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Yamareco

記録ID: 1840843
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ハイキング
甲信越

角田山(五りん石コース近くの山の神様詣で)野イチゴロード

2019年05月10日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:58
距離
2.8km
登り
228m
下り
228m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:30
休憩
0:18
合計
1:48
12:32
50
五りん石コース登山口
13:22
13:40
40
ほたるの里コース分岐
14:20
五りん石コース登山口
12:32 五りん石コース登山口
12:54 農道横断点
12:57 山の神入口
13:02 山の神
13:22〜13:40 ほたるの里コース分岐
14:20 五りん石コース登山口
天候 快晴,風少しあり。22度で暑い感じ。
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
五りん石コース出発点のT字路脇の空き地に駐車させていただきました。4,5台分のスペースです。先で農道を渡るところの空き地は広くて,20台くらい停められると思います。いずれも黙認してくださる地権者さんに感謝です。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありません。山の神様から上部もよく踏まれていて,迷うような場所はありません。福井ほたるの里コースとの分岐には,小さい指道標があります。
その他周辺情報 登山口のすぐ近くに,五輪石と五輪の滝があり,立ち寄り容易です。すこし南側に,「弘法清水」があります。
稲島集落入口から見る角田山は富士山ぽいです。今日は雲はないですが霞んでいて,遠くは何も見えません。
2019年05月10日 12:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/10 12:16
稲島集落入口から見る角田山は富士山ぽいです。今日は雲はないですが霞んでいて,遠くは何も見えません。
五りん石コース登山口です。
2019年05月10日 12:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/10 12:31
五りん石コース登山口です。
1分かからずに五りん石です。近っ。なぜこれが「五倫」なのでしょう...それとも「五輪」? 普通は5つ重なってる仏教のアレが五輪石だよね...
2019年05月10日 12:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/10 12:32
1分かからずに五りん石です。近っ。なぜこれが「五倫」なのでしょう...それとも「五輪」? 普通は5つ重なってる仏教のアレが五輪石だよね...
なぜ「五りん石」なのかはやはりわかりませんでしたが,石の表面に芭蕉の句が刻まれているのでした。素人目には半分消えかかっていて,ずいぶん昔(江戸時代?)に彫られたような雰囲気です。涼しさやの「さや」が見えますね。。。※西蒲区発行の「ロードマップ」ではこれを「芭蕉句碑」としているようです。たまたまそこにあった石に彫りつけたものも句碑と言うのだろうか...
2019年05月10日 12:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/10 12:34
なぜ「五りん石」なのかはやはりわかりませんでしたが,石の表面に芭蕉の句が刻まれているのでした。素人目には半分消えかかっていて,ずいぶん昔(江戸時代?)に彫られたような雰囲気です。涼しさやの「さや」が見えますね。。。※西蒲区発行の「ロードマップ」ではこれを「芭蕉句碑」としているようです。たまたまそこにあった石に彫りつけたものも句碑と言うのだろうか...
もう数分歩くと,左側に五りんの滝の入口です。小さい沢に降りて行きます。つきあたりのL字カーブが山道の入口で,滝を見おわるとあそこに出てきます。
2019年05月10日 12:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/10 12:39
もう数分歩くと,左側に五りんの滝の入口です。小さい沢に降りて行きます。つきあたりのL字カーブが山道の入口で,滝を見おわるとあそこに出てきます。
指道標がしぶくてとても良いです。わくわく。でもこんな流れの少ない小沢に本当に滝が....?
2019年05月10日 12:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/10 12:39
指道標がしぶくてとても良いです。わくわく。でもこんな流れの少ない小沢に本当に滝が....?
ありました。水量はすくないですが。小さくとも滝です。イイ。
2019年05月10日 12:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
5/10 12:42
ありました。水量はすくないですが。小さくとも滝です。イイ。
この滝のみものは,落口につっかえている2個の大岩でしょう。とくに左側のものは大きいです。2つの岩がごっつんこしており,その間を水が流れています。滝を見おわると,引き返さなくても登山道に上がれる道が右側についています。親切。
2019年05月10日 12:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/10 12:43
この滝のみものは,落口につっかえている2個の大岩でしょう。とくに左側のものは大きいです。2つの岩がごっつんこしており,その間を水が流れています。滝を見おわると,引き返さなくても登山道に上がれる道が右側についています。親切。
山道に入ってすぐ,山火事注意のプレートのところで二股になりますが右が正解です。
2019年05月10日 14:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/10 14:16
山道に入ってすぐ,山火事注意のプレートのところで二股になりますが右が正解です。
しばらく沢沿いに行くと,やがて柿の木畑の脇に出ます。そこはクサイチゴで埋まった野イチゴロード。半分くらいは実になりかけでした。ムラサキケマンと同居。
2019年05月10日 12:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/10 12:50
しばらく沢沿いに行くと,やがて柿の木畑の脇に出ます。そこはクサイチゴで埋まった野イチゴロード。半分くらいは実になりかけでした。ムラサキケマンと同居。
柿の木畑の脇をすぎたあたりで,間もなくのタニウツギが待機中。
2019年05月10日 12:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/10 12:55
柿の木畑の脇をすぎたあたりで,間もなくのタニウツギが待機中。
農道を渡る地点に出ます。ここの駐車可能スペースはかなり広いです。ありがたいことです。この右手の登山道に入らずに,舗装道路を左奥に直進します。
2019年05月10日 12:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/10 12:56
農道を渡る地点に出ます。ここの駐車可能スペースはかなり広いです。ありがたいことです。この右手の登山道に入らずに,舗装道路を左奥に直進します。
すぐに山の神入口です。
2019年05月10日 12:58撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/10 12:58
すぐに山の神入口です。
参道は階段がしつらえてあります。
2019年05月10日 13:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/10 13:00
参道は階段がしつらえてあります。
いい雰囲気のご神域を過ぎると,明るい樹林の登りです。鳥がたくさんいます。
2019年05月10日 13:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/10 13:11
いい雰囲気のご神域を過ぎると,明るい樹林の登りです。鳥がたくさんいます。
左手に,ほたるの里コースの尾根がちらちら見えてきました。
2019年05月10日 13:13撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/10 13:13
左手に,ほたるの里コースの尾根がちらちら見えてきました。
ひと登りで,ほたるの里コースとの分岐です。このあたりはチゴユリがそこらじゅうに生えていましたが,どの花もほとんど終わりでした。
2019年05月10日 13:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/10 13:22
ひと登りで,ほたるの里コースとの分岐です。このあたりはチゴユリがそこらじゅうに生えていましたが,どの花もほとんど終わりでした。
ほたるの里コースとの分岐はちょと広くなった小ピークで,気持ちのよい場所です。小さい「←山の神|福井→」の道標あり。おにぎりを食べ,ここで戻ります。
2019年05月10日 13:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/10 13:23
ほたるの里コースとの分岐はちょと広くなった小ピークで,気持ちのよい場所です。小さい「←山の神|福井→」の道標あり。おにぎりを食べ,ここで戻ります。
アマドコロ
2019年05月10日 13:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/10 13:43
アマドコロ
ウゴツクバネウツギ発見。道脇に何株か咲いていました。ツクバネが「筑波山」ではなく,ガクの形の「衝く羽根」であると知りました。。。
2019年05月10日 13:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/10 13:46
ウゴツクバネウツギ発見。道脇に何株か咲いていました。ツクバネが「筑波山」ではなく,ガクの形の「衝く羽根」であると知りました。。。
山の神入口に戻ってきました。鳥居ってやっぱ,「結界」なんですかね。。などと思ったところです。
2019年05月10日 14:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/10 14:03
山の神入口に戻ってきました。鳥居ってやっぱ,「結界」なんですかね。。などと思ったところです。
柿の木畑の脇を通ります。向こうの新潟市街も今日は霞んで見えます。
2019年05月10日 14:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/10 14:11
柿の木畑の脇を通ります。向こうの新潟市街も今日は霞んで見えます。
また野イチゴロードの脇を通ります。星のよう(←語彙...
2019年05月10日 14:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/10 14:12
また野イチゴロードの脇を通ります。星のよう(←語彙...
最後は住宅地の舗装道路を通って,登山口に戻ってきました。
2019年05月10日 14:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/10 14:19
最後は住宅地の舗装道路を通って,登山口に戻ってきました。
登山口あたりにウワミズザクラが数本,花をつけていました。この季節らしいこの花を見れてうれしい。
2019年05月10日 14:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/10 14:25
登山口あたりにウワミズザクラが数本,花をつけていました。この季節らしいこの花を見れてうれしい。
登山口のすこし南側,「弘法清水」バス停のところの農道入口に,「竹野町山の神講」さんが建てた「山の神案内図」がありました。この山の神に祀られているのは虚空蔵菩薩であること,一帯が「地蔵さま山」と呼ばれていることなどが示してあります。良いものを見せていただきました。
2019年05月10日 14:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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5/10 14:38
登山口のすこし南側,「弘法清水」バス停のところの農道入口に,「竹野町山の神講」さんが建てた「山の神案内図」がありました。この山の神に祀られているのは虚空蔵菩薩であること,一帯が「地蔵さま山」と呼ばれていることなどが示してあります。良いものを見せていただきました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 常備薬 携帯 時計 タオル カメラ

