深山《京都百名山》
- GPS
- 05:48
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 695m
- 下り
- 695m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ささやまの森公園から行き:東尾根、帰り:西尾根 |
その他周辺情報 | るり渓温泉(\800) |
写真
感想
篠山市は、4月から“丹波篠山市”となった。河原川を遡ると八幡谷ダムがあり、ダム湖が収束すると広い駐車場があった。“ささやまの森公園”のエリアで散策路が奥の方まで整備されている。深山への登山道は、川原川を遡り庫阪峠に上がる深山古道がメインで巻道の大正古道、大阪府境尾根の西尾根、京都府境の東尾根に登山道がある。公園事務所で登山届に記帳し、情報満載の案内地図を貰った。ただこの地図は上が南で持参の地形図と天地が逆になり使い難い。
西尾根登山道に入ると、“湖上の散策路”を暫く進み湖畔から上がって来た送電巡視路に取付いた。送電鉄塔が現れると稜線に達し、西尾根の縦走となった。なだらかな稜線歩きで地形の変化ごとに現在地を確認しコンパスを合せ直した。標高530mに達すると西から兵庫・大阪府県境尾根が合流した。2本目の送電鉄塔を過ぎると送電巡視路と分かれ純粋な登山道となり徐々に傾斜が増してきた。P683で、傾斜が落ち着き小さなアップダウンとなった。緩やかな谷の源頭が気持ちよく庫阪峠に到った。
庫阪峠(くらさかとうげ638m)は、公園事務所から発し、川原川を遡って来た深山古道が合流し、犬を連れた男女が登って来た。東の斜面を登ると舩谷山(730m) で京都・大阪・兵庫の三府県境となっている。残念ながら展望は得られない。深山へは30分の表示があったが19分で行けた。なだらかな稜線は新緑が美しく馬酔木の新芽の紅を帯びた葉とのコントラストが素晴らしかった。樹林が途切れ土饅頭の上に大きな石が置かれた墳丘を見上げる。墳丘の両側に道があり回り込むと深山(791m)山頂に達した。
山頂の墳丘は、“深山宮”の人工物で高皇産霊尊を祀っているようだがWebで検索しても詳細が分からず神社と位置付けられているものではないのだろうか。鳥居の向こうの参道の真ん中に3等三角点「天王」があったが“深山”を示す標識はなかった。山頂からは略360°の展望が得られ、六甲山迄見通すことができた。ゆっくり昼食休憩を取っていると庫阪峠で見た犬連れの男女、るり渓側からは子連れの夫婦が乗って来た。るり渓側からは国交省のレーダー施設のフェンスがあり西側を迂回して来られた。
来た道を引き返し舩谷山に戻ると来た時の西尾根を見送り東尾根へと入って行った。500m位まで標高を下げて登り返すと蛇岩(526m)で山頂部は岩で舩谷山を望むことができた。“雑木林の散策路”への道が分岐した。公園事務所で貰った案内図には、この先「満燈山〜杉木立の道はわかりにくいので通らないで下さい。」と書かれていたが自己責任で入って行った。急登斜面を登り切り満燈山(566m)に到った。西側に巻道があり西側からピストンする方が楽なようだ。展望のない静かな山頂で集合写真を撮って北西方向に下りだした。
直ぐに送電鉄塔があり展望が良い。此の辺りは道が不明瞭でしっかりコンパスを合せて下山路を定めた。急斜面で足を滑らさないように慎重に標高差100mを下ると傾斜が落ち着いた。P462に到ると後は下るだけ西に進んで“アカマツ林の散策路”に下り立ち奥坪ヶ谷右岸に渡った。広い谷をトラバースするように散策路が付いていた。地形図には記載がないが溜池のような池があり、“風わたりの散策路”が分岐して行った。
少し下ると谷間に突然水田が現れた。篠山藩への年貢を逃れるために秘密裡に開墾した「隠し田」だと説明書きがあった。その傍にクリンソウが咲いているのを見つけ近寄ってみた。「湖岸の散策路」が分岐すると直ぐに公園事務所に出てきて山行を終えた。立ち寄り湯はるり渓温泉、土日は800円だが母の日で女性は500円で入れたようだ。
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