ミツバ岳・権現山



- GPS
- 04:38
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 833m
- 下り
- 822m
コースタイム
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 4:28
天候 | くもりのちはれ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 中川温泉「ぶなの湯」2時間700円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
行動食
食器
地図(地形図)
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
山友さんに誘われて、旬のミツバ岳へ。
ミツマタには、ちょっとおどろおどろしいイメージがあったのですが、満開のミツマタはそれを覆すかわいいものでした。
滝壺橋近くの駐車場につくと、雨こそ降っていないもののどんよりした天気。
みんなで、ミツバ岳だけでもピストンしようかーという話で、とりあえず歩き始めました。
滝壺橋をわたるとすぐ右手に登山口がありました。
いきなり足場の細い急坂です。トラロープでガードしつつも、崩れ落ちているところもありました。
そこを過ぎると、道は山の中をジグザグに登っていきます。樹林帯のひたすらな登りです。
どんよりは山中も同じで、暗い雰囲気が漂います。
そして出会いは突然でした。まんまるに咲いたミツマタが道の端に咲いていました。
黄色が淡く幻想的な雰囲気です。
さらに登っていくと、斜面にミツマタがたくさん咲いているのが目に飛び込んできました。
はじめてのミツマタ群生に、目を奪われます。
暗い斜面に光さすような黄色い丸い花たち。
いくつもの花が、静かに咲いていました。
つづら折れの道は続き、振り返ると丹沢湖がかなり遠くに見えています。
だんだん傾斜が緩むと、再びミツマタの群生が向かう先に見えてきました。
まるで黄色いぼんぼりのようなミツマタが、私たちを迎えてくれます。
丹沢湖を見下ろすように密生していて、迫力もありました。
さらに登ると、ミツバ岳の標識がありました。
もちろんその斜面にもミツマタがたくさん。
厚い雲に覆われた空に、裾の方がうっすら見えている富士山の姿も確認できました。
晴れていたら、ミツマタと富士山の両方をみることができる景色のよいスポットになるはずです。そんなことを考えながら、それぞれしばらく写真撮影。
そして、雨も降っていないので権現山まで行ってみることにしました。
はじめは緩やかに下り、尾根上を進むと手前からまたジグザグな道が始まります。
登りはじめはやはり息があがり、しばらく無言で登っていきます。
ふと後ろから「あっ、富士山が!」と声が上がりました。
振り返ってみると、なんと向こう側には青空が見えて、そのなかに富士山がはっきり浮かんでいるのが見えました。
「うわーっ、奇跡だ」と、わたしも思わず感嘆の声をあげてしまいます。
さっきまでの雲が嘘のように消えていて、空が青く広がっていました。
傾斜が緩やかになり、少し登るとベンチで休憩する先行の登山者に迎えられました。
山頂はもう少し先だと教えていただき、空腹をこらえてまずは山頂へ。
山頂標識があり、木々の向こうに富士山が見えました。
権現山から丹沢湖まで下ろうかと考えていましたが、この富士山をみてしまったら、ミツバ岳へ戻りミツマタとのコラボを見たい!と思ってしまいます。
まずは腹ごしらえということで、さきほどのベンチまで戻りお昼ごはん♪
今日はコンビニおにぎりだ、とザックをあけるてハッとします。朝買ってきて、車においてきてしまいました(>_<)。
食べ物がないショックよりも、忘れる自分にショックを受けて、しばらくボー然。。
ザックに味噌汁と栄養ゼリーがあることを思いだし、やっと我に帰りました。
友達がおにぎりをひとつ分けてくれ、またおせんべいやフルーツなども持ってきてくれていたので、無事にお腹を満たせました。ありがたい限り、感謝です。
さて、富士山が見えるうちにミツバ岳へと戻りたいところ。食後すぐ、もと来た道を足早に下っていきます。
急ぎ30分ほどでミツバ岳へ戻ると、真っ先に富士山が見えるスポットへ。
目の前に富士山がしっかりと見えるではありませんか。もちろんミツマタ越しに♪
なんて絶景、すばらしいコンビネーション♪
空の青、富士の白、木々の緑、そして黄色いミツマタ。
絵画風景に迷いこんだかと錯覚しそうなほど。
日の光を浴びたミツマタは、朝より元気な顔で咲き誇って見えました。
そんな姿、景色を撮影していると時間を忘れてしまいます。
白い犬をつれた二人組が登ってくると、また絵画のアクセントにと、犬の撮影をさせていただきました。かわいい仔との時間も楽しく過ぎていきました。
下山はもと来た道をひたすら下ります。
日が射した登山道はまた朝とは違う表情で、特にミツマタの黄色が、金色に輝いているのが印象的でした。
丹沢湖まで下りても、最高の天気です。
駐車場からは湖畔ドライブでぶなの湯まで向かいます。
ぶなの湯の入口には、ミツマタの里という幟がたち、駐車場にも中庭にも満開のミツマタがありました。
朝からずっとミツマタに囲まれる一日、心もまんまるに明るい気持ちに包まれました。
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