柳都にいがた。駅からハイキング

2019年05月01日(水) [日帰り]

• GPS: 06:13
• 距離: 24.2km
• 登り: 5m
• 下り: 6m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:43
• 休憩: 3:30
• 合計: 6:13

10:41 ＡＮＡクラウンプラザホテル駐車場
10:50 10:50 新潟駅
11:10 11:25 新潟日報メディアシップ
11:40 13:05 朱鷺メッセ
13:25 15:15 新潟市歴史博物館みなとぴあ
16:25 16:25 新潟県政記念館
16:54 ＡＮＡクラウンプラザホテル駐車場

コースタイムには、美術館や博物館での鑑賞時間を大量に含んでいます。なお、朱鷺メッセ内でGPSが異常を来していて、実際の歩行距離はログよりも7キロ程度少ない模様（15キロくらい）です。

天候

曇り、のち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日に宿泊したホテルの駐車場からスタートし、本来の出発点である新潟駅で駅からハイキングの受付を済ませ、指定のコースに沿って港まで歩きました。みなとぴあ新潟市歴史博物館からはコースを外れ、新潟市発祥の地である旧市街を歩き、万代橋からホテルの駐車場に戻りました。

写真

5/1 7:40

令和最初の日は新潟市にて、白く光輝く飯豊山が思ったよりも近くに拝めます

5/1 7:44

令和うぶ声 by新潟日報

5/1 8:06

ホテル和食店の朝食付きプラン、遊び疲れた令和初日の朝はゆったりと優雅に過ごします

5/1 10:40

チェックアウトの11時ギリギリまで粘って寛いでいたら、雲行きが怪しくなってきました

5/1 11:05

11時受付終了のJR駅からハイキングの受付を新潟駅前にある観光案内所で早々に済ませたら市街地散策、まずは初代萬代橋の遺構から

5/1 11:10

コース最初の見学地は新潟日報メディアシップ、洗練されたスタイリッシュなビルです

5/1 11:14

テレビもご当地感が溢れ、地域限定タレントもいるのは関東圏の人間には分からぬ感覚かも

5/1 11:16

ビルの展望台から東方面

5/1 11:17

そして北側には雄大な信濃川、眼下に万代橋

5/1 11:18

東側には新潟港、フェリー乗り場がある場所です

5/1 11:22

南側には昨晩泊まったホテルが見下ろせます

5/1 11:37

船が係留された朱鷺メッセへの道

5/1 11:38

こちらは連休前夜に宿泊したホテルのある場所です

5/1 11:47

展望台に登りましたが、真っ白で何も見えず・・・

5/1 12:57

朱鷺メッセ内の新潟県立万代島美術館では楽しみの一つだったソールライター展を鑑賞、写真って余白などの間の取り方で変わるんだなぁと実感しました

5/1 13:01

都会的な構図が多く、単焦点の広角レンズ21ミリが大活躍です

5/1 13:08

船も絵になるよね

5/1 13:11

係留された船の配置も芸術的に思えてきます

5/1 13:20

コースにあった田中屋本店みなと工房は通過

5/1 13:25

新潟市歴史博物館みなとぴあに到着、歴史的建造物のようなこの建物はなんと似せて新造した建物なんだとか！

5/1 13:47

博物館で新潟市の気象風土や歴史を学びます

5/1 14:19

博物館の向かいにある旧第四銀行住吉町支店は昭和2年の建築、オリジナルを復元整備したものです

5/1 14:21

ハイカウンターに歴史を感じます

5/1 14:26

旧営業室内にあるレストラン「ぽるとカーブドッチ」で、本日のパスタ1,750円也（税抜き）を頂きます

5/1 14:33

蕪のスープ、なかなかここ、行けるんじゃない！？

5/1 14:41

パスタも旨いし、こういう施設内のレストランとは思えぬレベルの高さでした

5/1 14:57

デザートまで付いてお値打ち価格です

5/1 15:06

昔の金庫室は厨房となり、金庫の扉だけが2階に展示されていました

5/1 15:09

こういうのを残す気概って、新しいもの好きの群馬県民にはない感覚かもしれない（爆）

5/1 15:12

同じ敷地内にある旧新潟関税庁舎は明治2年の建築で、国重文指定です

5/1 15:13

和洋折衷な建物内

5/1 15:14

