大寺山登山道調査
- GPS
- 02:01
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 871m
- 下り
- 880m
コースタイム
- 山行
- 2:01
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 2:02
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
諸畑橋から、鹿倉山と大寺山を結ぶ稜線までを歩いてみた。 諸畑橋からほんの50mほども歩くと、滝ノ澤橋があり、この橋を渡ったところから沢沿いに道があるから、ここから入山する。道は最初、踏み跡程度で判りにくい。しばらく行くと尾根を九十九折に登るようになる。かなりしつこく九十九折を繰り返した後に、尾根の直登になる。ときおり、直登の尾根から左にトラバース気味に進むルートがあり、このルートをしばらく行くと折り返して再度尾根に取り付くというような道の分岐がいくつかある。ただ、このトラバース気味のルートは、道が荒廃していて路肩が崩れそうな危ういトレイルになっているから、むしろ、多少きつくても尾根沿いに直登する方が安全なように思える。 尾根を直登して、標高950mくらいの地点から、ルートは尾根の左側をトラバース気味に進むようになる。この辺は、落ち葉が積もっており、道が判りにくいし、足元も崩れやすいので危険だ。実際、道を間違えて、最後には道が無くなり、強引に稜線に出る。稜線に出た地点は、大寺山の山頂から300mほど西の鞍部であった。そこから西に250mほど歩くと、「丹波山村鴨沢45分」の表示の道標があった。本来、登りの道は、ここに出てくるはずたったが、途中で、ルートを外れてしまったのだ。 下山は、この道標の地点から下る。しばらく行くと、見覚えのある道となり、振り返ると、左の方に道が分岐しているように踏み跡らしきものがあり、先ほどは、この左の方の踏み跡に進んでしまったらしいことが判った。 この後は、登った時と同じコースだが、尾根をときおりトラバースするように進み分岐道は危険なので通らずに、直登コースを下るようにした。 登りでしつこいほど繰り返した九十九折の道は、ターンの数を数えながら下りてみると、17回ターンがあったが、17回ターンした辺りで、また道が不明瞭になった。一度通って来た道なのに、道が判らないとは情けない話だが、やむなく道なき道を強引に進む。そして何とか、滝ノ澤橋に出る。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
手袋
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ナイフ
ツェルト
熊鈴
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感想
近々、仏舎利塔のある大寺山に、あまり山登りをしない人を二人案内することになった。ちょうど、その頃は櫻が咲いていそうで、花見なども出来そうだ。大寺山から鹿倉山を経て丹波に下りるというのが一般的なコースだが、鹿倉山には登らずに大寺山だけゆる〜りとハイキングしようと思う。頂上で仏像ながめながら花見をして、帰ってくる予定。その場合、山と高原地図にあるルートで行くなら、深山橋のところからピストンのみになる。それではつまらないので、諸畑橋から登って深山橋に下りるルートはどうだろうかと思った。しかし、諸畑橋から大寺山に登るルートはバリルートで、初心者が歩けそうな道なのか、一度様子を見ておく必要がある。そこで、今日はこの登山道の調査に行ったわけだ。
結論から言えば、このルートは、初心者には危ないかも知れないということだ。まあ、行って行けないことはないと思うが、けっこう道も荒廃しているし、踏み跡が不明瞭だったり、倒木があったり、あまり山を歩いたことがない人を、いきないりこんなルートに案内すると、そうとう不安を感じるのではないだろうか?
ということで、次回の大寺山花見登山は、深山橋からのピストンでいいや。
しかし、大寺山というのは、頂上に立派な仏舎利塔もあり、登山道をもう少し整備・保全すれば、もっと人気が出ると思う。特に、今回歩いた、諸畑橋からの登山ルートが、もう少し判り易く安全になれば、諸畑橋から大寺山に登り、深山橋に下山するお手軽なハイキングコースができる。おまけに、帰りに深山橋の近くの陣屋という蕎麦屋で蕎麦を食って帰るというお楽しみもあるではないか。
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