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Yamareco

記録ID: 186365
全員に公開
ハイキング
奥秩父

股ノ沢林道から十文字峠を経て甲武信岳

2012年04月28日(土) 〜 2012年04月30日(月)
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コースタイム

一日目 9:45川又-11:30赤沢吊橋-14:05柳避難小屋
二日目 6:45柳避難小屋-10:30(11:00)十文字峠-13:35尻岩-14:45三宝山山頂-15:45甲武信小屋
三日目 6:45甲武信小屋-9:50西沢渓谷入口
天候 28日 晴れ
29日 午前晴れ 午後曇り
30日 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
西武秩父より西武バス「中津川」行き、「川又」下車。
帰りは西沢渓谷入口より山梨市営バス「山梨市」行き。
ですが途中下車して「はやぶさ温泉」へ。
はやぶさ温泉からは塩山までタクシーで2000円以内です。
コース状況/
危険箇所等
■川又→柳避難小屋
 川又から赤沢吊橋までは軌道跡で快適です。
 赤沢吊橋から柳避難小屋までは崩落2ヶ所。
 ロープあるので問題ないと思いますが、
 同宿の釣り師さん曰わく「年々崩壊が進んでいる」
 とのことです。

■柳避難小屋→十文字峠
 若干踏み跡薄いですがピンクテープ豊富です。
 慎重に周りを見れば問題ないと思います。
 ただ途中(作業場跡)の少し手前で
 倒木に道を塞がれてましたので大回りしました。
 (ロストしただけかなあ?)

■十文字峠→尻岩
 登りはじめてすぐにアイスバーンです。
 大山の手前の鎖場は凍った箇所多数。
 鎖が凍りついていて使えない、など嫌らしいです。

■尻岩→甲武信小屋
 積雪多数。踏み抜き祭りです。(特に甲武信岳山頂まで)

■甲武信小屋→西沢渓谷入口
 近丸新道分岐の手前までは雪、アイスバーンあり。
 その先はもう無雪でした。

■下山後
 バス停「上隼」で途中下車。
 市営バスだと「はやぶさ温泉」目の前まで
 連れて行ってくれます。
 塩山行きのバス停は少し離れているそう。
無断駐車はやめましょう。
一万円以上(?)の罰金だそうです。
無断駐車はやめましょう。
一万円以上(?)の罰金だそうです。
軌道跡は歩きやすいです。
軌道跡は歩きやすいです。
赤沢吊橋を過ぎると徐々に道が悪くなります。
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赤沢吊橋を過ぎると徐々に道が悪くなります。
完全崩壊。ロープを頼りに登ります。
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完全崩壊。ロープを頼りに登ります。
苔たっぷり♪
道標も崩壊…
ここを過ぎれば柳避難小屋はすぐ♪
道標も崩壊…
ここを過ぎれば柳避難小屋はすぐ♪
柳避難小屋はとてもキレイです。
柳避難小屋はとてもキレイです。
ふきのとう♪
沢のすぐ脇に寝転がって空を眺めます。気持ちいい♪
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沢のすぐ脇に寝転がって空を眺めます。気持ちいい♪
真の沢林道と道を分けます。
股ノ沢林道は右へ。
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真の沢林道と道を分けます。
股ノ沢林道は右へ。
舟のような大岩。近くにピンクテープがありましたが、
ルートではないようです。
舟のような大岩。近くにピンクテープがありましたが、
ルートではないようです。
徒渉箇所多数。
樹林帯に光が差し込み、とても気持ちいいです♪
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樹林帯に光が差し込み、とても気持ちいいです♪
十文字小屋はもう目の前。
十文字小屋はもう目の前。
十文字小屋周辺より。
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十文字小屋周辺より。
これから向かう三宝山。
だらだらしてて好きです♪(笑)
これから向かう三宝山。
だらだらしてて好きです♪(笑)
緑のトンネル。
もう一度三宝山。
もう一度三宝山。
尻岩の横のプチ尻岩です。
尻岩の横のプチ尻岩です。
今回の山行のハイライト!
すみません、嘘です…
定番の写真スポットですね。
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今回の山行のハイライト!
すみません、嘘です…
定番の写真スポットですね。
三宝山山頂へのなだらかな登り。
長くて心が折れそう…
三宝山山頂へのなだらかな登り。
長くて心が折れそう…
山名板すらない三宝山山頂。(笑)
聞いたところによると
どこかにこっそり立てかけてあるそうです。
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山名板すらない三宝山山頂。(笑)
聞いたところによると
どこかにこっそり立てかけてあるそうです。
あまり展望はありません。
あまり展望はありません。
甲武信岳山頂が見えました!
後少し…
甲武信岳山頂が見えました!
後少し…
しょぼい方…
立派な方!
木賊山。
甲武信小屋入口にはこいのぼり♪
甲武信小屋入口にはこいのぼり♪
木賊山山頂も結構雪が残ってます。
木賊山山頂も結構雪が残ってます。
うっすら富士山。
うっすら富士山。
ずいぶん雰囲気が変わってきました。
あちこちで鳥の囀りが聞こえます。
ずいぶん雰囲気が変わってきました。
あちこちで鳥の囀りが聞こえます。
鶏冠尾根。一応登山禁止?らしいです。
鶏冠尾根。一応登山禁止?らしいです。
こっそりキノコ。
こっそりキノコ。
はやぶさ温泉はとてもキレイでした。
もちろん湯も最高♪
はやぶさ温泉はとてもキレイでした。
もちろん湯も最高♪
撮影機器:

感想

GW前半は天気も良好!ということで、
以前より行きたかった「股ノ沢林道」「十文字峠」に
甲武信岳を絡めて歩いてきました。

沢、樹林帯から残雪の尾根道まで、変化に富んだ
とても楽しい山行になりました。
が、前半の樹林帯を歩いていた間は晴天!
はかったように、尾根に出た途端に雲が…

展望にはあまり恵まれませんでしたが、
雨は降らなかったので良しとしておきます。



初日の柳避難小屋では、常連の釣り師さん達とご一緒。
皆さん毎年のように柳避難小屋に通われているそうで、
釣りの話や、周辺の沢の話など、楽しいお話を
沢山教えてくれました。


二日目はちょっとロングコースです。
スタートから十文字峠を経て、徐々に高度を稼いでいきます。
岩場を登りきると、ひらけた大山の山頂へ。
さらに進んで、登頂禁止?の武信白岩山を巻いて
一旦くだると三宝山手前の鞍部。
かの有名な「尻岩」があります。(笑)

十文字峠以来の小休止をとってから、
三宝山への登りにかかります。
山容通りのだらだらした登りで、
緩やかですが長い!
いい加減にしてくれー、と
心の中で叫びながら登っているとついに山頂へ。
何もない山頂です。
埼玉県最高峰なのに…

ここらは全く人にも会わず、実に静かです。
(武信白岩山あたりから甲武信岳山頂までずーっと一人きり!)


三宝山から甲武信岳まではすぐです。
最後の急登を登りきると甲武信岳山頂。
っと記念撮影を終えると
そのまま甲武信小屋へ下ります。


一応笹平避難小屋で宿泊予定でしたが、
快適そうな甲武信小屋の前までくると
すっかり気が変わってしまい、
やっぱり小屋泊まりに変更です。
後はビール、持参の焼酎を飲みながら
他の泊まりの方々とおしゃべり三昧。
楽しい一夜でした♪


最終日は西沢渓谷へ下るだけです。
木賊山への少しの登りを終えるとずーっと下り。

徳ちゃん新道と近丸新道の分岐の手前でアイゼンを外し、
鳥の囀りを聞きながらゆっくり下ります。


西沢渓谷入口からは軽装のハイキングの方々が多く、
随分賑やかです。
流れに逆行して進めば30分ほどでバス停へ。

タイミング合わず、一時間ほど待つ羽目になったので
立ち寄り温泉を調べたり同じく下ってきた
登山者の方とおしゃべりしていると、
名湯「はやぶさ温泉」の情報をゲット♪

情報源のご夫婦と、さらに二人組の方と
ご一緒させて頂き、五人で温泉へ。

お話通りの素晴らしいお湯を堪能し、
おしゃべりも堪能し、
帰路につきました。




【落とし物情報】
尻岩周辺でアイゼンを片方拾いました。
カジタの十二本爪アイゼンです。(確か)

雪に埋もれていたようで、
まだキレイでしたので、
最近のものだと思います。

プチ尻岩に挟んであります。
(上記写真にある通りです。)




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コメント

こんばんは!
川又までの同じバスでした!

柳小屋方面の方はオレンジザックの若者とデカイザックの方2名でしたが、、、。

私は赤い帽子を被っていた者ですが、you-18 さんはワカンを背負っていた方でしょうか?
2012/5/6 23:30
コメントありがとうございます!
こんばんは。

私はオレンジザックの方でございます。

ワカンの方は柳避難小屋までご一緒でしたが…

二日目は私が先行したので、詳しくは分からないんです。


奇遇ですが、KURIRINさんの山行、以前に拝見してました!

山から沢から自由自在のコース取り、
羨ましい限りです!
2012/5/9 20:53
オレンジザックの方でしたか!
川又BS・BSから最初の東屋ですれ違いましたね、お話できずに残念でした。

デカザックの方から「オレンジザックの方は、四里観音小屋から栃本周回を目指してるらしい」とお聞ききしましたがこだわりの無い自由なコース取り、私と同類の自由人の方のようですね(笑)

いつに日にか、どこかの山道でお会いできる時を楽しみにしております
2012/5/9 23:38
予定は未定です♪
四里観音小屋まで行く予定が、
柳避難小屋を見た途端に宿泊決定。

雁坂峠経由で川又に戻る予定が、
曇ってきたので西沢渓谷に下山。


塵が埃のようにふわふわ舞っております。


是非いつか、どこかでお会いできるのを
楽しみにしております!

どこかマイナーな山中で。(笑)
2012/5/10 21:49
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