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Yamareco

記録ID: 1864549
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

ズボン裂けた袈裟丸山周回(↑郡界尾根↓弓の手)

2019年05月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:11
距離
27.0km
登り
2,279m
下り
2,278m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:57
休憩
1:15
合計
11:12
5:31
141
大滝駐車スペース
7:52
8:05
98
9:43
9:48
24
10:12
10:15
60
11:15
11:22
44
12:06
12:10
24
12:34
12:36
7
12:43
12:47
17
13:04
13:21
27
13:48
13:49
11
14:00
14:13
26
14:39
14:39
11
14:50
14:52
32
15:24
15:26
8
15:34
15:34
54
16:28
16:30
13
16:43
大滝駐車スペース
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行き:本庄児玉IC〜大滝駐車場
帰り:東松山IC
コース状況/
危険箇所等
・登山道上の雪は消えました。
・林道〜郡界尾根合流まではバリエーションルート。
尾根は概ね明瞭でテープもあります。
西上州であれば破線といった感じです。
・後袈裟〜袈裟丸最高地点はシャクナゲ&灌木の藪。
 特に、奥袈裟〜最高地点は藪の密度が高まります。
・八反張は通行禁止の看板があります。
傾斜の緩くなったここから森の中に分け入ります
2019年05月25日 06:02撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
2
5/25 6:02
傾斜の緩くなったここから森の中に分け入ります
ヤマツツジが見頃を迎えている標高です
2019年05月25日 06:08撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
6
5/25 6:08
ヤマツツジが見頃を迎えている標高です
標高が上るとミツバツツジ
2019年05月25日 06:24撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
5
5/25 6:24
標高が上るとミツバツツジ
すかさずシロヤシオ登場
2019年05月25日 06:25撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 6:25
すかさずシロヤシオ登場
清楚という言葉がぴったりの花です
2019年05月25日 06:26撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 6:26
清楚という言葉がぴったりの花です
思いの他歩きやすくて快適なルート
2019年05月25日 06:27撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 6:27
思いの他歩きやすくて快適なルート
ミツバツツジが鮮やか
2019年05月25日 06:31撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 6:31
ミツバツツジが鮮やか
足元を見るとフィリフモトスミレ
2019年05月25日 06:35撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
3
5/25 6:35
足元を見るとフィリフモトスミレ
途中で雨量計、この巡視路で歩きやすかったのか?
2019年05月25日 06:42撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 6:42
途中で雨量計、この巡視路で歩きやすかったのか?
目指す後袈裟(左)と前袈裟(中央)
2019年05月25日 07:01撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 7:01
目指す後袈裟(左)と前袈裟(中央)
一般道合流手前はちょっとした笹藪
2019年05月25日 07:36撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 7:36
一般道合流手前はちょっとした笹藪
八重樺原、美しい所でした
2019年05月25日 08:08撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 8:08
八重樺原、美しい所でした
八重樺原から先は郡界尾根で一番の眺望ポイント
2019年05月25日 08:08撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 8:08
八重樺原から先は郡界尾根で一番の眺望ポイント
前日光の稜線、あまり特徴的な山が見当たりません
2019年05月25日 08:08撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
5/25 8:08
前日光の稜線、あまり特徴的な山が見当たりません
早朝歩いた尾根を振り返ります
2019年05月25日 08:13撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 8:13
早朝歩いた尾根を振り返ります
富士山も見えました
2019年05月25日 08:13撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 8:13
富士山も見えました
2時間ぶりにシロヤシオ再登場
2019年05月25日 08:21撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 8:21
2時間ぶりにシロヤシオ再登場
とてもフレッシュで凛としてます
2019年05月25日 08:22撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 8:22
とてもフレッシュで凛としてます
ここ数日で開花ものと思われます
2019年05月25日 08:23撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 8:23
ここ数日で開花ものと思われます
シロヤシオが見えなくなると続いてシャクナゲ
2019年05月25日 08:31撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 8:31
シロヤシオが見えなくなると続いてシャクナゲ
ツツジの仲間ということがよくわかります
2019年05月25日 08:33撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 8:33
ツツジの仲間ということがよくわかります
色が一段と濃いシャクナゲ
2019年05月25日 08:34撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 8:34
