ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 184028
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳西面/石尊稜・大同心北西稜

2012年04月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
kawamasa その他3人

コースタイム

10:30下部岸壁-草付帯-雪稜-15:20上部岸壁-16:45稜線-地蔵尾根-赤岳鉱泉
天候 21日(石尊稜)は晴れ
22日(大同心北西稜)は荒天が予想されたため中止・朝下山
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
SBさんにお誘いいただき初石尊。
日ノ岳ルンゼを詰める
2012年04月21日 10:15撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/21 10:15
日ノ岳ルンゼを詰める
ルンゼから下部岩壁へ
2012年04月21日 10:19撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
4/21 10:19
ルンゼから下部岩壁へ
下部岩壁上部の灌木帯を抜けたところ
2012年04月21日 14:27撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/21 14:27
下部岩壁上部の灌木帯を抜けたところ
2012年04月21日 14:29撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
4/21 14:29
上部岩壁へ
2012年04月21日 14:52撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/21 14:52
上部岩壁へ
上部岩壁直下
2012年04月21日 15:02撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
4/21 15:02
上部岩壁直下
上部岩壁1ピッチ目(30メートル上がったところのピナクルでビレイ)
2012年04月22日 20:08撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
4/22 20:08
上部岩壁1ピッチ目(30メートル上がったところのピナクルでビレイ)
上部岩壁から稜線に
2012年04月22日 20:08撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
4/22 20:08
上部岩壁から稜線に

感想

神奈川県勤労者山岳連盟教育部長SBさん、同リーダー学校KMさん、横浜蝸牛山岳会YYさんと八ヶ岳西面のバリエーションルートに。


(下部岩壁)
石尊稜はバリエーションの初級者ルートと位置付けている解説本が多いが、どこが初心者ルート?というのが今回の感想。
何度も石尊稜に入っている同行のSB氏によれば、核心部の下部岩壁は、年を追うごとに悪くなってきているとのこと。年々草付も剥離し、スラブが露出し、アックスが決まるポイントが少なくなってきているらしい。
今回は気温も高く、草付へのアックスの利き具合も微妙で、スタンスの決まるポイントも少ない。スラブなので適度なホールドも無く、だましだまし、何とか登る。SB氏によると、難易度も2段階くらいは上だとのこと。
特に1ピン目の下部が悪く、上を行くSBさんにお助けスリングを垂らしてもらった。。。
この核心部はYYさんがリード。さすが!
一度フォローで行ったルートは、次回はリードする自信がつくものだが、ここは、ちょっと勘弁というのが率直な感想


(灌木帯)
下部岩壁と比べ、アックスの刺さりがはるかに安定感がある。ダブルアックスでサクサクと快適に登れた。

(上部岩壁)
気温が上がったためか、岩が緩んで、ホールドを確認しながら登る。とはいえ、下部岩壁に比べればホールド、スタンス とも豊富にあり、ぐらつく岩を見極める必要があるが、快適に登れると言っていい感じであった。今の僕のレベルでは、これくらいのリードが、ちょうどいい感じ。

(雪崩)
今年は雪が多く、今回の入山の前日にも15センチ程度の降雪があったらしく、鉾岳ルンゼ、三叉峰ルンゼの上部は、大音響を伴い雪崩が複数回発生していた。

(稜上)
稜上で2人連れのパーティーに遭遇。装備も中途半端で、アイゼン、ピッケルワークも心もとない。地蔵尾根に向かう途中で進退窮まっている感じであったので、ロープを張り通過を援助し、僕らの間に2人を入れて、行者小屋まで一緒に下山。2人は美濃戸口まで戻るつもりであったが、無理をせずに赤岳鉱泉に宿泊することを勧めた。赤岳鉱泉についたときには20時過ぎになってしまった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1390人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら