牧之原台地 火剣山・千框の棚田〜金谷駅から周回

2019年05月11日(土) [日帰り]

• GPS: 06:04
• 距離: 17.5km
• 登り: 569m
• 下り: 559m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 2:03
• 合計: 6:02

距離 17.5km 登り 570m 下り 573m

7:26 金谷駅
7:46 諏訪原城址ビジターセンター
8:03 8:04 菊川の里さんぽ茶屋
8:30 8:33 小夜の中山公園
8:51 8:52 火剣山（火剣坊）
9:03 9:06 火剣山（展望台）
9:45 9:46 歩き観音
10:34 10:39 千框の棚田
11:16 13:05 ふじのくに茶の都ミュージアム
13:28 金谷駅

天候

☀

アクセス

利用交通機関：

電車

町田0519🚃0539新横浜　JR横浜線　302
新横浜0600🚅0640静岡　東海道新幹線ひかり　5,070
静岡0650🚃0722金谷　JR東海道本線　580

🥾
起点・終点：金谷駅

金谷1351🚃1355島田1404🚃1551熱海　JR東海道本線　↓
熱海1606🚃1628小田原　JR東海道本線　　　　　　　2,270　
小田原1652🚄1732町田　小田急　586　特急はこね　620

コース状況／危険箇所等

・火剣山へは、旧東海道の金谷坂の石畳を登りきった辺りから、所々に道標は付けてある。ただ、茶畑など入り組んだ道も多く、分かりにくいところもありそうなので、あまり道標に頼らない方がよさそう。
・登山口に着いてしまえば、小夜の中山公園からの道も、キャンプ場からの道も、どちらもよく整備された道で難しいところはない。

その他周辺情報

○コース中の有料施設
・ふじのくに茶の都ミュージアム　300
　レストランと売店だけなら無料で利用できる。

写真

5/11 7:22

2年ぶり3回目の金谷駅。

5/11 7:28

駅から出たら、線路を超えて...

5/11 7:34

旧東海道、金谷坂の石畳。
歩きにくくて意外とキツい上り坂。

5/11 7:37

途中にあるすべらず地蔵。

5/11 7:46

石畳が終わると台地の上に出て、諏訪原城址。
でも前回歩いたので、今回はパス。

5/11 7:47

今度は菊川坂の石畳を下る。

5/11 7:48

茶畑の向こうに、茶文字の粟ヶ岳。

5/11 7:49

菊川坂は歩く人少ないのかな...

5/11 7:53

茶畑と石畳、そして遠くに粟ヶ岳。

5/11 7:56

少しだけ江戸時代の石畳も残っているらしい。

5/11 7:59

菊川坂を下りきると、何やら新しい道路ができるみたい。

5/11 8:00

菊川の間の宿。
でも昔ながらの建物は残っていない。

5/11 8:03

菊川の名前の由来になった、菊の模様の石。

5/11 8:05

菊川間の宿を抜けると、また登り返す。
石畳はほんの少しで終わって、後は舗装路を急登...

