じがしないのは私だけ?
2012年03月20日 17:27撮影 by  u30D,S410D,u410D, OLYMPUS CORPORATION
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3/20 17:27
田野倉駅です。駅という感じがしないのは私だけ?

感想

きつかった…

と書くしかないだろうと、道中歩きながら思いました。
単独でここまで長く歩いたのは初めてでしたし、何せ細かい登り下りが足にくるのです。
山は標高ではない。改めて認識させられる登山でした。

まず御前山までの道がやたら急登で、ロープも張りまくりという凄いところでした。
奥多摩でもこんな急登は滅多にありません。ちょっと驚きました。

穏やかに晴れて天気は良く、時々風は吹いていましたが、もう冬の冷たい風ではありません。
汗をかいて歩いていると心地よい感じでした。春だなあと。
しかし、徐々にそれを感じている余裕はなくなりました。

3時間くらいはいつもと同じ感じで歩いていたのですが、矢平山を過ぎた辺りから明らかにきつくなりました。
そして、寺下峠に向かう下りで右ももが攣るアクシデントが発生!
しばらくストレッチするなどして快復を待ちましたが、どうにもならないのでそのまま歩くことに。
いつの間にか痛みは消え、普通に歩けるようになりました。

食事休憩をどこでとるか、倉岳山か高畑山かと思っていたのですが、
どう考えても高畑山までは体力、気力とももちそうにないので倉岳山にしました。
ラーメンとウインナーを持参したのですが、食欲がなくてラーメンだけになりました。
しかもかなり疲れていたこともあり、写真を撮るのも忘れました。
昼にかけて雲が出てしまい、富士山は見えませんでした。残念。

倉岳山からの急な下り登りはかなりきつく、撤退することも頭にチラつきました。
しかし時間的にはまだいけるし攻めの気持ちを取り戻して歩くことにしました。
林道に出た時は「登山道に戻るまで少し気を抜いて歩こう」と思いました。
体力的に厳しいのと、時間的に日没までに歩き終えられるかが心配でした。
そこで林道ぐらいは緊張せずに歩こうという意味でした。

鈴ヶ音峠から再び登山道。また急な登りですし、いきなり藪の中に突入。
これはヤマレコの記録で知っていたのですが、この段階でくると気が滅入ります。
しかもこの山域に入るとエスケープルートがない。
「ここまで来たら何が何でも最後まで歩くしかない!」と思いました。
いや、思うとかではなく、事実としてそうするしかありません。
脱出できるまでかなり長いので、ここに入るのは注意が必要です。

871m峰と思しき場所まで来た時には倒木に座り込んで軽食を摂りました。
ただなぜかこの瞬間気持ち的に「行ける」と思ったのでした。
時間的に16時台前半には九鬼山に着けるだろう、田野倉駅には日没までに行けそうだという目処が立ったからです。
気持ちは行動に出る。ここからはペースが上がりました。
道も徐々に良くなり、傾斜も緩くなりました。
分岐が見えた時「ふぅ。これで何とかなりそう」とひと安心。
「予定通り」16時台前半には九鬼山にたどり着きました。
ここでも富士山は見えませんでした。
念のためヘッドランプを装着しました。下りで足が動かなくなる可能性があったからです。
現に一度攣りました。足のダメージは相当なものがありました。

禾生駅への分岐を過ぎ、ようやく長い道のりが終わりを迎えつつあった頃、
急に左側の視界が開けました。
おお〜いい景色だなあと思った瞬間

富士山が見えた!

のであります。

「神様はいるな…」

と呟いたのでした。後半は誰とすれ違うこともない孤独な登山。
藪こぎあり足攣りありと厳しい道程でした。
まぁこの時期ですから景色は求めていませんが、晴天が曇ってしまう始末。
しかし、最後の最後で山の神が微笑んでくださった気がしました。

写真を見てもお分かりのとおり、ここから見る富士山は人の営みと同時に映ります。
それはまた大いに魅力的なものでした。
夕映えの中、無事に田野倉駅に着くことができました。

しかし、帰りはあまり無事ではなく…
冷たいジュースを飲んだのが良くなかったのか、お腹を壊してしまい二度も駅のトイレに駆け込むことに…
足が何度も攣ったことと合わせると、今日は体調が良くなかったのかな?と思いました。
まぁ道中ではなくて良かったと…

さて、2日経っても筋肉痛が抜けず、やはりダメージは相当なものがあります。
比較的丁寧に歩いてこれですから、距離や標高にかかわらず厳しいルートだと思います。
冬場に挑戦できる山を見つけました。また次の冬場に行くつもりです。

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コメント

kenzan1973さん、はじめまして。
アップダウンの多い長丁場。お疲れ様でした。
ずっと水場がないので、苦労されたのではないでしょうか。
このルート、ちょうど行こうと思っていたところだったので、とても参考になりました。

鈴ヶ音峠から九鬼山は、相変わらずの藪状態なのですね。
去年の5月にここを通ったときは、枝で傷だらけになってうんざりしましたが。
この時期でも大変そうですね。
覚悟して行ってこようと思います。
2012/3/24 21:14
ありがとうございます
westmalleさん、コメントいただきありがとうございます。
ちょっと水は少なくてですね、1Lしかなかったのでチョコチョコ飲みながらでした。
水を使うラーメンを食事にしたのが間違いですね(笑)

それにしてもwestmalleさんの登山はすごいですね。
記録を拝見して呆気に取られてしまいました。
今後もぜひお気をつけて。
2012/3/25 18:32
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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