笑顔こぼれる★共に行く『聖地』小川山〜岩登り・焚き火料理・満開の桜・そして超有名人のサインまで〜動画付き


- GPS
- 11:21
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 451m
- 下り
- 426m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:57
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:25
天候 | 4/20 快晴 4/21 曇り時々晴れ 4/22 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ・三鷹市川上郷自然の村 テン場(1000円/張)はオープンしていましたが、まだトイレと水が使えない状態でした。宿泊棟の風呂は200円/人で使えますが、宿泊者が居ない時は沸かさないらしく日曜夜は使用できませんでした。 http://www.sizennomura.jp/ ・ナナーズ川上店 クライマー御用達のスーパーマーケット。食料からお酒、日用品までここでしっかりと地元消費をしていきましょう。敷地内にカラファテもあります。 ・南相木温泉「滝見の湯」 ナナーズから馬越峠を越えて30分。450円/人はリーズナブルですが、あくまでスーパー銭湯です。本格温泉を期待しないこと。 http://www.takiminoyu.com/ ・眞原(さねはら)桜並木 武川町の眞原(さねはら)地区に広がる牧草地の道路脇の桜並木で、 約750mもの桜のトンネルが伸びています。満開時には甲斐駒ヶ岳など南アルプスの残雪を眺めながら、桜吹雪のなかをゆったりと散策できます。 https://www.hokuto-kanko.jp/sp/sakura_sanehara |
写真
C)1週間前に大雪。小川山に行くべきか、場所を変えるべきかかなり悩んだ1週間でした。
伊)飛行機に乗る前に『土禁なので靴を脱ぎなさい』といわれました。。
C)一つのロープをかけると、難しくも優しくも登れるところを主にチョイスしました。
伊)2つ目の壁に来てカジャさんのチョイスに気が付きました。感動しまくりです
若)宮崎の比叡山はもっと広いです(笑)
伊)カジャさんの繊細な計画に安心して楽しむことができました
C)絵になるヒトだなぁ。wakatakeyaさんは笑顔作るからなぁ。。。
若)カメラを見ると顔とポーズを作る体質なんです
伊)焼きおにぎり石を発見した時の幸福感。ドヤ顔です
C)こういう時は自然な笑顔(笑)。イオタンさんととろける笑顔が映った映像を見て笑っちゃいましたよ。ちなみに下にいるのは甲斐犬のクマ美ちゃん。
C)このソバ、柔らかくてコシないんですよ(笑)九州のうどんは持ち上げただけで切れるくらい柔らかいという話でしたが、ソバはコシがあったほうがいいとか。
装備
個人装備 |
■クライミングギア関係→
シューズ
ハーネス
ヘルメット
チョーク
確保機
個人用のカラビナやスリング
■ロッジ泊装備一式→
寝袋
マット
ヘッドランプ
ランタン
■調理関係→
スプーン/フォークなど
■その他→
標高1500m位あります。夜は寒いので服装に注意。
サンダル
チェーンアイゼン
登山の装備
常備薬等
|
---|---|
共同装備 |
■クライミングギア関係→
シングルロープ60m
プレクリ棒
ファーストエイドキット
レジャーシート
クイックドロー長x2 / クイックドロー中x7 / クイックドロー短x1 / コングパニックインチキヌンチャク
c:スリング120x2 / スリング180x1 / 安全環付きカラビナx2 / カラビナx5(支点構築等最小限のもの)
キャメロットウルトラライト0.4番 / 0.5番 / 0.75番 / 1番 / 2番 / 3番
トポ
■調理関係→
調達:調理用食材
調味料
ガスカートリッジx2
コンロx2
コッヘル(1.8リットル)
フライパン
食器
調理器具(おたまとか)
|
感想
今回、九州からお二人が見えるという事でしたので、小川山をご案内しました。
しかし、オープンするはずだった金峰山荘が中旬の大雪で延期になってしまうというトラブルが。
わざわざ遠くからお見えになるので、ギリギリまで状況を調べ、判断、調整するのにはかなり難儀しましたが、晴天も続き、雪も解けたので、予定通り小川山に行けました。
ひとつ面白かったのは、写真を撮ってもらったりしたり撮ったこと。いつも2人なのでクライミング中はビレイしていて、クライマーの後ろ姿ばかり見ている訳ですが、
いざiotanさんのように岩の脇などから表情や仕草が捕らえられると、岩に向かう気持ちが見え隠れしたり、その人の楽しさなどが見えてきます。
それを見ると改めてクライミングとは岩が主体ではなく、そこに向かうヒトに面白さがあるのだと感じました。
