八ヶ岳 中山尾根(下部岩壁のみ)
- GPS
- 11:44
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,122m
- 下り
- 1,120m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 5:50
- 合計
- 11:34
天候 | 快晴無風! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ●お風呂:もみの湯(650円) 17:00以降の値段設定がなくなり、少し値上げされました。 |
写真
感想
五竜G2中央稜の予定だったが、直前の降雪(白馬のガイドさん情報で、水曜に30cm、雪崩多数とのこと)で雪崩リスクが高いと判断し、八ヶ岳へ転進。
●アプローチ
先週末、林道の状態が悪かったと聞いた為、美濃戸口から出発。
体力温存で北沢を選択。この時期にしては、雪は多いように思う。
気温は、−8度ほど。
なかなか身体が温まらない。
●中山峠〜取付き
中山峠で装備装着が良いと思う(トイレ問題はあるが)。
友人パーティーが先行していることは知っていたが、他にもトレースあり。
(ありがとうございます!)
しばらくなだらかな樹林帯を進むと、途中から急登となり、樹林帯を抜けた先に横岳西面が広がる。
大同心〜小同心〜三又峰〜日ノ岳を真横から眺められる。圧巻。
尾根沿いに右へ回り込み、取付き手前のナイフリッジ前で休憩。
取付きには2パーティー。
この時点で、1ピッチだけ登って下山することを決め、のんびり待つことにする。
●中山尾根
1ピッチ目 yachimayuリード
2ピッチ目 Iさんリード
1ピッチ目
先行パーティーにトラブルがあり、11:00ようやく離陸。
雪がグズグズでルンゼ下に回り込むトラバースが良くなかったのと、先行パーティーがそこにいらっしゃった(でも、こちらが先行させて頂いた)ので、フェースを直登。
ピカピカのハンガーが多く打たれているが、くるくる回る。
出だしが細かく、アックスも効かない為、1ピン目にテンションで先を探り、身体を上げる。
ルンゼに回り込むと楽(おそらく、ルンゼの下から登るともっと楽?)。左上。
ハンガー&残置スリングの終了点が2箇所。
2ピッチ目
1ピッチ目終了点真上の大岩を左に回り込んで草付きが大道らしいが、草付きまでのトラバースがグズグズ。草付の雪も少なく、悪そうな為、大岩の脇を灌木まで。
スラブなので、えいやで行けなくはないが、安定剤としてカムが使える。
大岩直登もスラブっぽいがカムが使えて行けそうに見えたのだが、どうなのだろう。
灌木の上の岩の左から稜上にあがっていくようだ。
同ルート下降の為、後続パーティーが上がってくるのを待つ。
●下山
灌木から懸垂下降2ピッチで取り付きへ。
取付き手前のナイフリッジがグズグズで馬乗りで通過。
中山峠で装備解除している時、本日のトップだったという方とお会い出来ました。
膝〜ももラッセルで取り付きまで2時間かかったとのこと。
関西のKさん&Aさん、本当にありがとうございます!
72歳で中山尾根核心リード!
「もう20代とは行けないよねー」と言っていた自分たちを反省。
我々ひよっこ、まだまだ精進いたします!!
終日好天だった為、北沢は乾いた土の道となっていました。
<装備>
・ノミック
・リンクス(モノポイント)
・カムが使える
(しかし、トップの方は「使う場所あった?」と。使わなくても抜けられるのだろう。)
<感想>
体調が万全でなく、林道でスピードが上がらない。
土曜の天気が良すぎたけれど、日曜もそこまで悪くなかったのではないかと思うと、土曜鉱泉入り日曜アタックが確実だったか・・・と悔やまれる。
天候・コンディション・パートナーの都合・体調・・・全部が合うことは中々難しい。
山は逃げない。
また、行こう。
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