色が一段と濃いシャクナゲ
さらにアカヤシオ
2019年05月25日 08:37撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 8:37
さらにアカヤシオ
頂部だけですが、苗場山とすぐにわかります
2019年05月25日 08:50撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 8:50
頂部だけですが、苗場山とすぐにわかります
前袈裟の斜面がアカヤシオで染まってます
2019年05月25日 08:58撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 8:58
前袈裟の斜面がアカヤシオで染まってます
標高1700〜1800m付近は見頃
2019年05月25日 09:05撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 9:05
標高1700〜1800m付近は見頃
中袈裟(右)と奥袈裟(左)
2019年05月25日 09:34撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 9:34
中袈裟(右)と奥袈裟(左)
前袈裟
2019年05月25日 09:36撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 9:36
前袈裟
残雪まとった至仏山(右)と笠ヶ岳(左)
2019年05月25日 09:37撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 9:37
残雪まとった至仏山(右)と笠ヶ岳(左)
左右に広がった赤城山
2019年05月25日 09:38撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 9:38
左右に広がった赤城山
後袈裟到着、奥に前袈裟が見えてます
2019年05月25日 09:44撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 9:44
後袈裟到着、奥に前袈裟が見えてます
武尊山、美しいです
2019年05月25日 09:52撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 9:52
武尊山、美しいです
雪がなさそうな男体山(左)
2019年05月25日 09:53撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 9:53
雪がなさそうな男体山(左)
帰りに歩く弓の手ルート、左に小丸山
2019年05月25日 09:55撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 9:55
帰りに歩く弓の手ルート、左に小丸山
鬱陶しいシャクナゲルートが続きます
2019年05月25日 09:59撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 9:59
鬱陶しいシャクナゲルートが続きます
ザックが灌木に引っ掛かるので、中袈裟でザックデポ
2019年05月25日 10:13撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 10:13
ザックが灌木に引っ掛かるので、中袈裟でザックデポ
男体山(右奥)と庚申山(中央)
2019年05月25日 10:34撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 10:34
男体山(右奥)と庚申山(中央)
わずかに残っている雪で体を冷やします
2019年05月25日 10:40撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
5/25 10:40
わずかに残っている雪で体を冷やします
岩の展望台から至仏山(右)〜武尊山(左)
2019年05月25日 10:52撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 10:52
岩の展望台から至仏山(右)〜武尊山(左)
だいぶ雪が少なくなった谷川岳
2019年05月25日 10:52撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 10:52
だいぶ雪が少なくなった谷川岳
奥袈裟、結構アップダウンがあり時間かかります
2019年05月25日 10:53撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 10:53
奥袈裟、結構アップダウンがあり時間かかります
奥袈裟、後袈裟からのコースタイム厳しいです
2019年05月25日 11:02撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 11:02
奥袈裟、後袈裟からのコースタイム厳しいです
奥袈裟から数分で謎の袈裟丸山のサイン
2019年05月25日 11:04撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 11:04
奥袈裟から数分で謎の袈裟丸山のサイン
最高地点に向かう途中で皇海山(左)、日光白根山(中央奥)、鋸山(右)
2019年05月25日 11:07撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 11:07
最高地点に向かう途中で皇海山(左)、日光白根山(中央奥)、鋸山(右)
奥袈裟から先は藪をかき分けながら進みます
2019年05月25日 11:09撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 11:09
奥袈裟から先は藪をかき分けながら進みます
奥袈裟を振り返る、この辺りでズボンが引き裂けました
2019年05月25日 11:14撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 11:14
奥袈裟を振り返る、この辺りでズボンが引き裂けました
狭かった袈裟丸山最高地点
2019年05月25日 11:17撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 11:17
狭かった袈裟丸山最高地点
最高地点まではシャクナゲが咲いている時期が良いかも
2019年05月25日 12:28撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 12:28
最高地点まではシャクナゲが咲いている時期が良いかも
端正な前袈裟に向かいます
2019年05月25日 12:42撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 12:42
端正な前袈裟に向かいます
風化が進む八反張
2019年05月25日 12:44撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 12:44
風化が進む八反張
乾いている時は難所という程ではないと感じます
