桃と桜の甲斐大和〜韮崎 (花の甲州古道)
山梨県
yamahero
- GPS
- --:--
- 距離
- 40.3km
- 登り
- 240m
- 下り
- 516m
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→山梨学院大学11:59-12:11→舞鶴城公園12:47-59→甲府駅13:05→竜王駅入口14:11→塩崎駅15:03→韮崎駅16:01
| 天候 | 午前:快晴 午後:薄曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
帰り:中央線 韮崎駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【甲斐大和→勝沼ぶどう郷】 20号線長柿付近のトンネル(迂回路あり)の出口から30mほど歩道無し、トンネルから突然車が出て来るので危険・要注意。 フルーツラインは歩道無いが交通量少なく快適。 旧甲州街道に戻る時の県道38号も大半は歩道無いが交通量は少ない。 【勝沼ぶどう郷→石和温泉入口】 ほぼ歩道完備。標高327m地点から日川橋まで日川の土手道を歩くと気持ち良い。 笛吹橋の手前600m歩道なく路側帯狭く危険。 【石和温泉入口→甲府駅】 歩道は有ったり無かったり、大型車は少ないので歩くのは楽(大型車は甲府バイパスを走る模様)。 【甲府駅→竜王駅入口】 アルプス通りの交差点から県立美術館まで歩道無いが、路側帯は広い。 【竜王駅入口→中部横断道下】 駅入口の先から北西に登る旧道を歩いたが、中央線の踏切を中心に道路が狭く交通量が多い。 ここは歩行に不適、20号線を歩いた方が良さそう。 下今井の手前付近は新興住宅地で道路新しく、地形図と違いわかりにくい。 【中部横断道下→韮崎駅】 ほぼ歩道あり、金剛地付近の古道がわかりにくい。 |
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感想
2/18の雪の笹子峠越え以来、2ヶ月ぶりに甲州街道歩きの続きを再開することになった。
甲斐大和駅から韮崎駅まで甲府盆地の横断は、桃源郷の時、今しかないと思い、満を持して決行したのであった。
今年は桜の開花が遅れて、桃の開花と重なり豪華絢爛の旅を期待して出掛けた。
以下 行程概略
晴れの天気予報にもかかわらず、早朝の東京はどんより曇りがち。中央線で西へ行っても雲は厚くなるばかり。
大月付近でも滝子山どころか百蔵山・扇山も見えない。今日は花と南アルプスの絶景を期待したのだが…
笹子トンネルを抜けると晴れだった。良くあるパターンです。東京方面は曇りでも甲府盆地は晴れている。
さすがフルーツ王国、日本一日照時間の長い甲府盆地です。甲斐大和駅を降りるとそこは抜けるような青空が広がっていました。
足取りも軽く20号線を下ります。30分も歩くと正面に真っ白な白根三山が見えてくる。
大善寺の手前に甲州高尾山の登山口があります。そこを2分も登ると五所神社があり、甲府盆地の絶景ポイントです。
満開の桜を前景に白根三山、甲斐駒の絶景を堪能しました。そして盆地のいたるところにピンクのじゅうたんです。
この先は甲州街道から離れて寄り道をします。勝沼ぶどう郷駅の甚六桜を見物しない手はありません。
かつてスイッチバックだった旧勝沼駅ホームが公園となり桜並木となっています。
目の前にはぶどう畑が広がり、こんもりとしたぶどうの丘が間近に望め、その向こうには南アルプス連山、
そして桜並木の向こうには真っ白な金峰山を中心に奥秩父の山並みが広がります。
甲州街道に戻る道すがらも色とりどりの花模様でした。
桃畑は甲州街道沿いには少ないのですが、薄紅色の桜、ピンクの桃、純白のすももなど、桃源郷の装いでした。
今は20号線は甲府バイパスとなっているため、旧甲州街道(県道306号)を西へ西へと進みます。
正面には常に白根三山を望みながら気持ちの良いウォーキングが楽しめます。
街並みが賑やかになると石和温泉入口でした。バブルの頃、仕事で良く来ました。なんとなく懐かしいですね。
そして、いよいよ富士山も富士外輪山の上に顔を出してきました。
