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Yamareco

記録ID: 1860247
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

船坂谷〜後鉢巻山〜瑞宝寺谷〜瑞宝寺公園〜有馬温泉

2019年05月22日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
7.6km
登り
538m
下り
566m

コースタイム

日帰り
山行
4:00
休憩
0:18
合計
4:18
8:38
15
「舟坂橋」バス停
8:53
8:53
1
舟坂谷 登山口(土道始まり)
8:54
8:55
7
水場(船坂谷)
9:02
9:02
9
船坂第十堰堤(船坂谷)
9:11
9:14
0
老ヶ石・大姫大神の祠(船坂谷)
9:14
9:14
13
船坂第三堰堤(船坂谷)
9:27
9:29
9
川上の滝(船坂谷)
9:38
9:40
45
岩床(右俣左俣 分岐)(船坂谷)
10:25
10:25
40
急降下の崖(船坂谷)
11:05
11:06
3
船坂谷道下り口(DWカーブNo,112合流)
11:09
11:09
2
鳥居茶屋跡・石の宝殿鳥居
11:11
11:11
4
鉢巻山トンネル
11:15
11:15
8
瑞宝寺谷 下り口(手摺り付梯子階段)
11:23
11:23
28
3蓮堰堤 急勾配のロープ場(瑞宝寺谷)
11:51
11:51
10
瑞宝寺第六堰堤(瑞宝寺谷)
12:01
12:01
1
瑞宝寺第四砂防ダム(瑞宝寺谷)
12:02
12:02
6
堰堤巻き道 急斜面のロープ場(瑞宝寺谷)
12:08
12:12
5
鋼管ダム(瑞宝寺谷)
12:17
12:17
11
六甲の森林案内板(瑞宝寺谷 取り付き)
12:28
12:33
2
太鼓滝(瑞宝寺谷)
12:35
12:35
21
瑞宝寺公園
12:56
神鉄「有馬温泉」駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)JRさくら夙川駅からさくら山なみバスで船坂橋バス停まで
(帰り)神鉄・有馬温泉駅から唐櫃台駅へ、唐櫃台から神姫バスで三宮へ
コース状況/
危険箇所等
「船坂谷」について
(1) 堰堤越えのロープ場がかなり多い。中間地点には急角度の岩場斜面があり、ロープの助けを借りて下ることになる。また上り終盤では非常に急峻な坂道が続き、ここもずっとロープが掛けられている。
(2) 道標がほとんどなく、一部でルートが分かりづらく迷いそうな箇所も多いので、赤テープなどの目印を良く探してテープ頼みで進むことを意識することが大切。初めてであれば下調べをしていったほうが良いと思う。

