記録ID: 185250
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ハイキング
近畿
雪彦山
2012年04月28日(土) [日帰り]
兵庫県
jurakusui
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 794m
- 下り
- 779m
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1038登山口→11:35出雲岩→12:08大天井岳12:48→13:28三角点13:33→13:58鉾立山14:10→14:24ジャンクションピーク→15:16虹ヶ滝→15:30大曲15:35→15:58登山口
*ルートは手入力です。
*ルートは手入力です。
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
【登山口〜大天井岳(表登山道)】 *鎖場あり。登り用3か所、下り用1ヵ所。安全のためには使った方がベター。ただし、あまり頼りすぎず片手は岩を保持した方が良いと思います。 ルートは明瞭。マーク類が多数あり、迷うことはないと思います。 登山口からすぐの登りがガレています。以降でそれ以上ガレている箇所はなかったように思います。勾配のある道に迫力のある岩が続いています。 【大天井岳〜鉾立山】 *危険個所はありません。途中に、裏登山道(虹ヶ滝方面)へ下りる分岐が3つありました。通った順に「下山道」「新下山道」「ドロカベコース」となっていました。また、鹿ヶ壷方面への分岐もあり。鉾立山へは基本的に尾根筋を取れば辿りつきます。案内があり、こちらも明瞭な道です。 鉾立山は北の展望が抜群です。この日は氷ノ山、三室山、後山、日名倉山、那岐山などが一望できました。 【鉾立山〜虹ヶ滝〜大曲〜登山口】 *渡渉ポイントがいくつもあります。転倒に注意。特に虹ヶ滝では岩を大跨ぎ(身長によってはジャンプかも)して渡りますが滑りやすいので注意。水面までやや高さがあります。降雨時、降雨後はなおのこと慎重に。 *大曲より下の渡渉ポイントにて、「増水して渡渉困難な時は大曲まで戻って林道経由で下山せよ」と書いてありました。 ジャンクションピークまでは緩やかなアップダウンがあります。その後はやや急な下り。谷筋を下りますが、土砂崩れのせいか倒木が多いです。跨いだりくぐったりします。下るほど左右から谷が合流していき、流れが太くなっていきます。天気が良いと、とても気持ちがいい山歩きになると思います。「ナメ滝」「虹ヶ滝」は見ごたえがあります。 虹ヶ滝を渡渉後はいったん登り、谷から離れていきます。 |
写真
キャンプ場登山口にある案内図。今回は時計回りにぐるっと周回するコースです。
不動岩。写真にあるようなとてもよく目立つ矢印が岩に樹にたくさんあり、コースは非常に明確でした。
メッセージも多かったです。なかには40年選手のものも。
また、岩にいろいろ打ち込まれており登攀対象にもなっているようです。
また、岩にいろいろ打ち込まれており登攀対象にもなっているようです。
登り用の最初の鎖。岩が狭くて足だけではバランスが取りにくいときに助かりました。
有名なセリ岩。50�僂�らいでは!?なんとか通行できました。やれやれ。
大天井岳への最後(の方の)登り。上に鎖があります。手がかり、足がかりが多いのでなしでも登れますが、使った方が安全でしょう。
西の景色には東播の山々。写真外ですが南には海らしきものもうっすらと見えていました。
「B-6」ドロカベコースへの分岐にて雪彦山の概念図。大雑把ですが、主な道は紹介されています。
そうそう、この先の谷筋下りもそうでしたが、コケ類が目につきました。こんなところにも根(?)を張って。
同2。大山が見えなかったのが残念。冬のいい天気だったら見えたのかな。
頂上から少し下りると、南〜西に展望が開けたポイントがありました。ここにあった展望図によると、写真奥にうっすら見えるのは、家島とのこと。また、展望図によると、見通しが良いと六甲まで見えるようです。
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4/29 22:05
頂上から少し下りると、南〜西に展望が開けたポイントがありました。ここにあった展望図によると、写真奥にうっすら見えるのは、家島とのこと。また、展望図によると、見通しが良いと六甲まで見えるようです。
下り行くと、左側斜面が崩壊。一部の倒木が道にまで届いていました。
コケがびっしり。手のようにも足のようにも見えます。なんか、いきなり動き出しそう。
上からのナメ滝。近くで見ようと思ったら登山道を外れなければなりません。行きたかったけど、今回はパス。
太くなってきた流をアップして撮影。光のコントラストが小滝の水しぶきの白さを強調しているような。
撮影機器：
感想
絶好の天気でした。雲一つない快晴とはまさにこのこと。GW後半に予定している石鎚山に備え、鎖の練習になるかなと思い雪彦山に行ってきました。
行って帰って思ったのは、もっと早くに登っておけばよかったなということです。別に体力云々の話ではなくて、こんなに楽しみどころの多い山を今の今まで考慮に入れていなかったのがもったいない、という意味でです。じっくり岩にしがみついたり、鎖にチャレンジしたり、ちょっとしたスリルに刺激され、アスレチック気分を満喫できました。景色も良かったです。雪彦山は兵庫の内陸にあるので山に囲まれています。大天井岳は西の展望が良く、播磨の山がずーっと続いて見えます。また、この山は切り立った形になっていて、ダイレクトに登山口が見えて高度感も味わえます。
圧巻は鉾立山。北の眺望がもう抜群でした。ちょうど兵庫の第一峰から第三峰まで一望できます。唯一、雪の冠をかぶっているのが氷ノ山。高さよりもむしろ白さで、際立った存在感を放っているようでした。第二峰の三室山は均整の取れた美しい山容で、第三峰の後山は遠目にも駒の尾山まで稜線歩きをしたくなる、特徴のあるアップダウンを見せていませした。そこからはさらに、中国山地西部の山々が続きます。遠方が霞んでいたため中国山地の盟主大山は見えませんでしたが、思わず息を飲む山々のパノラマに浸ることができました。
下山コースの谷筋は、清涼感が快適でした。六甲とは違い堰堤がないおかげで(下の方にはありましたが)、滝が見たい放題でどれだけ見ても飽きが来ません。虹ヶ滝はちょっとひやっとして気付いたら写真を撮り忘れていたのが残念というか心残り。でも心には焼き付けたつもりです。
下りた傍からまた行こうと思える山でした。
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