三ツ峠山から新倉山へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,389m
- 下り
- 1,160m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:30
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:京王高速バス・富士急ハイランドバス停から新宿行きに乗車(予約) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全コースほぼ南面なので,トレイル上に雪はなし。心配だった泥濘もごくわずか。 |
その他周辺情報 | 富士急ハイランドの南に「ふじやま温泉」(休日料金\1800)あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
GPS
日焼け止め
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|---|
備考 | 下山後に履いたビーチサンダル |
感想
前回の小金沢連嶺のハイクでは残雪に苦労しました。4月後半でも,標高が2,000メートル前後の山では北斜面や日陰では雪が深かったりアイスバーンになっていたりするので,今回は主に山の南面をたどる三ツ峠山(1,785m)の周回コースを設定しました。
三ツ峠山にはこれまで2回登ったことがありますが,スタート地点は南側にある富士急行線の三つ峠駅です。目指す頂上には鉄塔が立っているので,列車の窓からも確認できます。駅の標高は616メートルあり,登山口に続く舗装路も上り基調なので標高を順調に稼いでいきます。
この日はゴールデンウィーク2日目,しかも好天の日曜日とあって,ハイカーの姿もちらほら見かけます。登山口から頂上までは3kmほどしかなく,よく整備された登山道が続きます。雪は不二石の手前から見かけるようになりますが,ほとんど解けていて問題はありません。斜面のトラバースでもトレイルの上に雪はなく,むしろ雪よりも気がかりだった雪解け後の泥濘もごくわずかで,泥が飛び散るほどではありません。唯一,谷側に傾斜した雪のついた木道を通るときに,少しだけ緊張しました。
岩登りの名所,屏風岩を9時前に通過すると,いくつかのグループが訓練中です。このあと,最後の階段を登りきれば三ツ峠山の頂上です。以前に来たときは山頂までの階段はありませんでしたが,新しく広い階段が整備されていて,そのために少し達成感が減った感じがします。春にしては空気が澄んでいて,まだ雪深い南アルプスから八ヶ岳がくっきりと見渡せます。
ここからは南西の方向にある霜山(1,302m)へと向かいます。ちょうど進行方向が富士山と重なるので,富士山を見ながらの文字どおり「富士見ハイキング」です。途中の送電線の鉄塔からは,ゴール地点の富士急ハイランドのジェットコースターも確認できます。このルートでは「ウルトラトレイル・マウントフジ」が2日前に開催されたばかりで,その名残の標識やテープがルート上にあちこちにまだ残っています。高低差がなく,クッションのある道はスピードを出して駆け抜けるにはちょうどよいのでしょう。
霜山には新倉山(あらくらやま:1,180m)への分岐がありますが,標識は小さくて目立たないものがあるだけです。いきなりロープが張られた急下降から始まりますが,後ろ向きで降りるほど急ではありません。ただし,下から登るときは,かなり体力を消耗しそうです。30分ほど下ってくると,御殿と呼ばれる富士山の絶景ポイントがあります。この下にある新倉山浅間公園はインスタ映えする写真が撮れることで有名ですが,静かに富士山を眺めるなら,こちらのほうがおすすめです。
その新倉山浅間公園まで下ると,富士山と五重塔と桜が1枚の写真に収められる花見のシーズンほどではありませんが,予想通り内外からの観光客で賑わっています。紅葉の時期もそれなりに賑わうことでしょう。神社の長い石段を下ると,富士吉田市内をゴール地点の「ふじやま温泉」に向かいます。距離が4キロメートル近くあるので,ずいぶん長く感じますが,12時過ぎに到着。温泉にゆっくり入り,予約してあった3時48分発(渋滞のため20分遅れ)の新宿行きバスに乗って楽に帰宅しました。
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