感想

公式名称の「五りん石コース」には,「五りん」?「りん」ってなに?という不思議感があり,五りん石を見たいと思っていました。そうしたら,このコースの近くには山の神様が祀られており,その参道は公式登山道に接続している,というではないですか。

行ってみると,山の神入口の鳥居脇に据えられた標柱の誇り高い感じや,農道入口の「山の神案内図」,なによりも簡素ながらよく整ったご神域の印象など,地域の方がここをいかに愛し,大切にしてきたかよくわかりました。よそ者が踏み込むのはすこしの躊躇を覚えますが,尊敬の念を持って接して参りました。

山の神様の祠の脇に据えられた小さな石像は,仏像でした。鳥居にしめ縄,虚空蔵菩薩,地蔵さん,仏像,山の「神」といったとりあわせは,いかにも日本的で,もしかしたら明治の神仏分離をかろうじて免れた稀有な例なのかも....?と興味を覚えたところです。

今回の意外は,「五りん石が,芭蕉の足跡と結びついたものであった」ことと,五りんの滝の,「落ちそうで落ちない巨石の存在」です。曾良の随行日記によると,芭蕉は築地の乙宝寺詣のあと高田逗留まではほとんど素通り状態で,新潟→弥彦→出雲崎と淡々と宿をとり進んでいます。もちろん北国街道を南上したでしょう。

ツクバネウツギとウゴツクバネウツギの区別は難しいようで,今回はガクの形がネット図鑑の写真と見比べてより似ていると思われるほうを採用しました。

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