余裕で眺めを楽しめたのはここまで、新しい靴に馴染んでないのか早くも足に疲労を感じてきた。
酒折にある山梨学院大学で休憩です。開放的なキャンパスで道路との境が無く通行人でも気兼ねなくベンチで休めます。
今はどうかわからないが、昔の自分の母校と比べてエライ違いだ、鉄格子だらけだったもんなぁ。
身延線のガードをくぐると甲府駅は近い。旧甲州街道は甲府駅前は通らないが、舞鶴公園と武田信玄の像を見物しない手はない。
舞鶴公園では360度の大展望、甲府盆地と鳳凰三山・甲斐駒が楽しめた。
武田信玄の像は寂しく駅の片隅にある。昔は駅前ロータリーの真ん中にあったのに、地元の英雄がどうしたことか。
駅前からアルプス通りに出て新荒川橋を渡る。いよいよ八ヶ岳が見えて来た。
県立美術館を経て竜王駅入口へ。道の途中からはいつの間にか茅ヶ岳も近くなった。
ゴールの韮崎はそう遠くは無い。といいながらも、薄曇りとなり山もかすみ、花も少なくなってきた。
楽しみも無くなり疲れもピークに達し、歩く修行になってきた。
予想はしていたが、私にとっては40�劵Ε�ークはやや重い。
ほんとなら、甲府で鳥もつ煮でも食べたかったが、そんな余裕は無いだろうと、おにぎり持参です。
勝沼の甚六桜、山梨学院大学、そして蔵づくりの目立つ閑静な旧道を歩きなから、3回に分けて食べました。
中部横断道路の下をくぐった。これが完成すると静岡方面とつながって便利になりますね。
なんとか塩崎駅を通過した。ここまで来ればホントにもうすぐ韮崎だ。
すっかり霞んでしまったが、前に八ヶ岳、後ろに富士山、両雄が対峙していた。
韮崎、南アルプス市付近では富士山と八ヶ岳が対峙して見えるため、面白い逸話があります。
昔、富士山と八ヶ岳がケンカして、富士山の優勢に怒った八ヶ岳が爆発してしまい、八つの峰に割れてしまったそうです。
ちなみに北岳と甲斐駒は他人事で見物していたそうです。
そんなこと考えているうちに、山帰りのハイカーで賑やかな韮崎駅に着きました。
いやぁ、久々の40�劼歪垢�った。やはり少し休んでいると歩く筋肉が落ちてしまうようです。
次は、韮崎〜小淵沢の予定です。
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onmyo-ji さん
yamaheroさん、おはようございます。
40キロ、お疲れ様でした。膝は大丈夫でしたか。
青空と桜、映えますね。
それに山々が綺麗に見えると楽しく歩けますね。
いつもながらyamaheroさんの経験と知識にはびっくり
させられます。というか羨ましいです。
私ははっきり名前が分る山は富士山ぐらいなもので。（汗）
韮崎→小淵沢も楽しみに待っています。
makasioです。
甲州街道シリーズ、
なんだか、読むのが本当に楽しみに
なってきました。
写真も文章もとても素敵です。
歩く体力も素晴らしいと思います。
自分でも思いますが、継続しているから
できるんでしょうね。
健康な体に感謝です。
病気になることを何よりも恐れています。
こんにちは。
韮崎と小淵沢の間も素晴らしい山岳展望なので歩くのが楽しみです。
まだ山肌が白いうちに行きたいですね。
膝はあまり調子は良くないにもかかわらず何とか持ちました。
しかし、片方180ｇの超軽量・超格安のウォーキングシューズを
量販店で買ってしまったたため、いきなり試してみたのが失敗でした。
まだ、馴染んでないのに40�劵Ε�ークに使っちゃダメですね。
でも、山への車道アプローチには使えそうなので良かったです。
こんにちは。
だんだん甲州街道の魅力にハマってきた感じですね。
街道歩きはじめてからは車道歩きも苦にならず、
なんとなく駅からアプローチするのが楽しみになってきました。
交通費のかかる車使わなくて済むのでラッキーです。
文章のお褒めありがとうございます。
でもホントは文章作成苦手で、いつも赤っ恥かいてますよ。
学生・サラリーマンとずっと論述試験では泣きを見ていますからね。
好きなのは短い情景描写だけなんです。
「継続は力なり」とは言いますが、一番難しいですよね。
でも凡人には、これしかないんですよね (泣き)。
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