音江山
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- GPS
- 03:43
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 694m
- 下り
- 687m
天候 | 晴れ 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口まで入れません。最終除雪点は砂利集積場でした。 |
写真
感想
東川を出て、上空は晴れているが、大雪山十勝連峰に巨大な笠雲がかかっている。風も強い。富良野に近づくとスキー場の上も雲の中。当然、芦別も雲の中。芦別新道は雪。御茶々岳の登山口である温水池の林道もまだ雪。御茶々岳の目的は芦別を見ることなので、当然不戦敗。大雪も、十勝連峰にも物凄い笠雲?がかかっていて登れそうにもない。チトカニも考えたが、最近よく報告のある音江山を思い出し、折角近くにいるので向かうことにする。
さすがにiPhoneに音江山の地図まで入れてなかったので、カシミールからセブンイレブンの多機能コピー機を使って印刷、しかし、高速道路まで印刷しなかったのが大失敗。何処から登るのかいまいち判らず、登り口を探して迷った挙句、やっとそれらしい所からツボ脚で出発。雪は締まり気味で、溶けた表面が埋まるだけ。しかし、出発点が地図上の何処だかさっぱり判らない。尾根はとても近く見える。あっと言う間に登れそう。しかし、地図上では距離があるようだが? 髄分奥まで進んでいると考えて歩いていたが、どうも地図と一致しない。沖里河温泉廃屋近くで初めて登山道の案内板を見つけやっと気がつく。まだ登山口にも来ていなかったことを・・・。
先行するトレース跡をたどっていくと、溶けた雪の中にリュウキンカの群落が。もう咲き始めているようだ。締まった雪にキックが刺さり、気持ち良い登り。尾根上は雪が溶けた道もあり、黄色い花ナニワズが結構咲いている。この雪でお花見登山が出来るとは。エンゴサクも二輪咲いていた。ヤマゲラの笑い声のような囀りと、カラの混群、アオジの囀りも聞こえる。青い鳥が目の前を通り過ぎる。コルリか?ルリビタキか?結構鳥もいる。花も鳥ももう春だ。
剣山を越えるとトレースが無くなり、展望が開け深川の町がみおろせる。更に尾根を登ると疎林になり、大木が増えてきてなかなか気持ち良い。風もほとんどない。雪庇を越えて音江連山の尾根に乗るといきなり強風。所々雪が溶けた道があり、上手い具合に風除けになる。左に見えるのは夕張山地か?広い山頂に出ると深川の町と西に暑寒別。その南にピンネシリの山塊。沖里河とイルムケップの向こうに表大雪と十勝連峰が雲を纏って。なかなかの展望。笹山?のせいか非常に展望が良い。しかも、暑寒、ピンネシリ、大雪と見え、夕張山地はあまり見られない東側からの展望になる。イルムケップは沖里河から行った方が近そうだ。
帰りは違う道も考えたが、変なラッセルになっても面倒臭いのでそのまま降りるが、雪が更に腐り、脹脛が疲れた。
あぐり工房まあぶ イルム温泉600円に入って、レストランでそば飯セットを食べてから帰る。
なかなか良い山でした。機会があったら、旧深川スキー場からイルムケップまで行ってみたいものだ。
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