八方尾根 春の嵐。


- GPS
- 32:00
- 距離
- 1.8km
- 登り
- 168m
- 下り
- 161m
コースタイム
2日目 7:34八方池山荘―8:14第1ケルン―8:44第2ケルン―8:55第1ケルン―9:25八方池山荘
天候 | 1日目 晴れ でも強風。 2日目 晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゴンドラ・リフト2基を乗り継いでゲレンデトップへ。八方アルペンライン往復乗車券は2,900です。 八方池山荘、2食付きで10,500円です。ちなみにこの日の宿泊者は5名で、8畳間を独占する事が出来ました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目 八方池山荘周辺を散策しようと、アイゼンを履いて外に出ると猛烈なブリザード。ほうほうのていで山荘に逃げ込みました。 2日目 強風が吹きすさぶ中、スノーシューを履いて山荘を出発。時々耐風姿勢を取りながら1ケルまでの急坂を登ります。1ケルからトイレまで、トイレから2ケルまで、開けた丘を歩きます。2ケルで引き返します。帰る頃には風も弱くなり、汗が出るほどの暖かさです。 |
その他周辺情報 | 「おびなたの湯」はclosed。 「みみずくの湯」に寄りました。 |
写真
感想
4月に入って寒波到来。山は雪でしょうが青空が広がっています。
ゴンドラアダムのチケット売り場、窓口の向こうには顔立ちの整った20歳前後のお姉さん。こちらの云ってる言葉は通じているようですが、何を云ってるのかさっぱり判らないチャイニーズのお姉さんです。暫くやり取りをして、らちがあかないのでようやく隣の女性が助太刀に。ゴンドラアダムは動いているが、その上のリフト2本は強風のため運転休止との事です。八方池山荘に予約しているのでアダムから先は歩いて登ると云うと、ゲレンデだから登れません。下に宿を取って明日登ってくださいと云う。
さてはてどうしたものか? 時間潰しに向かった八方温泉「おびなたの湯」はclosed。「みみずくの湯」へ寄りました。温泉でゆっくりしてから再びアダムのチケット売り場へ。すると、リフトは動き始めたとの事。強風の中、リフトに揺られて八方池山荘に行く事が出来ました。
山荘周辺を散策、ブリザードで身体はふらふら、顔が痛い、カメラが濡れる。早々に山荘の中へ。夕食までの時間、ビールを飲んで過ごします。夕食はたっぷり、腹一杯。今晩の宿泊者は5人のみ、8畳部屋をひとり占め。暖房ががんがん効いて暖かいのですが、外ではひと晩中嵐は止むことなく吹きすさび、びゅうびゅう、がたがた。深夜、目が覚めると強風、でも星空が広がっていました。
翌朝、強風は収まっていませんが、綺麗な日の出。残念ながらモルゲンロートは現れず。さてどうしたものか? 食堂の壁に掛かっていたシュカブラの写真、スタッフがそれを撮った場所を教えて呉れました。八方池の手前だそうです。今日は絶好のチャンスですと云われ、取り敢えず行けるところまで行く事にしました。スノーシューを履いてイザ出発。風は強いが青空。白馬三山、五竜・鹿島槍がクッキリ姿を見せています。数日来降り積もった雪が強風に飛ばされ、一面見事なシュカブラが形成されています。第1ケルンまで上がると不帰ノ峰が現れます。白き峰々に囲まれ、この広い八方尾根にはわたし一人。千変万化の雪模様に見とれながら写真を撮り捲くり、じっくり北アルプスの一端を堪能する事が出来ました。
毎年来ている八方尾根ですが、毎回違った顔を見せて呉れ、今年も行って良かった。また来年も。
強風でもリフト動いて良かったですね。
満天の星空も
真っ赤な日の出も
自然が作った雪の芸術も
見られて最高ですね。
もし帰りリフトが動かないとゲレンデ歩けない?しどうなるのでしょう?
andounouenさん、こんばんは。
春山の季節ですが、まだまだ冬山でした。
運よくリフトも動き始め、山荘まで行く事が出来ラッキーでした。
この強風のお陰で素晴らしい風紋に出会え、行って良かった八方尾根でした。
翌朝も強風でしたが、下山時、山荘に戻ってくる頃には風も弱まり、リフトも動き始めていました。リフトが動かないことも覚悟していましたが、ほっ、でした。
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