「瑞宝寺谷」下りについて
(1) 全般的に良く整備されていて分かりやすいほう。途中で何度か谷筋を渡渉するが、続きの道(踏み跡)がどこに続いているのか、を常に意識して歩いていれば大丈夫。
(2) 巨大堰堤が連続するが「鋼管堰堤」以外にはすべてに明確な巻き道がある。
(3) 下り始めの谷筋上部の堰堤越え(左岸側から)はいづれもロープ場となっており、滑りやすいザレた急斜面なのでくれぐれも注意のこと。
(4)「鋼管堰堤」は左岸側から河原中央へ進んでど真ん中から通過する。
「船坂谷道」の登山口にある「水場」。谷に流れる水は澄んでいて綺麗で貴重な水源だ
2019年05月22日 08:54撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/22 8:54
「船坂谷道」の登山口にある「水場」。谷に流れる水は澄んでいて綺麗で貴重な水源だ
「水場」の少し先のところで左へ入って、ここの場所を渡って進むのが良いかも
2019年05月22日 08:57撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/22 8:57
「水場」の少し先のところで左へ入って、ここの場所を渡って進むのが良いかも
昨年3月末に竣工なった一番新しい巨大堰堤「船坂第十堰堤」は、右岸側の広い階段を登り降りして越えていく。ここまできっちりした階段を付けてくれると有難い
2019年05月22日 09:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/22 9:01
昨年3月末に竣工なった一番新しい巨大堰堤「船坂第十堰堤」は、右岸側の広い階段を登り降りして越えていく。ここまできっちりした階段を付けてくれると有難い
「船坂第十堰堤」の上に立って北を眺めると「白水峡」のほんの一部が垣間見える
2019年05月22日 09:04撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/22 9:04
「船坂第十堰堤」の上に立って北を眺めると「白水峡」のほんの一部が垣間見える
沢には水量があるので、小さいながらも美しい滝がところどころで見られる
2019年05月22日 09:09撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/22 9:09
沢には水量があるので、小さいながらも美しい滝がところどころで見られる
伝説の「老ヶ石」が鎮座しているすぐ横を通り過ぎていく。地表に表れているのは巨石全体のほんの一部だそう
2019年05月22日 09:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/22 9:11
伝説の「老ヶ石」が鎮座しているすぐ横を通り過ぎていく。地表に表れているのは巨石全体のほんの一部だそう
「船坂第三堰堤」の下流側はいつも深い緑色の池になっている(上流側ではないのが面白い)
2019年05月22日 09:14撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/22 9:14
「船坂第三堰堤」の下流側はいつも深い緑色の池になっている(上流側ではないのが面白い)
「船坂谷」の一番の名所は、この「川上の滝」だ。この谷の滝の中では多分ここが一番落差が大きい
2019年05月22日 09:28撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5
5/22 9:28
「船坂谷」の一番の名所は、この「川上の滝」だ。この谷の滝の中では多分ここが一番落差が大きい
行く手を阻んでいるのは濡れた岩床。滑らないように注意
2019年05月22日 09:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/22 9:39
行く手を阻んでいるのは濡れた岩床。滑らないように注意
岩床のすぐ先に美しい滝
2019年05月22日 09:41撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/22 9:41
岩床のすぐ先に美しい滝
急角度で下る岩石混じりの斜面。無理せずロープの助けを借りる
2019年05月22日 10:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/22 10:25
急角度で下る岩石混じりの斜面。無理せずロープの助けを借りる
半身になりながら慎重に下ってから振り返って見るとこんな感じ
2019年05月22日 10:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/22 10:29
半身になりながら慎重に下ってから振り返って見るとこんな感じ
六甲全山縦走路へ出るためには一気に高度を稼がないといけないのでけっこうな急登が続く。でもずっとロープが掛けられているので、上りでも下りでも頼りになる
2019年05月22日 11:02撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/22 11:02
六甲全山縦走路へ出るためには一気に高度を稼がないといけないのでけっこうな急登が続く。でもずっとロープが掛けられているので、上りでも下りでも頼りになる
「船坂谷道」の下り口まで到達。縦走路の一部の車道に出て下り口を振り返る。案内道標は遠慮がちに立っている
2019年05月22日 11:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/22 11:05
「船坂谷道」の下り口まで到達。縦走路の一部の車道に出て下り口を振り返る。案内道標は遠慮がちに立っている
「鉢巻トンネル」を通過
2019年05月22日 11:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/22 11:12
「鉢巻トンネル」を通過
山中へは入らずにそのまま車道を歩いて行くと「瑞宝寺谷」の下り口が右手にある。ここから古い木製階段を下っていく
2019年05月22日 11:16撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/22 11:16
山中へは入らずにそのまま車道を歩いて行くと「瑞宝寺谷」の下り口が右手にある。ここから古い木製階段を下っていく
「瑞宝寺谷」は有志の善意で整備された快適な道だ。静かで良い雰囲気で勾配もあまりきつくない
2019年05月22日 11:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/22 11:29
「瑞宝寺谷」は有志の善意で整備された快適な道だ。静かで良い雰囲気で勾配もあまりきつくない
新緑がまぶしい
2019年05月22日 12:07撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/22 12:07
新緑がまぶしい
「鋼管堰堤」まで下ってくるとルートの出口だ
2019年05月22日 12:08撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/22 12:08
「鋼管堰堤」まで下ってくるとルートの出口だ
ここに巻き道はないので、鋼管堰堤のど真ん中のスリットをくぐって進んでいく
2019年05月22日 12:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/22 12:10
ここに巻き道はないので、鋼管堰堤のど真ん中のスリットをくぐって進んでいく
中央をしゃがんでくぐり終えて振り返る。でっかいなあ
2019年05月22日 12:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/22 12:12
中央をしゃがんでくぐり終えて振り返る。でっかいなあ
沢筋に沿って「瑞宝寺公園」へ向けて歩いていく。途中には滝がある
2019年05月22日 12:14撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/22 12:14
沢筋に沿って「瑞宝寺公園」へ向けて歩いていく。途中には滝がある
さらに下ると対岸にこのような落差のある滝もある
2019年05月22日 12:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/22 12:19
さらに下ると対岸にこのような落差のある滝もある
「瑞宝寺公園」最大の名所でる「太鼓滝」。この日はやや水量が少な目だったので、滝壺の至近距離まで近づいて眺めることが出来た
2019年05月22日 12:31撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/22 12:31
「瑞宝寺公園」最大の名所でる「太鼓滝」。この日はやや水量が少な目だったので、滝壺の至近距離まで近づいて眺めることが出来た
「瑞宝寺公園」に見られる青紅葉も見事。紅葉の名所なので青紅葉もまた素晴らしい
2019年05月22日 12:36撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/22 12:36
「瑞宝寺公園」に見られる青紅葉も見事。紅葉の名所なので青紅葉もまた素晴らしい
「瑞宝寺公園」山門から有馬温泉街へ向かう途中、西に「落葉山〜灰形山」の山並みがきれいに見えた
2019年05月22日 12:42撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/22 12:42
「瑞宝寺公園」山門から有馬温泉街へ向かう途中、西に「落葉山〜灰形山」の山並みがきれいに見えた
さらに同じ場所から「湯槽谷山」も見えた。手前は一面にタンポポの花が満開で、黄色い絨毯のようになっていて美しいことこの上なし
2019年05月22日 12:43撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/22 12:43
さらに同じ場所から「湯槽谷山」も見えた。手前は一面にタンポポの花が満開で、黄色い絨毯のようになっていて美しいことこの上なし
「からとの湯」の食堂で抹茶味のかき氷(250円)。これでもかというぐらい盛ってくれるので、湯上りにはすごく嬉しいお得感
2019年05月22日 16:17撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/22 16:17
「からとの湯」の食堂で抹茶味のかき氷(250円)。これでもかというぐらい盛ってくれるので、湯上りにはすごく嬉しいお得感

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回は単独行。季節も良くなってきたので、久しぶりに「船坂谷道」を登り、鉢巻トンネル通過後は最高峰はパスして「瑞宝寺谷」を下って有馬温泉街まで行くことにした。「瑞宝寺谷」を下りで利用するのは今回が初めてだ。

「船坂谷道」は堰堤越えや急斜面などでロープ場が次から次へと連続する、やっぱりタフなルート。とはいえ過去にも歩いている慣れもあってあまり迷わなかったし、そんなに歩きづらいということはなかった。人も少なく静かな谷なので孤独を楽しみたい向きには最適。
倒木や荒れ具合などについては、以前に歩いた時と比べて特段変化は感じなかった。以前はまだ工事中だった巨大な「船坂第十堰堤」が完成していたことぐらいだろうか。この季節なのにメマトイも毛虫も全然いなかったのがやや拍子抜け。というか歩きやすかったので有難かった。

「瑞宝寺谷」は以前出会ったオジサンが整備してくれた谷道で、上りでしか使ったことがなかったが、今回初めて下りで利用。下りで歩くとなんと楽ちんなことか。こんなに短時間で下界(瑞宝寺公園)まで降りられるのは便利だ。定番の「魚屋道」で下るよりもこちらのほうが楽しいかもしれないし、急いで下れば時間も早かったりするかなと思う。
古びたロープなども付け替えられていたり、オジサンの整備のおかげで安全に歩ける、非常に良い谷道だと思う。ここはもっともっと歩かれても良いのになあ。ヤマレコだとオレンジ色の記録が殆ど無いのが不思議なくらいだ。紅葉の季節は「瑞宝寺公園」へ向かうのにはベストかなと思う。

下山時刻が13時直前だったので「有馬御苑」の金泉・銀泉に入れるかなと思ってワクワクして向かったら、なんとこの日に限って「休館日」。がっかり。ということで当初予定だった「からとの湯」で天然温泉を楽しんで帰ることにした。湯上りのかき氷(250円)はお薦め。これでもかというぐらい山盛りにしてくれる。スプーンでは無理、口のほうから迎えに行かないといけないぐらいだ。
帰りは今回は時間がうまく合ったので、神姫バスで三宮バスターミナルまで向かった。神鉄より時間がかかるものの、路線バスに揺られてのんびり帰るのも風情だ。できることなら時間に縛られることなく、ゆったりのんびり山行と温泉を楽しみたいもの。それが我が家の価値観。

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