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Yamareco

記録ID: 178419
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無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

神流川最奥の山、西上州・諏訪山(無名沢を詰めて)

2012年03月26日(月) [日帰り]
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GPS
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距離
16.0km
登り
1,641m
下り
1,644m

コースタイム

駐車場7:20〜稜線9:00〜湯ノ沢の頭9:10〜避難小屋跡9:50〜1365mピーク10:10〜下ヤツウチグラ(三笠山)10:20〜諏訪山(上ヤツウチグラ)10:50〜下ヤツウチグラ11:45〜避難小屋跡12:20〜湯ノ沢の頭12:50〜駐車場14:00
天候 快晴、のち晴れ、時々曇り小雪(晴れの割合80〜90%)
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
公共交通機関がまったく不便なので、日帰りするならばクルマになるだろう。
この場合、登山口最寄りの坂下へは本庄児玉IC〜万場経由が一般的だが、時間的には下仁田IC〜下仁田〜磐戸から塩ノ沢峠方面に左折、萱の手前(「塩ノ沢峠」の標識に従うことなく、右上の弧状の高架橋に入る)から新しく開削された新塩ノ沢トンネル経由が、スムースかつ有意に早い。
浜平部落の道路際に「諏訪山登山口」の標識があり、約100台以上可能な整地された無料駐車場がある。
また、旧浜平鉱泉は閉鎖されて久しいが、駐車場へのトンネル手前にま新しい立ち寄り湯・浜平温泉『しおじの湯』がある(500円)
コース状況/
危険箇所等
神流川最奥の山・諏訪山、登路は楢原からの小倉山ルートと浜平からの湯ノ沢ルートがあるが、日航機事故以来、周辺道路の整備が著しく、ついリッパな道路に誘導されて浜平に行き着いてしまい、成り行き上、湯ノ沢コースを登った。

ところが、赤テープに惑わされて、つい、湯ノ沢の尾根1つ北側の無名沢(?)に“左折”してしまい、これを詰めることとなった(湯ノ沢は、あくまでも直進)
この沢は危険個所はまったくないが、急峻な詰めは小砂礫状で登りづらく、正常ルートよりも30分以上、よけいな時間を要したが、単純な往復を良しとしない、多少の変化を好む“変人”向きかもしれない。

湯ノ沢の頭から先は路型は明瞭だが、“避難小屋”の手前あたりは、前日(25日)に降った新雪の下が凍結しているので、大神楽沢側へのスリップに注意。
1304mピークや下ヤツウチグラへの登りにはハシゴやロープがあり、また下ヤツウチグラから諏訪山へはロープの急下降があるが、いずれも足場は豊富で、一般的な注意の範囲内。
諏訪山本峰から下ってすぐ右折、急下降して下ヤツウチグラへの廊下状の尾根に入るが、そのまま直進する恐れが無きにしもあらずなので、あくまでも右手の下ヤツウチグラのピークを目標に進む。
湯ノ沢の頭から下、浜平までは特に危険個所はないが、この時期、落葉がテンコ盛りになっており、山の斜面と判別がつかないところがある。