5/11 8:12

鮮やかなお茶の緑。
もう茶摘みは終わっているところがほとんどだけど、僅かに残っているところもある。

5/11 8:12

急登はキツいけど茶畑のいい眺め。

5/11 8:13

これから向かう火剣(ひつるぎ)山。

5/11 8:24

夜泣き石の伝説がある、久延寺。

5/11 8:24

本堂の横にある地蔵さま。

5/11 8:25

なんとか支えられている、見事な老木。

5/11 8:26

西行の歌碑があるところから、小夜の中山公園へ。

5/11 8:28

訪れる人は少ないようだけど、なかなか心地いい森。

5/11 8:29

曲がった宝篋印塔。

5/11 8:29

小さな塚に、それぞれ石仏に五輪塔に宝篋印塔が載せてある。

5/11 8:30

石柱がある場所で終点。

5/11 8:31

近くに鉄塔もある。

5/11 8:32

鉄塔の近くから、粟ヶ岳が見える。

5/11 8:32

粟ヶ岳の茶文字。

5/11 8:34

小夜の中山公園を抜けると、茶畑。

5/11 8:35

茶畑からはいい眺め。

5/11 8:38

茶畑と火剣山。

5/11 8:39

間隔が広い、少し変わった茶畑。

5/11 8:42

火剣山の登り口。

5/11 8:43

レコは年に数件しかない山なので、道の状態を心配していたけど、道は明瞭で歩きやすく整備されていた。

5/11 8:44

途中にある休憩所。

5/11 8:48

山藤があった。

5/11 8:51

登り口から10分ほどで、山頂の火剣坊。

5/11 8:52

日の出拝礼、と書いてある。
昔は眺めが良かったのかな。

5/11 8:53

石段を下ると、台座に乗った大日如来と文殊菩薩。

5/11 8:53

大日如来。

5/11 8:54

文殊菩薩。
どちらも丸みがあって味のある石仏。

5/11 8:55

石仏の一段下に広場があって、片隅に東屋。

5/11 8:56

少し展望がある。

5/11 8:56

ずっと南の御前崎まで、複雑な地形が続いている。

5/11 8:58

墓の峠展望台と書いてある。
行ってみよう。

5/11 8:59

八角の石柱と石仏のある広場に出る。

5/11 9:00

まさかコレが展望台？と思ったらやっぱり違ってた。よかった。

5/11 9:00

少しいい眺め。
向こうの台地から歩いてきて、後で向こうに戻る予定。
霞んでなければ海と伊豆半島も見えそう。

5/11 9:01

花が供えてあって、大事にされている。

5/11 9:02

さっきの広場からもう少し奥に、展望台があった。

5/11 9:03

八角形の展望台。

5/11 9:03

展望台からは、南面180度の展望。

5/11 9:04

菊川市街。
霞んでなければ遠州灘も見えてそう。

5/11 9:06

御前崎の辺りまで、遥かに続く牧之原台地。

5/11 9:09

展望台まではピストンだった。
さっきの分岐に戻ってくる。

5/11 9:09

さっきは気が付かなかったけど、分岐に火剣山の標識があった。

5/11 9:14

少し下ると舗装路に出る。

5/11 9:14

駐車場もある。

5/11 9:20

舗装路を道なりに行くと、茶畑。

5/11 9:20

ここはまだ摘んでいない。

5/11 9:23

台地に広がる茶畑。

5/11 9:23

お茶飲みたいな〜

5/11 9:23

左の道から出てきて、左に折れて右の道へ。

5/11 9:25

谷にも茶畑。

5/11 9:27

春の薊。

5/11 9:32

さっきの展望台が見えた。

5/11 9:34

薊にクロアゲハ。

5/11 9:35

起伏が多い地形だけど、そこら中に茶畑。

5/11 9:39

アヤメ。

5/11 9:40

ヤシ科の木の花。
シュロかと思ったけど、ちょっと違うような...

5/11 9:43

こっちも茶畑あっちも茶畑。

5/11 9:45

松島の歩き観音。
いい景色を見せてあげようと、小夜の中山に担いで移動させたら、翌朝足が汚れた状態で元の場所に戻っていた、という伝説。

5/11 9:46

松島の歩き観音。ここで右に曲がって一気に下る。

5/11 9:50

台地の上も台地の下も、とにかく茶畑。

5/11 9:52

5/11 9:53

秋葉山の灯籠で広い車道に出る。

5/11 9:53

ここを渡って登り返せば、先ほどの金谷の石畳に出る。
でもまだ登り返さずに、しばらく車道を行く。

5/11 9:55

歩いてきた方向。

5/11 9:58

東海道本線は、一段低いところを通っている。

5/11 10:00

その東海道本線の線路を越える。

5/11 10:04

たわわに梅。

5/11 10:07

振り返るといい眺め。

5/11 10:16

あ、電車が通った。

5/11 10:20

県道に出ると、菊川市に入る。

5/11 10:25

そして、千框(せんがまち)の棚田へ。

5/11 10:26

溜め池に睡蓮。

5/11 10:28

棚田は下から見てもわからない...

5/11 10:32

少し上ると、SS3と書かれた謎のロボ。

5/11 10:34

上に上がれば棚田の眺め。
もう田植えが始まっている。

5/11 10:36

棚田のアヤメ。

5/11 10:37

棚田の真ん中に舗装された遊歩道がある。

5/11 10:39

昔の写真があった。
今は往時の3割ほどになってしまったとか。

5/11 10:40

千框の棚田。

5/11 10:42

今はすっかり草に覆われているけど、この下も昔は棚田だったのか。

5/11 10:48

放置された茶畑。
背丈以上に伸びてる...

5/11 10:50

しばらく車道を登る。
日差しが暑い...

5/11 10:56

台地の上に出て、茶畑。

5/11 10:57

でも、道路の建設中で、歩く予定だった道が分断されてる...