小川山自体はホームグラウンドだし、既登ルートをご案内したので、クライミング自体が楽しいとか、特別な感想はありませんが、
しかし、やはり遠くから来られた方と、一緒に行動を共にし、岩を登ったり、パワーを感じたり、文化的な差異などを話しのネタに、時間を共に過ごしたことは、何か特別で大切な時間だったように思います。
はじめ、小川山をご案内するときに雪で登れないかもしれないと迷った時、絶対小川山じゃないといけないのか?とかなり迷いましたが、ひょっとしたら小川山でなくても良かったかなぁとも思いました。
いや、でも小川山を見て喜んだり、ジャック中根さんと一緒に写っているwakatakeya さんの満面の笑みを見ると、やっぱ小川山で良かったのかしらと思いますね(笑)
いずれにせよ、楽しんでいただけたようで、良かったです。
【4月19日(金)】
「人は何かを始めようとするときが一番臆病で、そして一番勇敢なのだ」
ANAの機内誌でそんな一文を目にした。岩壁を前にした時は、確かにそんな心境になるな〜と思うし、いま機上でまさにそんな気持でもある。僕は羽田へ向かう機上にいて、これから長野県の小川山へクライミングを楽しみに行こうとしているところだ。小川山は日本のヨセミテとも呼ばれる、クライマーの聖地。いつかは行きたいと思っていた場所だった。クライミングを始めて1年と9カ月、まさか小川山に来れるとは思ってもいなかった。
今回、ヤマレコで知り合ったカジャさんとマアムさんの二人にお願いして、出張ついでに小川山へ遠征する機会を得た。「何人でもご案内しますよ」とカジャさんが言ってくれたので、福岡の仲間内に声かけしたらイオタンが行きたいということで、機上の人となったというわけだ。
残念なことにマアムさんは仕事で小川山へは同行できないということで、この日はカジャさん宅で前夜祭。マアムさんの手料理を堪能しつつ、深夜まで飲んだ。
【4月20日(土)】
カジャさん宅を6時に出発し、レンタカーで小川山へ向かう。
都心から約3時間の道のりのあと、快晴の眼前に小川山の屋根岩が見えてきた。こうなるとテンションは上がりっぱなしで顔が緩む。午前10時、気温は15℃、晴れ。最高のコンディションのもと、僕らは金峰山荘に到着した。すでに多くの車が駐車している林道を抜け、まずはフェニックス岩へ。小川山の花崗岩は、宮崎の比叡山よりやや粒子が荒い感じで、フリクションが効いて登りやすい。5.9のルートでアップし、3本登ってランチ休憩。
続いて「小川山らしいスラブを登りましょう」、とスラブ状岩壁へ。
おお〜、これはまた楽しそうな…というか、やっぱスラブは怖い。ここで滑ったら花崗岩のガビガビで身体を削られるよな〜。そんな事を考えつつも、4本登って大満足。トップロープだったけど、「デロリンマン(5.11c/d)」は面白かった。16時半になっていたので川上村のナナーズで買い出しをし、キャンプ場へ向かう。焼肉とビール、ワインと日本酒で酔っ払い、23時頃に就寝。
【4月21日(日)】
今日は姉岩に行くことにする。
朝からイオタンに、「マラ岩の『マラ』って何か分かる?マライアキャリーじゃないよ?」とセクハラ発言をしつつ、金峰山川を渡渉しマラ岩の基部に着くと、すでに多くのクライマーが壁に取り付いていた。スゴイ…ツルッツルのフェイスじゃん。「これってグレードは幾つなんですか?」とクライマーに尋ねると、「13aかな」と。うへぇ、一生手が出せる気がしないな。若い女性がいたので思わず聞いてみた。「あのう、この岩を登れるようになるのって、週に何回クライミングして何年くらいかかるもんですか?」と。「私は週5回で、4年目ですね〜」だって…。
姉岩に到着すると、ここにも先客がいた。
駐車していた車のナンバーも関東から北陸まで色んな地域があったけど、やっぱり小川山は聖地なんだなぁ。そして「僕ら、福岡から来たんですよ!」って、つい言ってしまう(笑)。「九州ってどんな岩場があるんですか?」、「いいとこ沢山ありますよ〜」なんて話しつつ、2日目のクライミングに突入。姉岩は陽当たりも良く、高度感もあるので登ってて凄く気持ち良かった。
5本登って車に戻って帰りの準備をしていたら、マラ岩で13aを登っていたパーティも下山してきた。しかし、どうも様子がおかしい。パーティの一人が背負われていたので、よく見ると左足首が添え木されていた。どうも骨折したらしい。どういった状況かは分からないが、クライミングはそれなりに危険な遊び。僕らも心せねばと気を引き締めた。
さて下山してナナーズへ買い出しに向かったのだが、僕にはもう一つの目的があった。それは、クライミングショップ「カラファテ」にいるジャック中根さんに逢うこと。昨日の買い出しの時に、カジャさんから「カラファテに中根さん居ましたね」と言われたのだが、不覚にも気づかなかったのだ。今日もいるかな〜?と店内を覗くと…いた!「あのう、中根さんですか?岩と雪の『かかってきなさい!』もずっと読んでました!『クライミング道場』も持ってます!すみません、サイン下さい!写真も一緒に撮ってクダサイ!」
