西吾妻山…二十日平ルート


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 750m
- 下り
- 1,134m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 3:49
天候 | 快晴 -5℃ 山頂部は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標高1400mより上の雪は積雪2m以上で滑走に問題なし。二十日平手前から枝がうるさくなり、中ノ沢に下りる斜面では、枝・藪・雪切れの見極めが上手くいかないと進退際まします。中ノ沢の渡渉は少し探せば渡渉ポイントは見つかるでしょう。 |
写真
感想
今季ラストの西吾妻山は、ゴンドラを使わず、小野川不動尊P→西大巓→西吾妻→小野川不動尊Pの距離=16km、登り標高差=1200mのルートで実行する予定でしたが、行ってみてビックリ! 下部の雪がほとんどない。
自分はスキー場の積雪140cmの情報を基に、下部の雪も充分だろうと思っていましたが、スキー場の雪は人工降雪機で懸命に守られた積雪。自分の情報収集の甘さを痛感しました。また、遠目で見ても自分が計画したルートには藪が立っていて、スキーを背負って急斜面の藪を突破するのは不可能。
そんなわけで計画を変更。ゴンドラで山頂駅まで上がりながら積雪の状態を観察し、可能ならば二十日平ルート、無理なら山頂往復ルートにすることに。ゴンドラから見る限り、二十日平方面は藪は出ているものの何とか滑走出来そう。少々リスキーですがこのルートで行くことに。
西大巓までの登りは順調。さて、東斜面を滑走しようとすると団体さんの滑った後で雪面はギトギト。パウダーなら問題ないのですがやや重めの雪だったので、転倒のリスクを避け尾根上を滑走することに。カリカリの斜面でしたが、ギトギトの斜面よりはマシでした。
西吾妻までの登りでは、今まで見たことが無い風景が広がっていて、シラビソに霧氷が大量に付着し、だんだんと樹氷に成長していく途中の過程が見て取れました。今後はモンスターに成長することはないものの、貴重な自然現象を見ることが出来て来た甲斐がありましした。
西吾妻山頂からの滑降は、最初はカリカリ斜面でしたが、次第にザラメの快適斜面になり、中腹まで快適滑走が楽しめました。その下は想定内の重い雪で板があまり走らず難儀。さらに、下部では枝がうるさくなり、二十日平から下は藪・雪切れがあちこちにあり、ルート取りを誤ると進退窮まる状況でした。幸い、自分の勘が正確に働き、スキーを外すことなく中ノ沢へ。
中ノ沢の渡渉ポイントはあちこちにありますが、沢付近の雪を踏み抜くとドボンの危険があり、慎重なルート見極めが必要です。
当初は、ゲレンデに下りず中ノ沢沿いに下る予定でしたが、ここも雪切れで無理。営業を終了したゲレンデを雪をきわどく繋ぎながら滑走しました。パトロールの方が自分の方をじ〜と見ていて、すいませんでしたの準備をしていましたが、自分が背負っているザックを見て状況を理解したのか、何も声掛けはありませんでした。申し訳ありません。来年は、雪のあるうちにこのルートを実行したいと思います。
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