5/11 11:00

茶畑の向こうに粟ヶ岳。

5/11 11:00

このまま向こう側に渡れなかったらどうしようかと思ったけど、橋があってよかった。

5/11 11:02

橋を渡ると、大茶園。

5/11 11:03

右を見ても左を見ても、見渡す限りの茶畑。

5/11 11:07

粟ヶ岳と茶の金谷。

5/11 11:10

JR東海のさわやかウォーキングのコースだったようで、一気にたくさんの人。

5/11 11:16

そして、ふじのくに茶の都ミュージアム。
昨年オープンしたばかりらしい。
中にあるレストランに直行。

5/11 11:23

別料金でお茶のドリンクバーがあった。
玉露から深蒸し、浅蒸し、最近の品種など、いろんな種類のお茶が飲み放題。
写真は玉露。おいし〜

5/11 11:26

そして、お茶御膳。
忙しい時期は、メニューはこの一択だけ。
すべての品にお茶を絡めてあって、おいしかった。

5/11 12:08

茶の都ミュージアムの展望台から。
牧之原大茶園。

5/11 12:16

なぜか日本庭園もある。

5/11 12:31

ひとしきり博物館を見て回ってから、庭園へ。

5/11 12:57

世界お茶まつり。
ものすごく混雑してると思ったら、こんなイベントもやっていた。

5/11 13:05

日本のお茶だけでなく、世界中のお茶について学べて試飲もできて、なかなか楽しめるところだった。

5/11 13:08

茶の都の裏手から国道に出ると、今日一番の絶景。
金谷の町と大井川。

5/11 13:09

列車は台地の縁を行く。

5/11 13:10

大井川に架かる鉄橋。

5/11 13:11

それにしてもいい眺め。
越すに越されぬ大井川。
川の向こうは島田の町。

5/11 13:12

焼津の市街と海が見える。

5/11 13:18

少し進むと、今度は北側の眺め。

5/11 13:18

一番奥に見えるのは、八高山。

5/11 13:27

台地から降りてきて、お茶の街路樹。

5/11 13:28

そして、金谷駅。

5/11 13:50

帰りは静岡行きの普通列車。

5/11 13:58

ひと駅隣りの島田で熱海行きに乗り換える。

5/11 16:46

お茶をたくさん買ってしまった...
茶の都ミュージアム限定の、綺麗茶。
南十字星、という緑色のアールグレイ。
近隣の本山茶、菊川茶、牧之原茶のティーバッグ。違いは分からないだろうけど...
あとは各種お茶系のようかんに、しずおか茶コーラ。

撮影機器：

PENTAX K-3 II RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

WashiTabi

先週に続いて今週もまた、お茶。
日本一のお茶どころ、静岡県の牧之原台地。
一昨年に金谷駅から茶文字の粟ヶ岳を歩いたけど、その時に見つけてちょっと気になっていた火剣山。
金谷駅から火剣山だけだと少し歩き足りないので、千框(せんがまち)の棚田と、茶の都ミュージアムを組み合わせて周回した。

火剣山は山頂に火剣坊がある信仰の山。
小夜の中山公園からの道とキャンプ場からの道、どちらの道も意外としっかり整備された道だった。
火剣坊からの展望はないものの、近くにある展望台からは、いい眺め。

千框(せんがまち)の棚田は、田んぼに水を張って、田植えが始まったばかりの時期。
それほど大きな規模ではないけど、歩道も整備してあっていい雰囲気の場所。
往時の景色を見てみたかった。
棚田を千の框(かまち)に見立てた名前も面白い。

そして、茶の都ミュージアム。
レストランでお茶の料理とお茶ドリンクバーを満喫し、さらに博物館も見物。
博物館は、世界中のお茶について展示してあり、試飲もできる。
世界お茶まつり、そしてJR東海のさわやかウォーキングとも重なったみたいで、けっこうな混雑ぶりだったけど、期待以上に楽しめるところだった。

さすがに日本一のお茶どころで、山にも谷にも台地の上も下も、コース全般至るところにお茶畑。
特に茶の都ミュージアムの周辺は、見渡す限りの広大な茶畑の景色が圧巻。
最初の茶摘みはもう終わっているところがほとんどで、もう少し早ければもっと新茶の緑がいい感じなのかもしれない。

〇写真(Googleフォト)
https://photos.app.goo.gl/b6y3KCAutTo8zTKc7

〇関連　これまでのお茶どころ
・2019年5月　八女　https://yamare.co/1831831
・2017年5月　粟ヶ岳　https://yamare.co/1138049