大分 九重 春はまだ遠かった、坊がつるキャンプ
大分県
shyguy
その他1人 - GPS
- 26:59
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 533m
- 下り
- 525m
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| 天候 | 曇りで寒くて、夜は雪で大風、次の日晴天 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所はありません |
| その他周辺情報 | 法華院温泉山荘 テント場利用（入村料一人一日）300円 利用時間午前9時まで 温泉入浴料 500円 何回でも入浴OK 入浴時間午後9時30まで |
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感想
今回のキャンプは色んな事があり、とても思い出深いキャンプとなった。
どんよりとした雲、気温4℃、うっ寒い！
通って来た牧ノ戸峠の駐車場も結構空いていた。長者原も空いているかも
案の定、トイレ近くのポールポディションに駐車することができた。
12KGのザックを担ぎ、いざ出陣！と思いきやタデ原湿原は、野焼きの為通行禁止
スガモリ方面に行く林道から自然研究路に迂回。
段々高度を上げて体を温める、雨ヶ池付近で息が白いので、温度を見ると2℃
先が思いやられる。この間唯一の展望所「ハロー・グッバイの丘」から、坊がつるを望む、黄色のテントが1張り見える。寒そう！
ようやく、法華院温泉山荘に到着、3時間半もかかってしまった。体力低下ですな。
本日は、法華院温泉山荘のテン場を利用、受付をして昼食の準備。
本日はカレーメシに、家で作った煮玉子。カレーメシは湯の多めに入れすぎ、スープカレー状態、ラーメンが良かったかも。
今回のテントは無謀にもミニピーク�兇離侫薀い里漾△海離謄鷯譴話鰐未�固くペグが通らないほど、しかも、木材やパレットを台にしてあり、自立型テントではないと設営が難しいのだ、以前、2人用の自立型テントを持っていたのだが、重量が2.5kgあり気に入らなかったので、処分した。広いテントと言うとミニピーク�兇靴�ないのだ、しかもワンポールの三角テント、風に弱い・・・・・。
よめさん、疲れたのか寝てしまった。
ここのテン場を使う時は、談話室をリビング兼キッチンに使う訳だが、利用者が多い
宴会が始まったり、登山客もビールを飲んだり、昼食を自炊したりと、余りに暇なので、よめさんを起こし温泉へ行く。貸し切り状態、しかし、お湯がぬるい、上から風が吹いて来る。寒い。この風でお湯の温度を下げているみたいだ。横に置いてあった発砲スチロールを浮かべ蓋にするが一向に温まらない。最終的には脱衣所のストーブで温まったしだいだ。
夕飯まで、談話室でウダウダする。隣では、福岡からの登山者達が宴会を始める、私の前では、外人さんが地図を見たり、書き物をしてる。声をかける度胸はあるが、英会話と言うと、毎日NHKの「おもてなしの基礎英語」を見ているが、私の喋れる英語は、「何処から来たの」と「仕事は何してるの」しか喋れないので話が続かない。そんな時に、北九州から来ている方からテント倒れてますよと、慌てて行くとポールが風で倒れていた。ペグ代わりに石を乗せテントを固定した。これで大丈夫だろう。
夕方にもなると、談話室では、夕食があちこちで始まる。天ぷらや鍋、焼肉等、我が家はと言うと、アルファー米に緊急用のレトルト食品、味気ない、次回は料理すっかな。そうそうお隣さんから鹿刺しを頂いた、生姜醤油であっさり美味かった。外人さんにも、鹿刺しを勧めていた。「鹿は英語なんだっけ？あっ！でぃあ！でぃあ！」ちょっと困惑していたが、一口パクッ！「・・・オイシイ」と言っていた。
寝る前に、もうひとっ風呂入りに行った、一度目よりも暖かい芯から温まった。
さて、就寝としますか、外に出るとキーンとした冷たさ、シュラフに滑り込む、毎回テン泊では、直ぐ寝付けない、結露した息が凍り、風で落ち降ってくる。テントと地面の隙間から雪が入りこんでくる。風の音とバラバラとフライに当たる音で目が覚める。1mmも満たない粉雪がテントに当たりバラバラと音を立てている。強風でテントが震えたと思ったら風にあおられ、テントがまくり上げ、左の大船山から黄色い月が上がっているのが見えた。マジか！シュラフから抜け出し設営のやり直し、前回より強固に石を組む、これで完璧だろう。自立型の2人用のテントいるな。
朝6：00起床、テントぶっ飛び事件であまり寝てない。外人さんもテントを撤収中、今日は、由布岳まで歩いて行くそうだ。よめさんを起こして朝食、ラーメンとパスタ、両方ともお湯でOK。外人さんも撤収が終わり朝食みたいだ、談話室も3人しかいないので色々聞いてみた。彼はデンマーク出身の23歳、デンマークからドイツ、ヨーロッパ、イラン、インド、パプアニューギニア、日本と世界中を旅をしているフォトグラファー、写真も色々見せてもらった、これをするのが彼の夢だったそうだ。私が熊本と言ったら「くまモン」のバッチを見せてくれた。最後に写真を撮り彼を見送った。
撤収も終わり出発の時間、今日はとても天気も晴れで暖かい、よめさんが「こんなに天気が良かったら1日ずらして来ればよかったね。」と言ったが、1日ずれれば、ぬるい温泉に入ったり、鹿刺しを食べたり、雪の中でテン泊したり、寝ていてテントがぶっ飛んだり、デンマークの彼と会ったりしなかっただろう。
今回のキャンプはとても良い思い出となった。
最後に、よめさんが帰りしな「2人用の新しいテント買おうかね」
私は心の中でガッツポーズをした。
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Grouser さん
土日、坊がつるにテントを張ってました。深夜にかけて、すごい強風と雪でしたね。さすがにびっくりしました。外人さんふたりとは温泉でいっしょでした。デンマークの人たちだったんですね。大船に朝駆けしようと思ってたのですが、気力がありませんでした・・・
土曜の晩の吹雪には参りました。テントもぶっ飛んだし、散々なキャンプでしたが、楽しかったキャンプでもありました。
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