GWの記録5 大空に対する夢と勇気・憧れ・希望 小松空港+安宅の関所

- GPS
- 03:31
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 13m
- 下り
- 13m
コースタイム
- 山行
- 3:32
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:32
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
オールアスファルト |
その他周辺情報 | カレーのチャンピオン イオンで買い出し 道の駅新湊 |
写真
感想
前日に武奈ヶ岳に登ってから福井県の道の駅で夜を明かした。朝から雨で予報では昼頃止んで夜からまた降るという。そういう天気予報で北陸三県だ。実は福井・石川・富山の山のなかで日本三百名山までに入る山で行けそうな山がないのだ。そう、雪をかぶっているのだ。花の百名山、新・花の百名山、日本百低山などを考えてみても登れそうな山がないのだ。
晴れていればそれでも文殊山とか地元の人の親しまれている山に一つ二つ登っておくのも悪くない、しかし雨なので仕方がない。
それではどこか歴史があるような町歩きに徹するのもよいが、すでに福井県では敦賀市、福井市、越前大野市、丸岡町、永平寺、三国町などを歩いたことがあるし、石川県では金沢市、能登の朝市。富山でも富山市、高岡市、氷見などは歩いたことがある。ということは写真が残っているので過去レコにするのであればいつでもできるわけだ。
歩くのだったらそれ以外の場所がよい。と色々検索した結果、ガラガラポンと。出たのが小松空港、安宅の関所、そして日本唯一の航空ミュージアムの3点セットである。今日は平成最後、令和に向かって羽ばたくということを考えても、航空関係をたどるというのは面白い。そして、安宅の関所と言えば勧進帳だ、八艘飛びの義経も一緒に絡めてしまおう。
というわけで9時前に駐車場に車をいれた。1日の最大量金で400円とリーズナブルだ。まずは、空港のなかを散策する。北陸の代表となる空港なので石川県以外にも富山県や福井県のことも扱っている。特に福井県立恐竜博物館がフクイラプトルに関するコーナーを2箇所出していた。
そして、せっかく空港に来たのであれば離陸したり着陸したりする飛行機を撮影したいと思うのは当たり前である。結局離陸する日本航空機と着陸する全日空機を撮影することができた。でも、羽田空港と違って次次と来るわけではない。次の離陸や着陸も1時間後だという。
次に隣接している石川県立航空ミュージアムに入った。入場無料である。神話の時代から人は空を飛びたいという欲望を持ち、絵などに描かれていること。たくさんの人が独自の理論で大空に挑み失敗を繰り返してきたこと。その中で滑空して飛行することはできるようになってきたが、人力で飛行を維持したり燃料機関を使って飛行を維持することができるようにはなかなかならなかった。
フランスのリリエンタールが何千回も滑空飛行を成功させたが最後には亡くなってしまう。それに刺激を受け内燃機関を使った飛行機を製作したのがライト兄弟だ。たった12秒という時間でもれっきとして宙に浮いたのだ。
その後も航空機の発展の物語は凄まじい。多くの人を乗せること、できるだけ速く飛ぶこと、戦闘機としての戦闘能力。本当にいい博物館だ。昔から大空を飛び回ることに関して人類は夢を持ち、それを具現化するために勇気を持ったのだ。
そして、せっかくここまで来たのだ。鞍馬の天狗のもとで修行して、八艘飛びも行った義経に関する歴史の地がここ「安宅の関所」なのである。
京都にいた義経一行に討伐の命令が下り、各関所は守りを厳重にした。この安宅の関所を守っていたのは富樫という武士だ。そこに山伏に変装した義経一行っが通りかかる。弁慶がリーダーで義経は一兵卒に扮していた。「東大寺再建のためのの資金を集める旅をしている」という弁慶に富樫は「それでは勧進帳を読んでみよ」と命令する。仕方がないので弁慶は機転を利かし別の巻物を開きながら偽の勧進帳を読み富樫を騙す。そして、富樫の部かが「義経に似ている奴がいるぞ」と報告したときに、弁慶は「こんなところでお前の容貌で旅にけちがつくのはかなわぬ、そなたを義経でないことを証明するためにお前を打つ。」と言い、金棒で打ち据える。
これを見た富樫は、この者は義経ではないと判断し一行を通してしまうのであった。
この事が平家物語に描かれ、その後歌舞伎の演題としても現在に生きているのがよいと思った。そして、かつて五条大橋や衣川など義経や弁慶の物語がある所を見てきたが、その中に今日訪れた安宅の関所も入れることができた。
今日は平成の最終日、そんな中大空への夢をテーマに回ることができたことがよかったと思った。そして、その後富山県新湊の道の駅まで移動するのだがソコでも私が見たものは、雨であった。
コメント
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aiさん
おもしろい記録ですね。
博物館は穴場?人が少ないような気がしますが?
それとも余り任期ない?
スミレの写真が無くて、良かった反面寂しいような・・
hamburg
HBさん、こんにちは。コメントありがとうございました。
雨の日でしたね。色々な地域をすでに歩いており小松になってしまいました。でも、空港、航空機の博物館、安宅の関所でこれだけ回れる。
さらに小松を楽しむのであればコマツのフォークリフトの博物館があったり、小松駅を絡めると1日楽しめるコースになるなあと思いました。
なかなか奥深い町でした。
aideiei@栃木県でした。
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