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Yamareco

記録ID: 181170
全員に公開
雪山ハイキング
東北

岩手山(焼走り、第一噴出口まで)

2012年04月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
pomchan4 その他9人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:54
距離
7.1km
登り
729m
下り
719m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:45 焼走り登山口駐車場着
8:00 自然散策路北側口
9:30 樹林帯入口付近
10:35 第二噴出口
11:10 第一噴出口
11:30 1,300m付近
11:45 第一噴火口
12:00〜12:20 テント場(第二噴火口裏)
13:40 自然散策路北側口
天候 晴れ、風おだやか。
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
アクセスは、ここを参考にどうぞ↓
http://www.iwatetabi.jp/spot/detail/03214/1193.html
コース状況/
危険箇所等
溶岩流はおおむね雪渡り気分で歩けるくらい固く、ただし昼過ぎには、溶岩流自然散策路(溶岩流の下の部分)のあたりは、雪が緩み始めているようで、時々踏み抜くことあり。溶岩も方々で顔を出しており、ワカン等での歩きも辛くなると予想されます。
今後は夏の登山口から入り、途中で溶岩流に抜ける道を歩くことになるそうです。

溶岩流から樹林帯に入ると、噴出口が見えなくなるので、方向に気をつけてること。(上坊方面に行かないように)

この時期、第一噴出口付近は、吹きさらしでガリガリになることが多いそうです。その場合噴出口の上に上がるには、アイゼンが必要です。

樹林帯を抜けてさらに山頂方向を目指すなら、アイゼン・ピッケル必須です。
駐車場を出発。
自然散策路からのスタートです。岩手山の中腹、森林と砂礫の境目あたりに、ニキビのような噴出口あとが縦に連なっています。今日の目的地です。
2012年04月08日 07:55撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
4/8 7:55
自然散策路からのスタートです。岩手山の中腹、森林と砂礫の境目あたりに、ニキビのような噴出口あとが縦に連なっています。今日の目的地です。
溶岩流の上の雪は固く、沈みません。昨日のトレースでしょうか?あとをたどります。
2012年04月08日 08:36撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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4/8 8:36
溶岩流の上の雪は固く、沈みません。昨日のトレースでしょうか?あとをたどります。
それにしても、いい天気、いいながめ!
2012年04月08日 09:23撮影 by  iPhone 4S, Apple
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4/8 9:23
それにしても、いい天気、いいながめ!
樹林帯に入り、トレースが消えました。ここからは、噴出口が見えません。ベテランのNさんがラッセルしながらルートを取ってくれました。雪は重く、くるぶし〜すねくらいまで沈んでいました。
2012年04月08日 10:17撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
4/8 10:17
樹林帯に入り、トレースが消えました。ここからは、噴出口が見えません。ベテランのNさんがラッセルしながらルートを取ってくれました。雪は重く、くるぶし〜すねくらいまで沈んでいました。
第二噴出口へあがります。
2012年04月08日 10:31撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
4/8 10:31
第二噴出口へあがります。
ここまで、来たよ〜(^o^)
2012年04月08日 10:32撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
4/8 10:32
ここまで、来たよ〜(^o^)
先日登った姫神山と、同じくらいの標高のはず。
2012年04月08日 10:36撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
4/8 10:36
先日登った姫神山と、同じくらいの標高のはず。
中央右よりに、七時雨山。
2012年04月08日 10:36撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
4/8 10:36
中央右よりに、七時雨山。
溶岩流を見下ろす。歩いてきたトレースが見えました。溶岩流の左(北)寄りを歩いてきました。ここから、さらに第一噴出口へ。
2012年04月08日 10:41撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/8 10:41
溶岩流を見下ろす。歩いてきたトレースが見えました。溶岩流の左(北)寄りを歩いてきました。ここから、さらに第一噴出口へ。
第一噴出口から山頂を見上げる。砂礫帯に障害物がないので、距離感が狂い、ちょっと怖いけど行けそうな気がしてしまいました。(錯覚です==;)
2012年04月08日 11:11撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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4/8 11:11
第一噴出口から山頂を見上げる。砂礫帯に障害物がないので、距離感が狂い、ちょっと怖いけど行けそうな気がしてしまいました。(錯覚です==;)
初夏にコマクサを見に来たとき、見た覚えのあるものが。
2012年04月08日 11:11撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
4/8 11:11
初夏にコマクサを見に来たとき、見た覚えのあるものが。
ちょっとあがって第一噴出口を見下ろす。高度感があります。山スキーの方々も登ってきていました。
2012年04月08日 11:13撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
4/8 11:13
ちょっとあがって第一噴出口を見下ろす。高度感があります。山スキーの方々も登ってきていました。
さらにズンズン直登し、木がなくなり、1,300m近くまで。ここら辺の雪は、湿り気は少なかったです。
2012年04月08日 11:30撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
4/8 11:30
さらにズンズン直登し、木がなくなり、1,300m近くまで。ここら辺の雪は、湿り気は少なかったです。
山頂を見上げる。今日は、もしかしたらツボ足で山頂まで行けた(といっても、途中からアイゼンとピッケル必要)かもしれない、恵まれた良い天気とのこと。途中でテン泊しながら行くと良いらしい。
2012年04月08日 11:31撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
4/8 11:31
山頂を見上げる。今日は、もしかしたらツボ足で山頂まで行けた(といっても、途中からアイゼンとピッケル必要)かもしれない、恵まれた良い天気とのこと。途中でテン泊しながら行くと良いらしい。
カシミールからマップカッターで切り出した地図+イドンナップ氏の地図、拡大したら少しずれていた(作り方が悪くてずれてしまった?)
カシミールからマップカッターで切り出した地図+イドンナップ氏の地図、拡大したら少しずれていた(作り方が悪くてずれてしまった?)
第一噴出口まで降りてきました。
2012年04月08日 11:44撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
4/8 11:44
第一噴出口まで降りてきました。
この景色に別れを惜しみつつ…。
2012年04月08日 11:46撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
4/8 11:46
この景色に別れを惜しみつつ…。
風を避けて、第二噴出口の後ろ側のくぼ地で昼食。ここがテント場になるのだそうです。
2012年04月08日 12:15撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
4/8 12:15
風を避けて、第二噴出口の後ろ側のくぼ地で昼食。ここがテント場になるのだそうです。
溶岩流から振り返る。岩手山の中腹、第一噴出口の上の直線は、今日、私たちがつけて来たトレースです。肉眼では、その左側には、山スキーの方々がつけたシュプールも見えました。
2012年04月08日 13:00撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
4/8 13:00
溶岩流から振り返る。岩手山の中腹、第一噴出口の上の直線は、今日、私たちがつけて来たトレースです。肉眼では、その左側には、山スキーの方々がつけたシュプールも見えました。
どこまでも、溶岩流を進む。ここは、冬の今しか歩けません。
2012年04月08日 13:18撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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4/8 13:18
どこまでも、溶岩流を進む。ここは、冬の今しか歩けません。
溶岩流も終わりに近づいてきました。さらに振り返る…。
2012年04月08日 13:29撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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4/8 13:29
溶岩流も終わりに近づいてきました。さらに振り返る…。
またまた振り返る。後ろ髪を引かれるって、こんな感じでしょうか。
ところで、山頂まで直登できるものなのでしょうか?ここでは、雪崩は起きないものでしょうか?(風で雪が飛ばされて積雪は多くないのかも?)
初めての雪の焼走り、知らないことがたくさんあります。
2012年04月08日 13:30撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/8 13:30
またまた振り返る。後ろ髪を引かれるって、こんな感じでしょうか。
ところで、山頂まで直登できるものなのでしょうか?ここでは、雪崩は起きないものでしょうか?(風で雪が飛ばされて積雪は多くないのかも?)
初めての雪の焼走り、知らないことがたくさんあります。
拡大。kのように見えますが、「く」の部分は木です。「l」の部分がトレースです。山頂付近の岩流帯のあたりは、陽に照らされると光っていました。ガリガリかな…。
2012年04月08日 13:30撮影 by  iPhone 4S, Apple
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4/8 13:30
拡大。kのように見えますが、「く」の部分は木です。「l」の部分がトレースです。山頂付近の岩流帯のあたりは、陽に照らされると光っていました。ガリガリかな…。

