金成山(岩手県・花巻市)昔は賑わっていたのだろうな・・・

2012年04月15日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 2.4km
• 登り: 123m
• 下り: 121m

コースタイム

12:40駐輪場所 - 12:42登山口 - (周囲散策) - 12:47登山口 - 12:55反射板 - 13:02山頂 - 13:18登山口 - 13:20駐輪場所

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・原付バイクで、林道を登山口まで行けるトコまで行きました。
・登山口は数台のクルマを停める事ができるスペースがありました。
・いこいの森に「林間駐車場」がありますので、そこを起点にしても良いでしょう。
・「林間駐車場」にトイレあり。

コース状況／危険箇所等

・「いこいの森」へ登る道路は一部陥没。
　陥没箇所は、アスファルト下の土砂が流出しており危険でした。
・登山道はしっかりしていますが、倒木が多いです。
・案内図にある山頂下の休憩場所(反射板手前)は倒壊していました。
・地図記載の徒歩道は消滅していました。
　逆に、境界線上が立派なハイキングコースになっていました。

写真

4/15 13:35

旧東和町いこいの森から金成山山頂を目指します!
案内図左下が現在地。
いこ”い”の森の”い”の字の下が金成山山頂。
山頂までいくつかのルート設定ができそうです。

4/15 12:39

道路を真っ直ぐ進みます。
積雪の為、スクーターでは登山口まで行く事が出来ませんでした。

4/15 12:40

右が自分の足跡。
左がシカの足跡。

4/15 12:47

登山口です。少し広いのでココに駐車してもよさそうです。最初は地図記載の徒歩道を歩こうと思ったのですが、消滅していました。仕方が無いので、確実に”道”だと判った境界線上のルートを歩く事に。

4/15 12:52

境界線上は、しっかりとした道が整備されていましたが、まぁ〜倒木の多いこと多いこと!

4/15 12:55

案内板にあった休憩所は、すでに倒壊してペチャンコです。昔はハイカーで賑わっていたのだろうな・・・

4/15 12:55

ペチャンコの休憩所を過ぎるとすぐに反射板が現れます。反射する相手はドコ???

4/15 12:56

金成山反射板。平成5年に出来たんですね。

4/15 12:58

反射板から見る田瀬湖と早池峰山。金成山で唯一のビューポイント。

4/15 13:08

反射板を過ぎてさらに前進!一瞬、黒い物体に嫌な汗を掻きました。黒い物体の先は下り坂?ありゃ?山頂は???

4/15 13:01

慌てて右の薮を眺めたところ・・・み〜つけた☆

4/15 13:02

薮の中に上がって、三角点に被っていた枯れ葉を掃除しました。

4/15 13:02

三角点タッチ♪

4/15 13:02

薮山登山家集団プレート。同集団のプレートに出合ったのは27枚目☆

4/15 13:03

消えかかっているプレート(^^;

4/15 13:04

青いプレートは割れて落下していました。破片は見つけられませんでしたが、木の上に掛けなおしてあげました。

4/15 13:06

金成山制覇!!!や、薮が邪魔ぁ〜(^^;

撮影機器：

FinePix Z5fd 富士フイルム

感想

taku-jiro

岩手にも、ようやく春が訪れました。
それでは、春らしい山々を楽しもう!
ついでにツーリングも楽しもう!

ツーリングマップをペラペラと捲り、
・雪が無さそう
・スクーターで行ける距離
・出来る限り登山道(または徒歩道)が山頂まで続いている
これらの条件をそろえた山を探して、「そういえば田瀬湖っていった事が無い」という事もありまして、金成山をチョイスしました。

ツーリングマップの通り、「東和町いこいの森」から金成山へ続く道がありました。
しかし、いこいの森までの間に一箇所、アスファルトに大穴が開いていました。
穴の中を覗くと、アスファルト下の土砂が流出しておりましたので、危ない状態でした。

いこいの森は、1組の家族が林間駐車場で遊んでいましたが、管理人はいませんでした。
ちなみに、
「入山・施設利用の際は必ず管理人へお申し出くださるようお願い致します」
という看板があり、施設利用協力金は大人200円となっていました。
ハイキングコースが整備されるなら協力しても良いが、誰もいないのでスルー。
※旧東和町から花巻市へ管理が移行し、無料になったようです

立派な道は林間駐車場から先へも伸びていたので、スクーターでさらに突き進むも、残念ながら、日陰のところが積雪により、先に進む事ができなくなりました。
積雪箇所にスクーターを置き、徒歩で前進します。
すぐに壊れたトイレと山頂へ続きそうな道を発見しましたが、地図記載の徒歩道とは位置が違う為、無視して前進するも、地図記載の徒歩道を見つける事はできませんでした。
仕方が無いので、先ほど見つけた”道”まで引き返す。
道を登ってみると、思ったよりもシッカリした道である事が確認できます。
がしかし、倒木が多すぎ!!!
案内板にあった「休憩所」も倒壊しているし・・・

金成山唯一のビューポイントである反射板の地点では、田瀬湖と早池峰山を見る事ができました。
しかし、山頂はまだまだ先!
ハイキングコースを前進すると、前に黒い物体が!?
ちょっと嫌な汗を掻きましたが、良く見たらドラム缶の残骸でした。そして、その残骸の先はハイキングコースが下り坂に変化しているような?

山頂はドコだ?と右の薮を見ると、薮の中に薮山登山家集団のプレートを発見!
うん、なんか納得。

山頂にはプレートが3枚と三角点がありましたが、景色は藪以外何も見えませんでした。

案内板では、この周辺に別の散策路やトレーニングコースが存在するらしいのですが、全然整備されている気配が無いので興味は沸きませんでした。
なんか、宝の持ち腐れ的な勿体無い山でした。