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記録ID: 184400
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ハイキング
中国山地西部

寂地山・吉和冠山 / 松の木峠ルート (山口県岩国市錦町・広島県廿日市市吉和)

2012年04月24日(火) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 島根県 広島県 山口県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:18
距離
13.8km
登り
868m
下り
859m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

※全行程5時間10分、休止適宜
08:25 松の木峠登山口
09:50 寂地・冠分岐
10:30 寂地山ピーク 10:40
11:15 寂地・冠分岐
11:45 吉和冠山ピーク 11:55
12:15 寂地・冠分岐
13:35 松の木峠登山口
天候 快晴そして黄砂
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中国自動車道・吉和ICから国道186号を西進、約9km先で右折し国道434号へ入る。
国道434号へ入り約1.5km先の松の木峠にある旧冠高原スキー場跡地に駐車(写真参照)。
コース状況/
危険箇所等
重大な道迷いの可能性および危険箇所等は見当たらなかった。
また、ツキノワグマの生息域なので十分な注意が必要だと思うが、しかしながら、この日も登山者が多く、クマの方が警戒して寄り付かないのではないかと思われた。
寂地山ピークおよび吉和冠山ピークともに眺望はないが、冠山はピークから北に約50m下れば展望地がある。

【参考文献】
防長山野へのいざない第1集改定版 (金光 康資)
冠高原スキー場跡地に駐車し登山開始。これは下山時に撮った写真で、約10台が駐車していた。
2012年04月24日 13:36撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/24 13:36
冠高原スキー場跡地に駐車し登山開始。これは下山時に撮った写真で、約10台が駐車していた。
松の木峠の登山口。ここは山口・広島県境にもなっている。「冠山登山口」の道標に従い東(写真右)の山道へ入る。
2012年04月24日 08:24撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/24 8:24
松の木峠の登山口。ここは山口・広島県境にもなっている。「冠山登山口」の道標に従い東(写真右)の山道へ入る。
カラマツ林を抜けると、西側(山口県側)が植林帯、東側(広島県側)が自然林となっている山道となる。
2012年04月24日 08:57撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4/24 8:57
カラマツ林を抜けると、西側(山口県側)が植林帯、東側(広島県側)が自然林となっている山道となる。
急坂を登り1164m標高点を越えると寺床と呼ばれる平坦地となる。参考文献によると、寺床は「寂仙坊の大蛇退治」伝説の舞台となった寂林寺のあった所とされる。
2012年04月24日 09:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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急坂を登り1164m標高点を越えると寺床と呼ばれる平坦地となる。参考文献によると、寺床は「寂仙坊の大蛇退治」伝説の舞台となった寂林寺のあった所とされる。
土滝山1280mを過ぎると寂地・冠分岐がある。左が寂地山方面、右が吉和冠山方面。
2012年04月24日 09:47撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/24 9:47
土滝山1280mを過ぎると寂地・冠分岐がある。左が寂地山方面、右が吉和冠山方面。
寂地・冠分岐の道標。
2012年04月24日 09:48撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4/24 9:48
寂地・冠分岐の道標。
雨杉(西冠山、後冠山)1300m周辺。山口・広島・島根の三県々境となっている。この辺りは寂地杉の原生林がある。
2012年04月24日 10:08撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/24 10:08
雨杉(西冠山、後冠山)1300m周辺。山口・広島・島根の三県々境となっている。この辺りは寂地杉の原生林がある。
中国山地最大規模といわれるブナの原生林ももちろんある。
2012年04月24日 10:20撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/24 10:20
中国山地最大規模といわれるブナの原生林ももちろんある。
寂地山ピーク直前に、額々山への分岐。
2012年04月24日 10:29撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4/24 10:29
寂地山ピーク直前に、額々山への分岐。
寂地山ピーク。
2012年04月24日 10:32撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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寂地山ピーク。
寂地山ピーク。祠と2011年に開催された山口国体の炬火採火記念碑。
2012年04月24日 10:37撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/24 10:37
寂地山ピーク。祠と2011年に開催された山口国体の炬火採火記念碑。
寂地山ピーク。最低限のマナーを守りましょう!!!
2012年04月24日 10:37撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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寂地山ピーク。最低限のマナーを守りましょう!!!
寂地山ピーク。
2012年04月24日 10:38撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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寂地山ピーク。
寂地・冠分岐へ戻り、吉和冠山へ向かうとすぐ、小さな沢を渡る。写真左には残雪がわずか。
2012年04月24日 11:20撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4/24 11:20
寂地・冠分岐へ戻り、吉和冠山へ向かうとすぐ、小さな沢を渡る。写真左には残雪がわずか。
美しい自然林が広がる山道を東進する。
2012年04月24日 11:24撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/24 11:24
美しい自然林が広がる山道を東進する。
吉和冠山への分岐。東進していた山道が、冠山の南で北(左)へ転回する。道なりに進めば北(左)へ導かれるが、まっすぐ東進すると別の道に入る。目印は写真右下の横木数本の「行くな」のサイン。
2012年04月24日 11:26撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4/24 11:26
吉和冠山への分岐。東進していた山道が、冠山の南で北(左)へ転回する。道なりに進めば北(左)へ導かれるが、まっすぐ東進すると別の道に入る。目印は写真右下の横木数本の「行くな」のサイン。
横木数本の「吉和冠山はこっちじゃないよ」のサイン。
2012年04月24日 11:26撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/24 11:26
横木数本の「吉和冠山はこっちじゃないよ」のサイン。
吉和冠山へは尾根の西側を巻きながら行く。
2012年04月24日 11:28撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4/24 11:28
吉和冠山へは尾根の西側を巻きながら行く。
吉和冠山直下の杉林は荒れているが道に迷うほどではない。慎重に踏み跡とマーキングを見る。
2012年04月24日 12:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4/24 12:00
吉和冠山直下の杉林は荒れているが道に迷うほどではない。慎重に踏み跡とマーキングを見る。
吉和冠山ピーク。
2012年04月24日 11:43撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/24 11:43
吉和冠山ピーク。
吉和冠山ピークから50mほど北に下ると展望地。この日はあいにく黄砂で霞む。
2012年04月24日 11:45撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4/24 11:45
吉和冠山ピークから50mほど北に下ると展望地。この日はあいにく黄砂で霞む。
松の木峠に戻る。道路西側には鬼ヶ城山への案内が。
2012年04月24日 13:34撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4/24 13:34
松の木峠に戻る。道路西側には鬼ヶ城山への案内が。
吉和IC近くから撮影した吉和冠山。北側が断崖になっていて、あそこが展望地になっているのがよく分かる。
2012年04月24日 14:01撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/24 14:01
吉和IC近くから撮影した吉和冠山。北側が断崖になっていて、あそこが展望地になっているのがよく分かる。
撮影機器:

感想

GWは何日か仕事が入り、その代わり今日、思いがけず休みを取ることになった。
天気予報は快晴、言わずもがな寂地山と吉和冠山へ。
平日にもかかわらずたくさんの登山者の方と出会う。
この調子だと土日祝日は大変そうだ。
けれども、人が多いとクマも登山道に寄りつく気もおきないのでは。
眺望はあまりないが、1164m標高点まで登れば気持ちの良い尾根道が続き、ブナの自然林に加え寂地杉の大木も楽しむことができる。
尾根や山頂のカタクリの花には気付かなかったが、カタクリの花を目当てに登るようなガラでもないので、ま、いっか!!!
また、1164m標高点と958m標高点との間の広島県側(東側)の自然林に、クマ棚らしきものを多数発見できたのだが、以下のコメントのとおり「ヤドリギ(宿り木)では??」とのご指摘をいただき、糠喜びとなってしまった。
いつかクマ棚を発見できれば、と思う。
ところで、寂地山から寂地・冠分岐に戻る途中、すれ違った中高年10数人のパーティーの副長と思わしき女性に「寂地山頂の下まで行きましたか??」と尋ねられた。
山頂しか行ってないので「いいえ」と答えたのだが、後から思うに、山頂の下って何だ??
ご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください!!

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コメント

山頂の下
はじめまして。nobomoguと申します。
山頂の下とは右谷山方面に少し下ったベンチがある辺ではないでしょうか。
寂地山の山頂周辺だとそこら辺が1番カタクリが咲いている場所だからその女性も聞いてきたのかもしれませんね。
たぶんですが(^^;
2012/4/25 13:19
こんばんは
JO4EJUさんこんばんは

女性が尋ねられた山頂下はnobomoguさんの言う通りで、カタクリの群落地のことですよ

それにしても、寂地山、吉和冠山とお疲れ様です。
2012/4/25 19:18
雪が消えていますね
 冠山はかなり雪が消えていますね。ところで、熊棚の件ですが、ヤドリギではないですか?
 カタクリは昨年松の木峠の道中に沢山咲いていました。近々行きたいと思います。
2012/4/25 20:13
山頂の下
nobomoguさん、こんばんは ^^
コメントありがとうございます。

なるほど、そういうことだったのですね。
事前調査が足りなかったようで反省です
もっと言えば自分の場合、カタクリの花以外にも「花」というものに疎いので、そういうところから改善しないといけないのかも

ありがとうございました。
2012/4/25 20:21
小五郎山での疲労がまだ....
peak6497さん、こんばんは ^^
コメントありがとうございます。

なるほど、山頂下にはカタクリの群生地があるのですね。
事前調査不足でした。
南寂地山1309mとの鞍部あたりでしょうか??

登るときは何ともなかったのですが、寂地・冠分岐から下山するときに、先週の小五郎山での疲労が残っていたのか、膝のあたりに少し傷みがありました。
柃枋ヶ岳910mの登り返しは結構きつかったです
2012/4/25 20:27
ヤドリギ??
yamabiko1さん、こんばんは ^^
コメントありがとうございます。

ヤドリギ?? ですか??
あちゃ〜、糠喜びでしたか....
なるほど、クマが陣取って食事をするには枝が細すぎるんじゃないかな〜とも感じました。
クマ棚とヤドリギの肉眼での見分け方って何かありますか??

今回のルート上では、ほとんど雪を見かけることはありませんでしたよ。
2012/4/25 20:40
JO4EJUさん、こんばんは。
火曜日は晴れてましたもんね
私、先週末は雨でどこにも登れなかったので、うらやましいです

寂地山はクマが怖くて気持ちが遠のいていたのですが、
これだけ人がいればクマも出てこんでしょうね。
行ってみてもいいかもしれんと思えてきました

そういえば、尾瀬には人を見ても逃げない新世代クマ?とかいうのがおるそうですが、
山口のクマは田舎者だから、まだまだ奥ゆかしいのだということにしておきたいと思います
2012/4/25 22:43
クマ鈴なしの人も
nakkangさん、おはようございます ^^
コメントありがとうございます。
自分も週末は雨で足留めを余儀なくされていましたので、この日は思いがけず休みを取れてラッキーでした

自分を含め単独行の方は全てクマよけ鈴を使用していましたが、複数パーティの半分は鈴なしで歩いていました。
けれども、快晴で明るかったのと人が多かったので、これならたぶん遭遇することはないのではと思いました。
聞いたところでは、近畿や九州からカタクリ鑑賞バスツアーもあるそうです

新世代のクマ、恐ろしいですね。
人を見ても逃げず、そして攻撃してこなければなお良いのですが....。
2012/4/26 6:29
見つけましたよ。熊棚!
4月28日に、寂地山分岐から寂地山の間で、熊棚を見つけました。ヤマレコを見てください。
2012/4/28 18:28
クマ棚、有難うございます
yamabiko1さん、おはようございます ^^
早速拝見しましたよ!!
まさしくクマ棚ですね!!
クマたちにも何とか生き抜いて欲しいです。
私たち人間も、有害駆除するだけではなく、何とか共生の道が見つかれば、と感じます。
有難うございます!!
2012/4/29 5:54
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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