芦別岳 熟達者の集う山 スキーはもう上部のみ
- GPS
- 05:59
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 504m
- 下り
- 1,505m
コースタイム
天候 | 晴⇒曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
GPSは途中からです。冒頭、位置が狂っています。 |
写真
感想
300名山巡りの一環として、芦別岳に登ってきました。新道往復です。
さしたる山行ではないのですが、報告します。
山部自然公園「太陽の里」付近の、貯水池横が新道登山口。
昭文社の地図とは異なり、道路の池側に、2〜30台の大きなPあり。
Pから100m程のキャンプ場入口には、トイレもありました。
登山届ポストは、ロープで閉鎖されていました。
スキーのつもりでしたが、半面山の下半分には雪がなさそう。
装備を換装、歩きで8:15発。
登り始めは雪が全くなし。P617あたりから徐々に雪が出始めます。
800mあたりからは、ほぼ雪上歩行です。
この日の時点では、スキーがまともに使えるのは、900m以上でした。
10:45、P1107。800m弱に2.5h、通常より1割ほどスローペース。
前々日に暑寒別、前日はオプタテシケと、好天期間をフル活用
しているのですが、さすがに疲れが出ているようです。
屏風岩が見えます。凄いギザギザぶりです。
ここからP1377=半面山までは、尾根が細くなり、所々雪が切れます。
植生の脇を踏抜くことも多々。ただ、昨日〜今日のツボ足トレースが
あり、ワカンは尾根上の木の枝に引っ掛けてデポ。アイゼンで歩きます。
11:55、半面山。やっと本峰とご対面。立派です。
今日のものらしい、本峰からのスキーのトレースが見えます。
ここより上では、スキーはまだしばらく楽しめそうです。
雲峰山の左側を巻くらしいトレースがあり、追います。
ところが、雲峰山南東尾根に乗ったまでは良かったのですが、
その尾根の向こう側=南斜面で、ハイマツの生え際のトラバースに。
トレースを更に踏抜きまくるだけでなく、雪はグズグズで何時
崩落するかとヒヤヒヤです。一歩一歩足元を固め、時間を使います。
13:05、雲峰山と芦別のコル。この日の正午前後はずっと日暈が
出ており、立派な芦別を、更に神々しく見せています。
ここから片手をピッケルに持ち替えます。
すれ違ったご年配の単独の方に伺うと、旧道を登ってこられたとのこと。
ノーアイゼンです。凄い人もおられるものです。
軟らかい雪でも、案外止まらなかったりします。山頂直下の急斜面を
慎重に登ります。山頂付近は岩が露出、アイゼンを外すのですが、
なぜか妙に手間取ります。やはり疲れているようです。
13:45山頂。絶景です。
14:00発。本谷から来たという2人組が、ノーアイゼンであっという間に
急斜面を下りていきます。上部を後ろ向きで下りる私とは次元が違います。
雲峰山は巻かず、頂上から半面山に下ります。
ここでも先輩のトレースに助けられましたが、それでも踏抜き多々です。
15:20半面山を発。往路には見られなかったスキーのトレース。
登りは担いでこられたか、旧道からでしょうか。
16:00、P1107。ワカンの回収を忘れたことに気付きます。
荷が軽くなってよかった、と思うことにして歩き出します。
17:30、Pに帰着すると、何とそこにワカンが。
諸兄のどなたかが下ろして下さったようです。
トレースのみならず、荷下ろしまでお世話になってしまいました。
恥ずかしくも大感謝です。これをお伝えしたく、この報告を書きました。
熟達者の集う、想像以上に厳しい山でした。
しかし3日休まず頑張ったため、今休暇の計画を前倒しで達成。
平成の終わりとともに山行を終了、令和初日のフェリーで帰宅します。
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