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Yamareco

記録ID: 1769345
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ハイキング
九州・沖縄

吹雪の坊がつる

2019年03月23日(土) 〜 2019年03月24日(日)
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コースタイム

23日 長者原〜雨が池〜坊がつる着午後3時頃。
24日 坊がつる〜すがもり越え〜長者原帰着午後2時頃。
天候 23日夜、雪まじりの強風
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 この時季、野焼きが行われるので、事前に情報を得ておいたほうがよいでしょう。
雨が池越えで坊がつる到着。一面の焼け野原です。
2019年03月23日 14:52撮影 by  P01E, DoCoMo
1
3/23 14:52
雨が池越えで坊がつる到着。一面の焼け野原です。
久しぶりの大船山のアーベントロート。やっぱりかっこいい。
2019年03月23日 17:49撮影 by  P01E, DoCoMo
3/23 17:49
久しぶりの大船山のアーベントロート。やっぱりかっこいい。
深夜、強風。そしてばらばらとたたきつけるような雪。天気予報では快晴の予定だったのに・・・明けてみると山はこんな感じ。
2019年03月24日 05:57撮影 by  P01E, DoCoMo
3/24 5:57
深夜、強風。そしてばらばらとたたきつけるような雪。天気予報では快晴の予定だったのに・・・明けてみると山はこんな感じ。
北大船この時季としては、なかなかの雪景色。霧氷だろうか。
2019年03月24日 09:52撮影 by  P01E, DoCoMo
3/24 9:52
北大船この時季としては、なかなかの雪景色。霧氷だろうか。
日曜日の午前10時頃、法華院よりのぞむ大船。北大船の霧氷はまだ残っている。
2019年03月24日 10:45撮影 by  P01E, DoCoMo
3/24 10:45
日曜日の午前10時頃、法華院よりのぞむ大船。北大船の霧氷はまだ残っている。
日曜の午前11時前の法華院の談話室。この時間帯が談話室はいちばん閑散としている。大船朝駆けを敢行した朝は、だいたいこの時間に談話室で昼食をとる。
2019年03月24日 10:51撮影 by  P01E, DoCoMo
3/24 10:51
日曜の午前11時前の法華院の談話室。この時間帯が談話室はいちばん閑散としている。大船朝駆けを敢行した朝は、だいたいこの時間に談話室で昼食をとる。
撮影機器:

感想

気温は低めだが天気は良さそうなので、久しぶりに大船朝駆けをしようと長者原へ向かった。
ところがタデ原湿原への道には立ち入り禁止のロープが張られている。そうか! 今まさに野焼きのシーズンだった。
しかし、あと1時間くらいはだいじょうぶということで、あわてて湿原の木道を走り抜けて、坊がつるへ。

坊がつるへ着いてみると、こちらはすでに完璧に野焼き終了。
それでもツワモノどものテントが、ちらりほらり。
負けてなるものかと、さっそくテント設営。
テントを張るのも久しぶりだ。
このマウンテンダックスのテントのフライシートには、じつは二年前の野焼きの墨が刻印されている。
今回、さらに新たな黒い刻印が増えることになるだろう。

法華院温泉であたたまり、食事をすませて、冬用のシュラフにもぐりこんで、うとうとしようとしたが、なんとすごい強風。
風は深夜過ぎてもおさまる気配がない。
それどころかばらばらと何やらフライシートをたたく音。
おそるおそる外をのぞくと、びっくり!
一面の雪景色。

空にはどす黒い雲が渦を巻き、坊がつるは強風雪のなか、ガスに包まれている。
これはまずい、と思って、テントの設営状況を確認したが、どうやらだいじょうぶそう。
一晩中、風はおさまることはなかったが、テントはなんとかもちこたえた。
4時頃、目を覚まして、テントの外をのぞいたときは、ちぎれとぶ雲のかげから、月の光がこうこうと坊がつるを照らしていた。

結局、大船に登ることなく、坊がつるをあとにした。
登ったら、たぶんみごとな霧氷が見れたことだろうが、ひさびさのテント泊ということもあって、気力に欠けた。
それにしても、あの強風の中、ツェルトで頑張っている若者がいたのには、驚いた。

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