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Yamareco

記録ID: 1837441
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沢登り
赤城・榛名・荒船

沢泊焚き火。足尾の沢を遡下降

2019年04月28日(日) 〜 2019年04月29日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
11.1km
登り
869m
下り
870m

コースタイム

1日目
山行
4:35
休憩
0:00
合計
4:35
10:00
40
スタート地点
10:40
0:00
120
遡行開始地点
12:40
0:00
60
大膳滝
13:40
0:00
15
集落跡
13:55
0:00
40
円覚滝
14:35
幕営地
2日目
山行
7:30
休憩
0:00
合計
7:30
5:00
180
幕営地
8:00
0:00
120
林道
10:00
0:00
150
30m大滝
12:30
ゴール地点
GPSログがないため、手入力です。時間は撮影した写真データから算出しています。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
栗原川林道途中の駐車スペースから、尾根づたいに下降しました。
コース状況/
危険箇所等
林道は舗装されていません。が、意外に交通量が多いので、道の真ん中で油断していると危ないです。
その他周辺情報 林道は電波通じません。
この辺りから沢へ向かって下降します。懸垂なしで降りられました。
2019年04月28日 10:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/28 10:30
この辺りから沢へ向かって下降します。懸垂なしで降りられました。
沢へ降り立ったところ。これは期待できます。
2019年04月28日 10:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/28 10:49
沢へ降り立ったところ。これは期待できます。
なんて広くて美しいナメなんでしょう。
2019年04月28日 10:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/28 10:49
なんて広くて美しいナメなんでしょう。
突如現れた滝。登れるラインを探すも、濡れたくないと他の2名から却下されました。
2019年04月28日 11:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/28 11:01
突如現れた滝。登れるラインを探すも、濡れたくないと他の2名から却下されました。
けっこうな高巻きをしました。眼下に見える滝が遠いです。ふみあとあり。
2019年04月28日 11:08撮影 by  iPhone 8, Apple
4/28 11:08
けっこうな高巻きをしました。眼下に見える滝が遠いです。ふみあとあり。
どこまでも平穏なナメです。あえて厳しい体勢で登りました。
2019年04月28日 11:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/28 11:16
どこまでも平穏なナメです。あえて厳しい体勢で登りました。
晴れてきました。なんて平和なのか。
2019年04月28日 11:28撮影 by  iPhone 8, Apple
4/28 11:28
晴れてきました。なんて平和なのか。
平和すぎて支流に挑みたくなる気持ち、わかる。
2019年04月28日 11:40撮影 by  iPhone 8, Apple
4/28 11:40
平和すぎて支流に挑みたくなる気持ち、わかる。
この透明度ですよ。
2019年04月28日 11:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/28 11:43
この透明度ですよ。
この滝は、右でも左でも簡単に登れます。私は左から。
2019年04月28日 11:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/28 11:43
この滝は、右でも左でも簡単に登れます。私は左から。
メンズたちは右から。
2019年04月28日 11:44撮影 by  iPhone 8, Apple
4/28 11:44
メンズたちは右から。
ところどころ、腰までの深さがあり。
2019年04月28日 11:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/28 11:51
ところどころ、腰までの深さがあり。
紅葉時期にきたらキレイなんだろうなあ、と。
2019年04月28日 12:02撮影 by  iPhone 8, Apple
4/28 12:02
紅葉時期にきたらキレイなんだろうなあ、と。
出た!この沢最大の難関、大膳滝。と、その奥にカーブしているゴルジュ。
2019年04月28日 12:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/28 12:40
出た!この沢最大の難関、大膳滝。と、その奥にカーブしているゴルジュ。
滝に取り付くには、ほぼ泳ぐぐらいの覚悟がないといけないので諦める。勿体無い。
2019年04月28日 12:41撮影 by  PAR-LX9, HUAWEI
4/28 12:41
滝に取り付くには、ほぼ泳ぐぐらいの覚悟がないといけないので諦める。勿体無い。
大膳滝を高巻きするのに迷いに迷いました。地形図を確認しながら慎重に。
2019年04月28日 13:45撮影 by  iPhone 8, Apple
4/28 13:45
大膳滝を高巻きするのに迷いに迷いました。地形図を確認しながら慎重に。
高巻き中に遭遇した、大規模集落の跡地。
2019年04月28日 13:54撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/28 13:54
高巻き中に遭遇した、大規模集落の跡地。
高巻くと、円覚滝の上に出ます。
2019年04月28日 13:55撮影 by  iPhone 8, Apple
4/28 13:55
高巻くと、円覚滝の上に出ます。
広めの場所を見つけて幕営開始。
2019年04月28日 15:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/28 15:06
広めの場所を見つけて幕営開始。
すぐに焚き火準備です。100均の着火剤が使えます。
2019年04月28日 15:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/28 15:57
すぐに焚き火準備です。100均の着火剤が使えます。
倒木から丸太を切り出します。テントより重い斧を持参するも、さほど役に立たず。
2019年04月28日 17:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/28 17:26
倒木から丸太を切り出します。テントより重い斧を持参するも、さほど役に立たず。
1mを目指した火柱の最高到達点は70cmぐらい?
2019年04月28日 18:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/28 18:39
1mを目指した火柱の最高到達点は70cmぐらい?
翌朝、ツバメ沢を詰めあげます。
2019年04月29日 06:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/29 6:07
翌朝、ツバメ沢を詰めあげます。
もうすぐ詰め終わり。前の人の落石が当たる当たる。
2019年04月29日 07:19撮影 by  iPhone 8, Apple
4/29 7:19
もうすぐ詰め終わり。前の人の落石が当たる当たる。
詰め終えたところは林道になっています。
2019年04月29日 07:54撮影 by  iPhone 8, Apple
4/29 7:54
詰め終えたところは林道になっています。
林道を横切って、すぐにケヤキ沢へ合流。しばらくすると水が出てきます。
2019年04月29日 09:10撮影 by  iPhone 8, Apple
4/29 9:10
林道を横切って、すぐにケヤキ沢へ合流。しばらくすると水が出てきます。
ケヤキ沢30m大滝は右岸から50mロープで懸垂下降しました。
2019年04月29日 10:12撮影 by  iPhone 8, Apple
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4/29 10:12
ケヤキ沢30m大滝は右岸から50mロープで懸垂下降しました。
夏なら登るでしょう。たぶん。
2019年04月29日 10:22撮影 by  iPhone 8, Apple
4/29 10:22
夏なら登るでしょう。たぶん。
チョックストーンの手前の滝も懸垂下降します。
2019年04月29日 11:50撮影 by  iPhone 8, Apple
4/29 11:50
チョックストーンの手前の滝も懸垂下降します。
初日の下降点に戻ってきました。
2019年04月29日 12:09撮影 by  iPhone 8, Apple
4/29 12:09
初日の下降点に戻ってきました。

