山行記録: 氷ノ山

コースタイム

スキー場(9:10)～ゲレンデ・トップ(9:30)～P1369(10:30)～三の丸(11:20)～氷ノ山(12:40/13:30)～ゲレンデ・トップ(15:30)～ゲレンデ下山(16:00)

天候	曇り時々霧雨
過去天気図（気象庁）	2012年03月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車ゲレンデ駐車場は無料。リフト券はゲレンデ内で購入。アクセスを調べる my出発地登録

感想

氷ノ山はバックカントリーをするものにとって、三の丸の広大な斜面を含めて関西でも有数の山域だ。

山崎インターを降車してからさらに下道を1時間。現地で山陰を旅行されていたHさんと合流してわかさ氷ノ山スキー場からスタート。終日ガス、ときどき霧雨。雨具の上下を着こんで臨む。

1回券250円×2回でトップへ。2本のリフトで1200m近くまで上がれるのはありがたい。ただ、2本目のリフトはいったん中間駅があり、そこで下された。

係員に「登るんなら終点まで行ったらいいよ」といわれ、2本目のリフトの下部まで滑走して乗りなおすことになる。なぜゲレンデ整備が2本目のリフトの中間駅でとまっているのか。大変わかりにくい…

ここからはシールを各々装着。取りつきの尾根は等高線がけっこう狭い。シール登行でほとんどクリアできたけど一部担ぐところもありました。

稜線に出るとさきほどまでの樹林帯はほとんど姿を消す。そして、あらためて本日がガスの中にいることを再確認する。ここが晴天であればさぞかし爽快であろう。

三の丸まではGPS、コンパスで読図をしながら氷ノ山までシールで通しました。先週の野伏の下山と同じ方向を見失うとあらぬ方向へいってしまうだろう。雪庇も所々にみられるが、危険個所はとくになし。K山さん、H矢さんは久しぶりのシール歩行で板との接着面が剥がれたりと補強の必要な場面もありました。

頂上小屋では国際スキー場方面からやってきたスノーシューのお客と出あう。帰りは三の丸まで滑降。三ノ丸はゲレンデ以上に広い大地。戸倉峠まで滑ることを考えていたが、今回は忠実にピストン。午前中に一度下されたリフト中間点まで戻ってから後は滑降しました。シールもザックも水分を含んでしまい、ゴアの雨具を着込んで大正解の一日でした。