地味な山だけに登山者は少ないとみられ、そのためか登山道の整備はいま一つ、標識や真新しいテープは湯の沢の頭までは煩わしいほどあるが、その先はほとんどなし。
ただ、上州の山はどこでもそうだが、諏訪山も稜線から上には各種ツツジ類が多く、4〜5月はさぞ見事だろうと思われる。
平日、早朝の駐車場は他にクルマはなく、昨日の新雪が一面にうっすらと。
2012年03月27日 19:05撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/27 19:05
平日、早朝の駐車場は他にクルマはなく、昨日の新雪が一面にうっすらと。
駐車場手前の神社前を下って木橋を渡ると諏訪山登山口の案内板が。
2012年03月27日 19:06撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/27 19:06
駐車場手前の神社前を下って木橋を渡ると諏訪山登山口の案内板が。
湯ノ沢に入って作業小屋を過ぎてしばらく行くと、プチ三段ノ滑滝が。
2012年03月27日 15:04撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/27 15:04
湯ノ沢に入って作業小屋を過ぎてしばらく行くと、プチ三段ノ滑滝が。
次第に沢筋が狭くなって。両岸とも、昨日の新雪に覆われるようになりました。
2012年03月27日 19:06撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/27 19:06
次第に沢筋が狭くなって。両岸とも、昨日の新雪に覆われるようになりました。
この赤テープにつられてしまいました。
2012年03月27日 19:07撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/27 19:07
この赤テープにつられてしまいました。
無名沢(?)も源頭に近づき稜線が見えてきました。傾斜は写真で見る以上に急峻で、沢は二手に分かれ、左は岸壁なので右手の湯ノ沢と隔てる支尾根を目指します。
2012年03月27日 19:07撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
1
3/27 19:07
無名沢(?)も源頭に近づき稜線が見えてきました。傾斜は写真で見る以上に急峻で、沢は二手に分かれ、左は岸壁なので右手の湯ノ沢と隔てる支尾根を目指します。
支尾根をつめて小倉山ルートに合しました。
これは“無名沢ノ頭”ともいうべきもので、登山道は左下。
2012年03月27日 19:08撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/27 19:08
支尾根をつめて小倉山ルートに合しました。
これは“無名沢ノ頭”ともいうべきもので、登山道は左下。
左奥が湯ノ沢の頭。
右手楢原方面から歩いてきました。
2012年03月26日 12:52撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/26 12:52
左奥が湯ノ沢の頭。
右手楢原方面から歩いてきました。
途中で見えた1365mピークと下ヤツウチグラ。
2012年03月27日 19:09撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/27 19:09
途中で見えた1365mピークと下ヤツウチグラ。
避難小屋(?)
トタン屋根は穴があき、扉もなく風通しがよいが、コンロの風よけにはなるでしょう。
2012年03月27日 19:10撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/27 19:10
避難小屋(?)
トタン屋根は穴があき、扉もなく風通しがよいが、コンロの風よけにはなるでしょう。
1365mピークにかかる2段のハシゴ。
2012年03月27日 19:10撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/27 19:10
1365mピークにかかる2段のハシゴ。
つづくロープ。傾斜はありますが足場は十分です。
2012年03月27日 19:12撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/27 19:12
つづくロープ。傾斜はありますが足場は十分です。
1365mピークにあった“社”(!)
2012年03月26日 10:09撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/26 10:09
1365mピークにあった“社”(!)
ピークから来し方を振り返る。
2012年03月27日 19:11撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/27 19:11
ピークから来し方を振り返る。
下ヤツウチグラ(三笠山)が鋭い!
2012年03月27日 14:58撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/27 14:58
下ヤツウチグラ(三笠山)が鋭い!
下ヤツウチグラ、別名三笠山山頂(眺望よし)の御堂。
2012年03月26日 10:23撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/26 10:23
下ヤツウチグラ、別名三笠山山頂(眺望よし)の御堂。
諏訪山本峰です。
三笠山から約20分。
2012年03月26日 11:55撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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3/26 11:55
諏訪山本峰です。
三笠山から約20分。
浅間山。
2012年03月26日 11:51撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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3/26 11:51
浅間山。
天丸山〜帳付山の山並みがすぐお隣に大きい。
2012年03月26日 12:10撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
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3/26 12:10
天丸山〜帳付山の山並みがすぐお隣に大きい。
諏訪山へはいったん鞍部まで下って新雪の斜面を登る。
2012年03月26日 10:56撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/26 10:56
諏訪山へはいったん鞍部まで下って新雪の斜面を登る。
静かな木立のなか、眺望に乏しいの諏訪山の山頂。
北西にかろうじて浅間山が見える。

2012年03月26日 10:53撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/26 10:53
静かな木立のなか、眺望に乏しいの諏訪山の山頂。
北西にかろうじて浅間山が見える。

湯ノ沢の頭からは気持ちのよい尾根下り。
2012年03月26日 12:54撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/26 12:54
湯ノ沢の頭からは気持ちのよい尾根下り。
ここから湯ノ沢に入りますが、沢の源頭とは名ばかりで、しばらく小灌木の中のジグザグ下りです。
2012年03月26日 12:57撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/26 12:57
ここから湯ノ沢に入りますが、沢の源頭とは名ばかりで、しばらく小灌木の中のジグザグ下りです。
沢筋(?)の登山道は落葉がタップリ覆っていて、どこが山道やら・・・。
これを蹴散らしてゆくのだから、さぞ、足元は放射能に汚染されたのではないでしょうか。
2012年03月26日 13:12撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/26 13:12
沢筋(?)の登山道は落葉がタップリ覆っていて、どこが山道やら・・・。
これを蹴散らしてゆくのだから、さぞ、足元は放射能に汚染されたのではないでしょうか。
40分ほど下って、ようやく沢らしくなり、水音が聞こえてきました。
2012年03月26日 13:16撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/26 13:16
40分ほど下って、ようやく沢らしくなり、水音が聞こえてきました。
入り込んだ無名沢も知らぬ間に過ぎて、はや浜平の集落です。
2012年03月26日 14:05撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/26 14:05
入り込んだ無名沢も知らぬ間に過ぎて、はや浜平の集落です。
またらしい浜平温泉。
2012年03月26日 15:04撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
3/26 15:04
またらしい浜平温泉。
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