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Yamareco

記録ID: 181619
全員に公開
山滑走
磐梯・吾妻・安達太良

東吾妻山

2012年04月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
ebi0813 その他22人
GPS
05:59
距離
9.0km
登り
325m
下り
1,030m

コースタイム

箕輪スキー場-<バス>-1000のゲートオープン待ち
 -1040磐梯吾妻スカイライン塩ノ川の橋(1620m)発-1125小休止1135
 -1200東吾妻山稜線1940m地点にて小休止・シール剥がす1220
 -1310 1620m地点にて大休止1355-1555小休止1610-1635蒲谷地部落着

※滑走時はちょくちょく立ち止まって人数確認を行っていたため時間がかかっています。
天候 2012/4/8(日) 曇→曇時々晴
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
箕輪スキー場に自家用車で集合⇒バスで磐梯吾妻スカイライン鳥子平まで移動
〜山滑走〜
蒲谷地部落にてデポ車分乗⇒箕輪スキー場
コース状況/
危険箇所等
■道・コース状況
・コース全体にわたって危険箇所はなかった
・磐梯吾妻スカイラインは例年以上の積雪量で道路の側壁高さは2m以上。
 塩ノ川の橋の土湯峠側(箕輪スキー場発で手前)は壁が低く取付点にできる。
・磐梯吾妻スカイラインは完全積雪路。急坂ヘアピンカーブもあり運転注意。
・蒲谷地部落から県道70までは深い轍の状態で最低地上高の低い車は腹をこする。
・蒲谷地部落のデポスペースは地元の方に雪かきしていただいた模様。いつも駐車できるとはかぎらない。

■登山ポスト
箕輪スキー場

■下山後の温泉
磐梯熱海に日帰り温泉施設,日帰り入浴可の旅館多数あり。
http://www.bandaiatami.or.jp/dayplan/
東吾妻の稜線が近付く。大隊列(これでも半分!)
2012年04月08日 11:41撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
4/8 11:41
東吾妻の稜線が近付く。大隊列(これでも半分!)
2012年04月08日 11:57撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/8 11:57
休憩中〜
2012年04月08日 14:59撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/8 14:59
休憩中〜
午後暫くして青空が出ました
2012年04月08日 15:32撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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4/8 15:32
午後暫くして青空が出ました
2012年04月08日 15:32撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/8 15:32
無事下山!みんな腿がパンパンです。
2012年04月08日 16:39撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/8 16:39
無事下山!みんな腿がパンパンです。

感想

「煙突おじさん」からMLに下記のような募集が流れた。

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  今年も磐梯吾妻スカイライン、レークライン、ゴールドラインが11月15日まで無料になりました。
  今年は例年になく雪が多いです。
  5月の連休まで雪はたっぷりあります。
  春スキーに是非お出で下さい。

  東吾妻山→蒲谷地部落までの山スキーを計画しました。
  標高差1150m、延長距離は約11kmの東北屈指のロングコースです。
  斜面も中斜面の連続でまさに山スキー向きのコースです。

  今年もスカイライン開通日(4月8日10:00)に合わせて、東吾妻山頂→蒲谷地山スキーを実施します。

  煙突おじさんのblog http://blogs.yahoo.co.jp/kurtuk303
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面白そう!ってことで参加させていただくことにした。
以下個人日記

事前に煙突おじさんからGPSのWP、ルートデータが送られてきて、アップロードしておく。
MLとブログで募集したところ、総勢23名の参加者!当初は取付までタクシーを手配されるとのことだったが
バスのチャーターに変更、下山口のデポ車も計6台!(これらのアレンジはすべて煙突おじさん)
日頃、登山道で団体に遭遇するたびに「・・・・・」と感じていたため、大きな期待と若干の不安で当日をむかえた。

磐梯熱海IC経由で箕輪スキー場へ。途中の県道24はカチンコチンの凍結山道で、到着前から嫌な汗をかいてしまう。
指定された駐車場へ向かうと、山スキー装備の方々がたくさんおられ、「もしかして煙突おじさんの山スキーに
参加されるのですか?」と訊ねるとみなさんそうだと。あ〜よかった、間に合った。
集合場所のレストハウスに向かう。参加者がすでに大勢おられ、ご挨拶する。暫くすると主催者の「煙突おじさん」が
デポ車回送組を引き連れて颯爽と登場。
「今のうちにトイレ行く人は行って。それ以外の人は荷物をここに置いて2階へ。」と号令をかける。
参加者22名は大半がさきほど初めて顔を合わせたばかりのパーティにもかかわらずキビキビと号令に従う。
2階の広間で煙突おじさんによる点呼、オリエンテーション、バス代徴収などが粛々と行われ、「じゃ、行きます」
の掛け声とともに一団は階下へ。ものすごい統率力と団結力。これは楽しいパーティになりそうだ!!!

