鳩ノ巣駅→城山北東尾根→城山(直下藪漕)→小・大楢峠→御岳表参道→芥場峠→大岳山巻道→馬頭刈尾根→瀬音の湯バス停

2012年04月08日(日) [日帰り]

• GPS: 10:26
• 距離: 20.5km
• 登り: 1,863m
• 下り: 1,930m

コースタイム

07:50鳩ノ巣駅
08:20鉄塔奥多摩線6号
09:24鳩の巣城山頂
09:47小楢峠
10:06大楢峠
11:20頃昼食
12:10神代ケヤキ
13:37大岳山荘
14:24富士見台
14:57つづら岩
15:56鶴脚山頂
16:15馬頭刈山頂
18:09瀬音の湯バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

鳩の巣城山城山への北東尾根直登は巡視路区間は問題ありません。
奥多摩線5号鉄塔への道標から城山直登は道は無く、
微かな踏み跡を薮漕ぎで強引に登るようになりますのでお勧めしません。
5号鉄塔への巡視路を素直に進んで北尾根の道へ合流したほうが良いです。
そもそも地形図にも奥多摩東部登山詳細図にもルートとして描かれていませんし。

その後のルートは大楢峠まではマイナーですが、
そこから先はメジャールートですので気を付ければ問題ありません。

写真

4/10 15:13

今日も今日とて鳩ノ巣駅から出発です。

いい天気です。

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城山北面直登ルートはこの階段から登ります。

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今日登る尾根が見えます。

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相変わらず林道工事中です。

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ここを右へ登り、

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この尾根を登ります。
左前への道は御岳山へ通じます。

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まずは奥多摩線6号鉄塔を目指します。

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すぐに見えてきました。

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大好きな真下から(^^)

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奥多摩線6号鉄塔です。

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次は5号を目指します。

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道はよく踏まれてわかりやすいです。

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こんな細い場所もあります。

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途中、イワウチワが少しだけ群生してました。

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モフモフの苔。

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ここで巡視路は北へ別れます。

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判りづらいですが踏み跡が続いてます。

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直登ルートはというと・・・
道がありません。
予想はしてたものの、もう少し踏み跡があると期待してたんですが。
素直に巡視路を北に進んで北尾根ルートに合流して登った方が無難ですが、
敢えて登ってみます。

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かろうじて人ひとり分の踏跡がありました。

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5mほど登って振り返って。
もう全く道ではなくなります。

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なんかもう・・・ね。

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地面はフカフカで斜面の角度が急(45度ぐらい)な割には危険度は低いです。

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ですが、薮漕ぎまくりです・・・疲れる。。。

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ようやっと上が開けてきました。
山頂近しです。

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鳩の巣城山頂。
鳩ノ巣駅からまだ1時間半ほどですが、
結構疲れました。

腹減ったのでおにぎりひとつ。

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小楢峠のコナラの樹と石祠です。

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20分ほどで大楢峠です。
大楢峠のコナラの樹も元気です。

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さて、予定ではここから鍋割山へ登るつもりでしたが、
思いの外城山の登りで脚にキテます。
やっぱり3週間空けると脚がナマリますね。
よって、距離は伸びますが、通常ルートで御嶽神社表参道へ向かいます。

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日陰には残雪があります。
昨日少し降ったのかな。

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カタクリが咲いてます。

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11時過ぎで少し早いですが昼食を摂ります。
今日はマルちゃん正麺味噌味です。

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具はいつもの100円ローソンの乾燥野菜です。

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今日はシンプルに出来上がり。
いただきます!

美味いけど、醤油味ほどインパクトが無いです、私には。
なので、胡椒少々、ニンニク粉たっぷり投入!!
残り汁におにぎりいれておじやも食べました。

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井戸ですが、水が出ませんでした。

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神代ケヤキの周りの足場が外されてました。
養生が終わったんですかね。

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天狗の腰掛杉。

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大岳山が見えてきました。

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大岳山荘は復活することは無さそうです。

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今日は山頂へは行かず巻きます。

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ここから初体験ルートです。

ワクワク・・・

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ここがこの間まで崩落してた場所でしょうか。
新しい木橋が2本掛かってました。

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巻道を歩いてきて右後ろ方向に分岐する道がありました。
おそらく大岳山直登ルートかと。
いつか確かめてみます。

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直登ルートを示す標識はありません。

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振り返って。
左、鋸山へ。
右、大岳山荘を経て御岳山へ。

ん?
根本に石票がありますよ。
「猿田彦大神」とありました。
さぁ、馬頭刈尾根へ突入です。

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途中、南側が開けてベンチが5-6個ありましたので一休みです。

ん?
んんん???