感想

この沢は、

1) 4月末の寒さに震えることなく沢泊ができ
2) それほど濡れずに遡行ができ
3) 人が少なく
4) 沢も景観も美しく
5) 別の沢から遡下降もできる(周回できる)

というワガママ条件で探し当てた、
足尾山塊 栗原川ツバメ沢。皇海山の麓です。

沢に足をいれた瞬間は、キンキンに冷えていた水に驚き、これはどうなの?進めるの?と不安になりましたが、数時間後には水も体も温まり、快適遡行ができました。

登りたかった滝を3つとも巻いたのは心残りですが、おかげで上半身は濡れずに幕営地に到着。焚き火を起こして宴会をしました。

宴会内容は、キノコ焼いて、肉野菜炒めをして、アナゴの乾き物を焼いて・・・と、かなり適当。食にこだわりのないメンバーでの山行でした。釣り師がいると違うのでしょうが。。

翌朝は焚き火の始末をして、ツバメ沢を詰めあげて、林道を横切り、ケヤキ沢で下降。

幕営適地もたくさんあり、この沢は逆回りの周回でも楽しそうです。

途中で遭遇したのは、上流にいた釣り師(林道で車で奥まで入れる模様)、カモシカのようなイノシシのような大きい獣。クマにビクビクしていましたが(以前このへんの山で遭遇したことあり)無事に終えられました。

下降途中、それまでかなりの水量で流れていた沢の水が、いつのまにかどこかへ消え、不思議に思いながら下降していると、突然また復活。伏流しているんですね。初めて見ました。

大滝の高巻き中に見つけた、とんでもない場所にあった集落のことを、帰宅してから調べました。足尾銅山関連の集落のようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%B3%E5%B0%BE%E9%8A%85%E5%B1%B1
ここに集落を構えた当時の苦労に思いを馳せつつ、充実した春の沢旅ができました。

3人のうち、2人がアクアステルス、1人がフェルト。かなり滑るので、沢の中はフェルトのほうが安全そうです。高巻きが頻繁にあるので、チェーンスパイクが大活躍でした。

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