感想

会山行で残雪期の焼走りに行ってきました。
目指すは第一噴火口、でしたが、その少し上まで歩いてみました。

全行程のほとんどをツボ足で行動しました。
スタートは自然散策路入口からあがり、トレースを辿って樹林帯へ。すぐにトレースがなくなったので、そこからは、ここを熟知した人が先頭でラッセル(くるぶしくらい〜時々ひざ下)しつつ第二噴火口へと導いてくれました。

第二から第一は見えるところにあり、皆で先頭を交替してラッセル。後ろからスキーハイクの人達が追い抜いていき、私もそのスキーのトレースをラッセルしてみましたが、雪が重く、のたりのたりと思ったように歩けませんでした。他の方に先頭を変わると、ぐんぐん進んでいきます。まったく、悲しいくらい、脚力が非力な私です…。
それでも、やっぱり、雪山は楽しい!
せっかく背負っていったスノーシューなので、下山時に溶岩流に入ってから履いて歩きました。はじめから、履いていれば良かった…。でも、皆でツボ足だったので、パーティ行動で一人だけスノーシューは気が引けたましたもので…。

もっとこのルート(溶岩流を最短で歩くルート!樹林帯に入ってから第二に向かうルート!)を熟知したいと思いました。傾斜はあるので上方向はわかるものの、全体に尾根筋や谷筋の起伏に乏しいので、まっすぐ第二噴火口に到達するルートを憶えたいです。

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コメント

ゲスト
こんにちは!
 焼走りの第2噴出口まで行かれたんですね。地味ーに距離があって辛いですよねぇ・・・。会山行だとトレーニング目的でもあるんですかね?
 第1噴出口までが・・・(苦
 その先の樹林から抜けると、笑顔になりますネ。その先に見える大斜面、眼下に見える景色は堪らないですよね〜。熟練された方のルートだと直線的に最短で行かれるんでしょうから早そうですね
2012/4/10 18:05
kacchiさん、こんばんは(^-^)
大勢で行くメリットは、
①経験者がいるので道に迷わない
②ラッセルも交代、踏みならされるのでツボ足でも楽々
があります。
私のような 経験が浅いものが、自分のレベルを超えた場所まで行けるというのもあります。

しかしながら、歩き方を覚えたら、ぜひ単独か2〜3人の少数で、あまりトレースがない時にルートファインディングをしながら行ってみたいという、ひそかな野望(無謀?)も持って帰ってきました

雪山って、なんて楽しいんでしょう
2012/4/10 21:48
pomchan4さん、今晩は。
この日、私は岩手山を眺め眺め八幡平を歩いていました、八幡平から見ていたら雲が随分かかっていた様に見えたんですが、ずっといい天気だったみたいですね

岩手県では、まだしばらくは雪山を楽しめそうですから、いろいろな山へ行って見たいですね
2012/4/10 22:28
恐る恐る、未知の世界へ。
MSFANさん ありがとうございます。

雪の八幡平も、行ってみたいところです。
山スキーをなさるんですね。できる方がうらやましいです。
この日出会った山スキーの方々が、樹林帯の中も颯爽と滑走していかれ、とても格好良かったです。とても迫力がありました。

まだ慣れない雪山ですが、魅力タップリ。
発刊の古いものですけど「いわての雪山&ハイキング」の本まで買ってしまいました
あの景色、空の青、肺に感じる冷たい空気…全てがたまりません
2012/4/10 22:45
雪の岩手山は懐かしいな♪
pomchan4さん、こんばんは!

溶岩流を突き進むだなんて楽しそう
やはり、岩手山の景色はダイナミックで惹かれるものがありますね!

今年は、絶対に岩手山に挑戦したいと思います
2012/4/13 20:54
直登!
こんばんは。

雪の締まった春山の、
この時期ならではのまったりした岩手山ながら、
第一噴出口の先は、私にはド迫力でした

きっと、学生時代に厳冬期の馬返し7合目から
外輪山に直登したに違いないtaku-jiroさんなら、
あの滑落したらお仕舞いになりそうな斜面を
まっすぐ山頂に行っちゃうかもしれませんね
2012/4/13 21:35
プロフィール画像
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