鎌倉アルプス十王岩


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 135m
- 下り
- 134m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
さて、今年の移動地は、鎌倉市の鎌倉アルプス(天園<てんえん>ハイキングコース)にある大平山辺りを目標とした。
しかし、出発する時間が遅く、大平山までの所要時間を考えると東京コンテストに満足に参加できない。
そこで鎌倉アルプスの中間点辺りにある十王岩辺りに移動場所を変更する。
十王岩は標高138mのピーク。パワースポットとして知られ、鎌倉市街をまっすぐに見下ろす場所にある。
岩には 3体の仏像(如意輪観音・血盆地蔵・閻魔大王)が彫られており、夜毎不気味な音をたてていたことから「喚き十王」とも呼ばれる。
この場所が鶴岡八幡宮の真裏に位置するため、戦略的に鎌倉防衛の重要な拠点だったらしい。
ということは見晴らしが利く訳で無線の移動運用スポットとしても有効なはず。
当日は概ね晴れの予報。新宿から10時45分発新宿湘南ラインに乗り込む。車内は満員。
11時44分に鎌倉着(運賃918円)。
物凄い人。近年の鎌倉中心街は観光客で混雑しているのは知っていたがここまでとは。
小町通りはまるで原宿。
前に進もうにも人の列でなかなか動けない。
欧米系の明らかに外国人と解る観光客と日本人となかなか見分けがつかないアジア系観光客が渾然一体となってもはやカオス状態。
お店もお洒落で、もはや都心と変わらず。
もっとも原宿も明治神宮の表参道に位置する訳だから賑やかになるのは当然か?
たまらず鶴岡八幡宮に至る若宮大路に抜け、建長寺方面へ。
この混雑を知っていれば北鎌倉駅からアプローチしたほうがよかった。
八幡宮正面の混雑を抜け、県道21号線を北上。トンネルのような巨福呂坂洞門に至る。
更に少し進むと天園ハイキングコース入口にある建長寺に到着。
時刻は12時25分。
ここからは拝観料500円を収めなければ先に進めない。
せっかく来たのでご朱印も頂く(300円)。
順番待ちが出来るほどの人気。
境内の道標に従ってハイキングコースへ。半僧坊境内に入ると急な階段が続く。
やがて勝上嶽展望台へ。
北にはランドマークタワーが見渡せる。時刻は13時5分。もうここで移動運用してしまおうかと思ったがハイカーが多く、なかなか場所が見つからず。
結局、最初の目標である十王岩まで進むことに。
13時15分、やっと十王岩に到着。
思ったより狭い。岩の端と樹木の小さな空間にレジャーシートを敷いて何とか場所を確保する。
岩の上からは南西方面に鎌倉市街が見下ろせる。ちょうど鶴岡八幡宮の真裏に辺り、奥宮っぽくもあり神々しさを感じさせるポイント。
遠く相模湾には伊豆大島もわずかに覗える。
反対側は樹木に覆われているが、横浜ランドマークタワーも望める。北側の直下は戸塚区。
17時過ぎ、十王岩を撤収。
17時18分、勝上嶽展望台に戻る。
眼下には建長寺の社殿。
そして鎌倉市街。
西には往路では気がつかなかった富士山が一望。箱根の山々もよく見える。先日赴いた明星ヶ岳も覗える。
手前は大船の市街だろうか。
往路と同じ境内を降りていく。もうこの時間帯にはハイカーの姿もなく、鳥の声だけが響く。
建長寺境内を抜けて県道21号線へ。車道は帰りの渋滞が始まっていた。
一旦鶴岡八幡宮の境内をショートパスして若宮大路へ。
「鳩サブレ」の店がまるでブランド品を扱うような造りに。近未来SFのようだ。
18時半、JR鎌倉駅着。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人