記録ID: 1850174
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
十勝連峰
春合宿 オプタテシケ山
2019年04月30日(火) 〜
2019年05月03日(金)

天候 | 全日快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
1日目 美瑛富士登山口(7:15)オプタテ西尾根末端Co1200=BC(14:00) 美瑛富士登山口の除雪してあるスペースに駐車した。雪が無いためしばらくスキーを抱えツボで歩く。砂防堰堤から林道に乗るところでスキーに変えた。Co900あたりで3年目*3と2年目*2でBCを整地するため先を行く。ポン水無川右岸から樹林帯に入り、コンパスの切り方を確認してから方角とオプタテを見ながら進み、比較的平坦で広いCo1150にBCを設置した。 2日目 1年班 オプタテ西尾根At L成田(5 AL竹内笠井(4佐藤(3 M寶田田中中川(1 〈時間とルート〉 BC(500)肩(845-900)ピーク直下(1000-1020)スキー練習(1130-1230)BC(1300) 固いのでCo1200あたりでシーデポツボストック。ハイマツを避けつつ西尾根を登りCo1550あたりでEP。ダンゴに気を付けつつ肩まで。肩で気にならない風。北西稜頭とピークのコルで2年班がピークからBSして下りているのを目撃。ピークへの登りは岩が出ていて風がある。1年目もあまり余裕がなさそうで微妙なので直下で引き返し。尻滑りしながら爆速でシーデポまで。シーデポ付近の斜面でスキー練。 2年班 オプタテ東尾根 L飯田AL青木(3 M高柳溝口(2 〈時間とルート〉 BC(5:00)ピーク(9:00)スキー練習(10:45)BC(13:00) BC出て直ぐに沢を渡り東尾根に乗る。Co1300でシーズリEストック。Co1400でシートラEP。なるべく雪を繋いで登る。肩に捨てデポ打ってのっこし。一瞬気になる風。すぐにダンゴになる。岩の出ているところはBS交えて下る。Co1400位からスキーはいてBCまで。 登攀 オプタテ中央稜A壁 L水野(4 AL竹中(3 <時間とルート> BC(4:00)A壁取り付き(6:00-15)A壁頭(9:00)ピーク(11:15-35)スキー練地点(1220-35)BC(12:50) 快晴 BCからつぼ足で大滝下まで。ここでアイゼンに変える。大滝は左岸から容易に捲く。A壁基部まではハイマツの出た太い雪稜を登る。 1 15m竹中 カンテを右に回り込むように雪壁を登り、凍った草付き混じりの岩を5mほど登るとにっちもさっちもいかなくなったので頼りないカンバでピッチを切る。フォローは少し左を登りしっかりとしたカンバに終了点を移す。 2 15m水野 2mほど左へトラバースし一段越えて、細いカンバがちょろちょろ出た雪壁をトラバース。凹角下のテラスにてカンバでビレイ。 3 25m水野 脆く浅い凹角を左上しハイマツのでたリッジまで。リッジを少し進んでハイマツでビレイ。 4 50m竹中 太いリッジをコンテでP1の基部まで。 5 50m竹中 P1を左側から捲いてP2とのコルを目指して雪壁登り。普通に急で高度感がある。太いハイマツ掘り起こしてビレイ。 6 10m水野 雪壁をコルまで。ハイマツでビレイ。ここでザイルをしまう。 P2は左側から緩い雪壁を登り、P3は上を行った。あとは中央稜をつめて直接ピークへ。西尾根を尻滑りしながらBCまで。 3日目 1年班 オプタテ西尾根At L竹内(4 AL成田(5水野(4 M寶田田中中川(1 BC(5:30)オプタテシケ(10:00-15)BC(13時) 前日とほぼ同じルートで肩まで。co1250ほどで硬くなったのでシーズリツボストックで1400カンバ限界までスキーあげた。 そこからは前日尻滑りした小さなルンゼを登り、途中でEp。滑停した。肩に出ると気にならない風で問題なさそうであったのでオプタテシケを目指す。小さな岩が出てるとこもあるが行きやすいところをRFしていけば問題なかった。ピーク踏んで帰りは来た道。 2年班 美瑛岳LAt L竹中(4 AL佐藤(3 M高柳溝口(2 【時間とルート】 BC(3:50)・1728(6:00)・1654(8:00)美瑛岳(10:20-10:30)・1716(11:30)・1728(14:30)BC(16:10) BC出発しCo1300でシール効きにくいカリカリ斜面のためEストックシーズリ、Co1600あたりから・1728を目指して高度を上げながらトラバースした。雪少なくハイマツの上を歩く。・1654までは太くて歩きやすい稜線。溝口は靴擦れでつらそう。ここで、・1654以降計画通りに進めた場合美瑛岳途中での引き返しが予想されたため、美瑛富士をカットして美瑛目指すことにした。美瑛岳の登りはずっとEストック、頂上直下のみEP。基本気にならない風、時折気になる風が吹いた。帰りは気にならない風に吹かれてひたすら歩く。要スキー練習のLとM2×2 登攀 オプタテ北西稜 L笠井(4 AL青木飯田(3 〈時間とルート〉 BC (4:00) 核心取り付き (5:20~35) 頭 (9:35~10:10) BC (11:15) 天気:晴れ BCからEP。しばらく左岸尾根を歩き、中央稜末端から沢中へ。二股は右。 北西稜は末端からでも取り付けそうだったが、稜上の藪がうざそうだったので右股を詰め る。急な雪面を歩いた後、浅いルンゼ状を登り北西稜核心の末端。ハイマツピンで取り付 く。 1p目:35m 草付き交じりの雪稜。段差が二つ。ハイマツで確保。 2p目:45m 同上。後続は確保いらないレベル。ハイマツで確保。 そのままザイル引きずって15m雪稜。ハイマツでピンをとる。 3p目:20m 5mほどの立ったミックス壁 (Ⅲ+~) 〜雪稜。木で確保。 4p目:20m 段差状の岩登り。岩角で確保。 5p目:20m 身長ほどのクラック〜雪稜。クラックの左にあるオフィズスを使い三者三様のムーブで越す。ワンポイントⅣ+くらいで難しい。岩角で確保。 6p目:45m 段差状の草付き〜雪稜。木で確保。 そのままコンテで頭まで。 笠井飯田はピークまでポン。西尾根を尻滑りで下山。 〈パーティー〉 春季登攀楽しんだ。 4日目BC(7:00)駐車場(11:00) スキーが上手な1年目も自動下山。 |
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感想
天気に恵まれ、どのパーティも成果を出すことができた。1年目も楽しんでもらえたようで良かった。
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