小型バスに乗り込む。一路、磐梯吾妻スカイラインへ。両脇へ座っておられたチーム福島の方々から福島周辺の
山スキー事情をあれこれ教えてもらう。もうすぐゲートというところで前方に渋滞。10時のゲートオープンに
合わせて来る人がこんなにいっぱいいるんだ!高湯側ゲートでは大々的なセレモニーも執り行われるらしい。
途中で登れなくなった車が道を塞ぐアクシデントもありつつ、バスは雄大な吾妻連峰のど真ん中を縫うように
高度を上げていく。うっすらとガスっており、「取れそう」とか「見えない」とかみんな口々にコンディションを
気にしている。予定では、ガスが取れそうなら東吾妻山頂を狙って登高、そうでなければ1920mまで、とのこと。
パーティの人数が多いこともあり、1920mまでということに。
鳥子平あたりではバスの両側は高い雪壁で、右側(高山側)は3mほど。例年よりも高いそうだ。左側も2mを超える
高さがあるが、塩ノ川を渡る橋の手前は1mほどで、ここでバス下車、取付く。

今朝のオリエンテーションで「遅いという自覚のある人は前へ」とのコメントがあったので、準備完了後すぐに
隊列に加わる。ゆっくり出発。
しばらくはほとんど傾斜も凸凹もない斜面を登る。膝下程度の軽い積雪。ガスっていて山頂方向が見えないが、
GPSに登録されたルートは西南西〜西方向にほぼ一直線でわかりやすい。自分ひとりだったらリングワンデリング
しそうだわ、と思ったがトップはうまくコース取りしながら、ゆっくりペースだが順調に高度をかせいでいく。
時々トップを交代しながら、小休止、再出発。だんだん樹林が低く疎になり、風が強まる。4月とはとても思えない
雪質と気温。やがて広々した稜線にたどり着く。稜線といってもなだらかな樹林帯で普通に雪はついていてシール登高。
稜線沿いに1920mまで進み、煙突おじさんの号令でシールを剥がし、いよいよ滑走。

なだらかな斜面にはやや疎な樹林で、積雪量が多く昨日〜今朝にかけての降雪で幹周囲の穴もない。
トップシーズンかと思うほどの軽〜い雪!
降りても降りても軽い雪質。樹林も疎なので安心してスピードを出せる。

それにしても、みなさん、超上手!!!
参加者年齢の分布はピークが大きく右に偏っており、自分はかなり若輩者。山スキー装備での立ち姿は
一般的に年齢不詳ではあるが、滑降の姿も年齢不詳!!!
水を得た魚とはまさにこのこと。テレマーク組もクネクネとかっこよくテレマークターンをキメている。
正直、オジサンが歓声を上げながら滑り降りる姿は、とっても可愛い♪
下手な自分はちょっと恥ずかしいが、まあ格好はどうでもいいわ。楽しい〜〜〜〜!!!

滑降は逸れてしまいやすいので、ちょくちょく止まって人数確認する。23人も居ると確認作業も大変で、
最後までしんがりをつとめてくださった方に感謝。
かなり下ったところでお昼休憩。煙突おじさんの号令で長テーブル製作、全員でテーブルを囲む。
カップラーメンをすする人、ヤ○ザキランチパックにかぶりつく人、泡麦を楽しむ人、コンロにフライパンで
本格的にヤキソバをつくってみんなに振舞う人(=煙突おじさん)など、思い思いに楽しむ。
そして再出発。降りるほどだんだん緩やかな沢筋地形があらわれる。
WPを目指してコース取りするが、目印のブナの大木を見逃してしまって右往左往。結局、大岩のところで
集合記念写真を撮り、最後の滑降へ。林道沿いに下る。散々楽しんだあとの林道降りは結構太腿にくる。
順調に蒲谷地部落へ到着。ああ〜長かった、楽しかった!!!
デポ車に乗せていただき、箕輪スキー場へ戻る。
最後に煙突おじさんを囲んで皆さんで挨拶。それぞれに帰路へついた。


煙突おじさん、企画、主催、本当にありがとうございました!
ご参加の皆様、とっても楽しい一日をご一緒させていただいて、ありがとうございました!

特に印象に残ったのは
・小難しい薀蓄をたれる人など一人もいない。やっぱり山スキーヤーは気持ちのよい連中だ!
・年齢分布ピークあたりの女性も数名おられたが、皆様、超カッコイイ!ガンガン登り、どんどん降りる。
 自分もあんなふうになりたいな〜。

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コメント

山スキー!ワタシも始めます!
ebi隊長 こんばんは

文面を読んでいたら、なんかウズウズしてきましたshine
楽しいんですね 山スキーski

来シーズンからは始めたいと思います。



ところで、煙突おじさん…の由来は・・・?
2012/4/12 22:18
Re:山スキー!ワタシも始めます!
nyorotan15さん、こんばんは!
隊長の肩書きはそろそろ次世代に譲ろうかと考えている隊長です

いやホント山スキー楽しいですよ!
長年スキーに親しんでおられるnyoroさんなら、
「どうして今までやってなかったんだぁっ
って叫ぶこと請け合いです。
諭吉先生も今か今かと出番をウズウズして待ってますよ


煙突おじさん・・・どうしてだろ?
ご本人に回答いただけないかしら
煙突おじさーーーん!!
2012/4/12 23:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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