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あ!
富士山です!
ものすごーく薄っすらと富士山が見えてます!!
この画像でもなんとか見えてるんですが・・・見えますか?(^_^;)

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道標。

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右前へ下ると桧原白倉だそうです。
左前へ進みます。

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また小さく開けた場所がありました。
富士山見えてますが、この画像では見えません。

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ベンチがふたつ。

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富士見台到着。

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富士見台という割には富士山方向があまり開けてませんが、
一応富士山は見えます。
木々が伸びちゃったから眺望が狭くなってしまったのかな。

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これはどっちへ進むのが正解だ?

結局10m程先で合流しました。

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階段が設置してあり安心です。
が、一段の幅が少なくてちょっと危ないです。
手すりにつかまりながら慎重に。

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振り返って撮影。

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ふれあいメーターです。
ぱっこり出っ張った◯にCは何でしょう。

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ん?
岩登り?

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ここが有名なつづら岩ですか。
今日のこの時間(15時頃)は誰も居ませんでした。

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その先の切通のような鞍部を進みます。

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よく目立つロープがありました。
五日市署・山岳救助隊が設置したものらしいです。
ありがたや。

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南側が開けた場所から物凄くとんがった山が見えました。
登れるのでしょうか。

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分岐の道標です。

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ここを下れば千足バス停だそうです。

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鶴脚山頂に到着です。

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木々の向こうに大岳山が見えます。

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御岳山も、

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日の出山も見えます。

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あれ!?
先ほどの山頂碑より少し進んだ場所に鶴脚山頂札があります。
どっちが正しいのしょうか。
こちらの方が標高が高そうなので正解かと思うのですが。

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右杉林、左自然林を進みます。

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また分岐です。
振り返って撮影。

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馬頭刈山へは広い尾根になってきました。

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到着。

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歩いてきた馬頭刈尾根と、大岳山がよく見えます。

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山頂の様子。
誰もいません。
結局この日、馬頭刈尾根縦走ルートではひとりも遭いませんでした。

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富士の見える街づくりだそうです。

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高明神社跡です。

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鳥居をくぐり振り返って。
山岳神社ですね。

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天狗の腰掛小杉です。(←勝手に命名(^_^;))

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高明神社鳥居。
ここが一の鳥居になるのですかね。

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やっとこさバス停の名がある分岐まで来ました。

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もう陽が山向こうに落ちました。

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吊り橋を渡ります。

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瀬音の湯までもうひといき。

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両側に街を見下ろしながら歩きます。

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小さな社がありました。

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えらく細くなって橋のようになってます。
ちと怖い(^_^;)

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ここで右後気味に鋭角に下るとすぐに瀬音の湯駐車場です。
バス停は駐車場の一番奥、左側にありました。
なんだかかなり疲れてたらしく、この標識以降わけわからん写真が数枚撮れてたんですが、
駐車場もバス停も全く撮ってませんでした(笑)。

着替えを持って来ませんでしたので瀬音の湯には入らず、
売店で缶ビールを買い、無料の足湯だけ頂いてバスを待ちました。

4/10 15:14

武蔵五日市駅で電車発車待ちです。



おしまい

撮影機器：

LUMIX DMC-FT3 パナソニック

感想

giru

2012年2月26日に通った鳩の巣からの迂回路の尾根道が気になり登ってみました。
たぶん城山頂まで行けるのではないかと。

途中まではしっかりとした巡視路ですので楽しく歩けます。
小さいですがイワウチワの群生もありましたし。
巡視路が北側に逸れると直登ルートは無くなりました。
わずかな踏跡ががありましたが、人ひとりぶん程度です。
よって山頂直下100m程は薮漕ぎ急登で思いの外消耗しました。
植物繁茂期はもっと大変な薮漕ぎとなるでしょうから素直に巡視路を辿って、
北尾根に合流した方が賢明かと。

予定していた鍋割山へは登らなくて正解でした。
馬頭刈尾根の後半、鶴脚山付近から太ももに張りを感じ、
その後、下りでは微妙に膝の痛みが出てしまいました。
ここ数ヶ月というか、膝関節が痛くなった事はなかったのでちょっとビビりました。
でも騙し騙し、休み休みなんとか歩けましたので問題無しです。

今までは舗装路数キロを含む20キロは歩きましたが、
ほぼ山道20キロは初めて歩き通せたので今後の自信に繋がりました。