ああ、小川山に来てよかった(笑)。
しばし中根さんと談笑したところで、「ところで、この辺にいい温泉ってありませんか?」と僕は尋ねた。「それなら『滝見の湯』がオススメよ〜。すごく景色がいいから★」と中根さん。御礼を言って向かった温泉は、その名の通りに滝を見つつ入れる温泉だった…が、たいしたことは無かった。いや、名前負けでしょ、どうみても。ジャックさんて、クライミング以外はテキトーなんろうか?(笑)。
キャンプ場に戻って、今夜は焚火でホイル焼き。
熾火つくりから食材の切り出し、ホイルに包んで焼くまでカジャさんにオマカセ(笑)。これが美味くて、旨くて、酒はすすむは話は弾むはで、どうやって寝たのかよく覚えていません…。
【4月22日(月)】
今日は軽くドライブしつつ帰る。
今日の便で帰福するイオタンを八王子駅まで送ったら、マアムさんと合流して入間の「ベースキャンプ」でクライミングをする予定なのだ。途中、山梨側へ車を走らせ桜を観ようという話になった。そうして立ち寄った場所は、甲斐駒ケ岳をバックに桜吹雪が舞う並木通り。写真好きなカジャさんとイオタンの二人は夢中でシャッターを切ってた。
ランチはせっかくなので山梨名物「ほうとう」を食べようと、グーグル先生の教えに従って道を進む。案内されたお店は予約制とのことで閉まっていたが、蕎麦ならすぐ用意できるという。「あの〜、ホウトウが食べたくて来たんですけど…」と言うと、ホウトウは時間がかかるからね〜とやんわり断られる。「じゃ、蕎麦でお願いします」あまり時間もないので、仕方ない。
やがて蕎麦を運んできた主人が、「うちのホウトウは絶品で、外人さんも何杯もおかわりするんだよねぇ。人気あるんだよね〜」と…。あのう、結局食えないホウトウの自慢をされても…(笑)。まあ腹はふくれたし、帰りますか。
高速を降りてJR八王子駅でイオタンとはお別れ。
我々は「ベースキャンプ入間」へ。平山ユージさんが経営するこのジムは、福岡では見ないほどリード壁が充実したものだった。ここで九州出身クライマーの石松タイセイ君や名嶋祐樹君が働いてるんだ〜、と感激する。ここでマアムさんと合流し、6本程登って帰宅。カジャ邸で酒を飲んで、僕らのクライミングトリップは終了した。
今回の遠征が充実したものになったのは、カジャさんとマアムさんのお陰です。この場を借りて心から感謝を申し上げます。本当にありがとう。今度は九州に遊びに来てね。
ああ、やっぱり山はいいなあ。
頭が空っぽになって、心が一杯になる。
wakaさんの感想を読んで、本当に楽しまれたことがわかって安心しました。結構紆余曲折ありましたものね。金峰山荘の営業開始が遅れたりとか。。。
せめて月曜は有給とって岩場に向かうつもりだったのですが、抜けられない打ち合わせが3つも入ってしまい、がっくし(T . T)
でもこうやって遊んでいられるのもお仕事があるおかげ。。。
夕方からのジムクライミングに誘っていただいて、ほんと、よかったです。
wakaさんがリードで5.11台にトライするのを見ていて、はっと気がつきました。
今まで限界グレードはトップロープで練習していたけれど、ジムならリードでも安全にトライできるんだ!
セッションすると色々なことに気がつきますね。
また、機会があれば遊びに来てください。
私たちも九州に遠征したいなあ。冬とか快適に登れそうですものね。
クライミング旅に行きたーい(╹◡╹)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
編集が進みません
念願の小川山⛰ お天気にも恵まれて 最高だったみたいですね!
ワカさんの満面の笑みが想像できます(笑)
山登りもそうですが クライミングでも
色んな方と繋がって 遠征出来るって素敵ですねぇ✨
長崎も沢山岩場がありますので
九州遠征の際は 是非 お立ち寄り下さい😊
msclさんこんばんは
いつもクライミングの様子をレコで拝見させていただいております。
ワカさんにとっては小川山は、特別な存在だったようで、喜んでくれ、iotanさんは色々興味を持たれて撮影されていたようで、良かったです。
私自身は世間的に言われるような聖地のような感覚はありませんが(馴染みの土地。育った場所といった思い入れはありますが。)、遠い知らない土地に出向いて体験を共にする事は、いいものだなあと思います。
お二人からは、九州のさまざまな魅力的な話を聞かせていただきましたが、そのうちおとづれることがあれば、岩場等立ち寄ってみたいと思います。
なかなか尺を絞れないです
8分強の動画になってしまいました
https://youtu.be/SeuD1C6ib8c
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する