文明開化の頃の建物が今に残っているって凄いことです

5/1 15:27

ここからは駅からハイキングのコースを外れ、旧小澤家住宅

5/1 15:33

北前船で栄えた旧家が新潟市に寄贈され、今日に至ります

5/1 15:34

残された調度品も年季を感じる

5/1 15:34

昔のおばさんの家がこういうタイルの流し台だったことを思い出しました

5/1 15:36

北陸に繋がる地らしい、豪華な仏壇

5/1 15:44

建物内にある内蔵、酒田市の旧家にもこういうのあったなぁ

5/1 15:48

吉田元首相の書（だったと思う）東郷平八郎とかのもあったよ

5/1 15:49

内庭の見える町家の風景

5/1 15:56

新潟市発祥の地巡り、緑青の銅板で葺いた壁が美しい建物がありました

5/1 16:06

ブラタモリにも登場した料亭鍋茶屋、ちょっと前までは隣接の和食堂で3千円くらいから食事が出来たのに、今は要予約で1万円スタートの店になってしまいました

5/1 16:20

テクテク歩いて、歩きすぎて、令和記念の金字御朱印がもらえると地元テレビでやっていた白山神社まで来てしまいました

5/1 16:25

せっかくなので新潟県政記念館の前を通過

5/1 16:30

新潟地震で橋桁が落ちた昭和大橋

5/1 16:30

駅からハイキング、最後の見学スポットである、やすらぎ堤を歩きます

5/1 16:44

風格ある万代橋、国重文指定です！

5/1 19:36

新潟の旅はまだまだ終わらず、最終章は魚沼盆地での花巡りです！

撮影機器：

α7R III ILCE-7RM3 ボディ SONY

感想

yamaonse

新しい元号を祝う佐渡、越後の旅。花と歴史に圧倒された佐渡から新潟市内に戻り、令和最初の朝はホテルで優雅に過ごします。昨日に引き続き天気は悪くなる予報ということもあり、慌てず急がず、せっかくなので港周辺を駅からハイキングです。

起点の新潟駅で受付を済ませ、スタイリッシュな高層ビルを巡り、美術館や博物館を見学しました。途中からは小雨模様となり、撮影なんてしてる場合じゃなかったですが、港と歴史的建造物、新しいビル群と被写体に事欠かなく、散策を愉しみました。

港に残る古い建物群は文明開化から昭和初期の頃のもので、豪勢な造りは北前船で栄えた頃の文化の香りを今に伝えます。東京に妙に媚びる地方都市が多いなかで、こういう自前の文化に拘りを持つ場所はしっとりとした味わいがあっていいものです。

途中からは駅からハイキングのコースを外れ、新潟市発祥の古い街並みを歩いて回りました。町には若者も多く、おしゃれなブティックも軒を連ねています。今と昔がいい塩梅に混在する新潟の町、新時代になってもこのままでいて欲しいと思いました。

コメント

ramisuke

表玄関
yamaonseさん、こんにちは。
佐渡シリーズ、楽しませてもらいました。

新潟は前は表玄関ですから、趣がありますよね。
新潟市内には年に２度ほど行きます。
毎回、朝食前に土手を散歩したり、用足し前に
白山神社をお参りしたり、夜は刺身で一杯飲んだり
堪能しています(笑)

関川の渡辺邸が好きです。
渡辺邸自体も好きですが、そこで撮影された
NHKのドラマ、宮尾登美子著『蔵』が好きです。
白山神社も、出てくるのです。

佐渡に行ったことはありませんが、奈良、佐渡と、
yamaonseさんの歩いた道をいつか真似っこしてみたいです。
そうそう、今日はpisai5さんに付き合ってもらい、
足利百名山99座目の山を歩きましたよ。

yamaonse

Re: 表玄関
ramisukeさん、こんばんわ。１０連休は調子に乗って１週間で新潟県を食べ尽くす旅に行ってしまいました。新潟市は日本海側最大の都市、かっては交易で栄え、今でも大陸への表玄関として機能してますね。同じ日には世界最大級のクルーズ船が東港に寄港していました。

新潟には国重文クラスの古民家が多いですが、関川の渡辺邸は知りませんでした。豪農の館も面白いですが、豪商の家というのも栄華が感じられて興味深いですね。町役場のＨＰ見ても、まさにちょっと前のドラマにおあつらえ向き。新潟の旧市街はどこも絵になりますね。

花巡りと歴史探索がフィールド化して久しい自分ですが、たまに残雪の山とか歩くと登行意欲が俄然湧いて来ます。足利百名山もあと残すところ１座、こちらもパイサイコさんと共通のフィールドでラミスケワールドですね。自分の得意分野があるのはいいことですよね。