2019年05月25日 12:45撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 12:45
乾いている時は難所という程ではないと感じます
抜けている支柱は風化の影響かも
2019年05月25日 12:46撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 12:46
抜けている支柱は風化の影響かも
ユキワリソウは見れませんでしたが、シャクナゲが咲き始め
2019年05月25日 12:49撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 12:49
ユキワリソウは見れませんでしたが、シャクナゲが咲き始め
後袈裟の右に皇海山と日光白根山、左に至仏山と武尊山
2019年05月25日 13:02撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 13:02
後袈裟の右に皇海山と日光白根山、左に至仏山と武尊山
賑わっていた前袈裟
2019年05月25日 13:04撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 13:04
賑わっていた前袈裟
ちょっと考えさせられるサイン、ここが通れないとピストンしかできないので、何とかしてもらいたいものです
2019年05月25日 13:05撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
5/25 13:05
ちょっと考えさせられるサイン、ここが通れないとピストンしかできないので、何とかしてもらいたいものです
下山にかかります、美しいダケカンバ地帯
2019年05月25日 13:38撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 13:38
下山にかかります、美しいダケカンバ地帯
前袈裟の東斜面も見事なアカヤシオ
2019年05月25日 13:41撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 13:41
前袈裟の東斜面も見事なアカヤシオ
かまぼこ型の小丸山避難小屋
2019年05月25日 13:48撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 13:48
かまぼこ型の小丸山避難小屋
小丸山の登りはアカヤシオ見事
2019年05月25日 13:57撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
6
5/25 13:57
小丸山の登りはアカヤシオ見事
さすがに見頃は今週末まででしょうか
2019年05月25日 14:00撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 14:00
さすがに見頃は今週末まででしょうか
展望が良い小丸山
2019年05月25日 14:02撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 14:02
展望が良い小丸山
左から前袈裟、後袈裟、中袈裟、奥袈裟
2019年05月25日 14:10撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 14:10
左から前袈裟、後袈裟、中袈裟、奥袈裟
男体山と庚申山の間に見える禿た稜線は中倉尾根
2019年05月25日 14:11撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 14:11
男体山と庚申山の間に見える禿た稜線は中倉尾根
カラマツの新緑もきれいでした
2019年05月25日 14:43撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 14:43
カラマツの新緑もきれいでした
賽の河原
2019年05月25日 14:49撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 14:49
賽の河原
4つのピークが美しい
2019年05月25日 14:56撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 14:56
4つのピークが美しい
美しい笹原
2019年05月26日 15:10撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
2
5/26 15:10
美しい笹原
赤城山を正面に見ながら下ります
2019年05月25日 15:07撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/25 15:07
赤城山を正面に見ながら下ります
弓の手コースのシロヤシオは咲き始めたばかり
2019年05月26日 15:11撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/26 15:11
弓の手コースのシロヤシオは咲き始めたばかり
折場登山口はヤマツツジ
2019年05月26日 15:24撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/26 15:24
折場登山口はヤマツツジ
駐車場まで6.4kmも!自転車を置くべきでした
2019年05月26日 15:24撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/26 15:24
駐車場まで6.4kmも!自転車を置くべきでした
折場登山口の相当下まで車が停まっていて、混雑ぶりがわかります
2019年05月26日 15:31撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/26 15:31
折場登山口の相当下まで車が停まっていて、混雑ぶりがわかります
落差96mの大滝、全貌が見えません
2019年05月25日 16:28撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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落差96mの大滝、全貌が見えません
大滝途中にある立派な袈裟かけ橋
2019年05月25日 16:31撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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大滝途中にある立派な袈裟かけ橋
駐車場にフジの花
2019年05月25日 16:41撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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駐車場にフジの花
楽しい周回ルートでした
2019年05月25日 16:41撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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楽しい周回ルートでした
撮影機器:

感想

今回は、前袈裟丸山までしか行ったことがない袈裟丸山最高地点を目指します。
袈裟丸山を大きく周回しようとすると、林道歩きが長くなるのが難点。
地形図と睨めっこしていると、明瞭な尾根、緩やかな等高線、岩場なし、
のルートが見つかりました。。
地形図からは唯一藪情報が得られませんが、その時は臨機応変に対応です。

袈裟丸山は駐車場が少ないので、シーズン中はとんでもないことになりますが、
大滝駐車スペース到着は2台目(帰りも1台増えていただけ)と、
下から周回する人は多くないようです。
しばらく林道を歩き、目星をつけていた取り付き地点に到着。
想像通りの明瞭な尾根で、最初5分はバリエーションルートぽかったですが、
その先はそこそこ明瞭な踏み跡と、青ビニールテープが一定間隔であり、
実は知る人ぞ知っているルート?という感じでした。
しかもヤマツツジ、ミツバツツジ、シロヤシオとツツジが次々と登場。
林道歩きより遠回りですが、このルートを選択して良かったと思った瞬間でした。

やがて郡界尾根の一般ルートと合流。
美しい八重樺原を過ぎると、再びシロヤシオ、シャクナゲ、アカヤシオと現れ、
また苗場山、至仏山といった雪山の景色を眺められるのも郡界尾根の特徴。
暑さにバテながら後袈裟に到着すると、奥袈裟までは1.7kmとの表示。
距離的には楽勝のはずですが、ここからがシャクナゲ等の藪気味の道。
この辺りの標高のシャクナゲはまだ咲いておらず、本当に癪に障ります。
ザックが引っ掛かり気味だったので、中袈裟にデポしてピストンすることに。
中袈裟の先には登山道脇に3ヶ所ほど雪が残っていたので、
雪玉を作って首筋を冷やし、生き返ります。

奥袈裟からはさらに藪が濃くなって、かき分けながら進む箇所も。
最高地点の100mほど手前で、ズボンを灌木に引っ掛けた時に、
ピーという引き裂け音がして、太腿付近を見事に引き裂いてしまいました。
肩付近も灌木で引っ掻いて、傷だらけでの最高地点への登頂。
最高地点付近からは鋸山が近くに見えますが、この調子だと相当時間がかかりそう。
メンタル的に辛そうな稜線歩きですね。

帰りは前袈裟経由ですが、風化の進む八反張を通過します。
東村(いつの時代か?)の通行禁止のサインがありますが、
個人的にはここが通行禁止ならば、
戸隠の蟻の塔渡りや北アの船窪岳は論外ということになります。
レベル的には丹沢表尾根の行者ヶ岳付近と同じぐらいでしょうか。
自治体としては安全のバッファーを見ておかなければならないのでしょうが、
ちょっと考えさせられるテーマですね。
(とはいっても風化で手摺の支柱が抜けている箇所もあるので、注意は必要)

今回はシロヤシオを見に行ったつもりだったのですが、
結果的にはまだアカヤシオの季節でした。
それでも天気は最高で、この時期としては遠望も利いて、
袈裟丸山を遊び尽くした感があります。

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コメント

ヤブ
hirokさん、こんばんは。

どっかの山で地元の人から「シャクナゲは郡界尾根」とかきいた記憶があります。
一部は咲き始めのようですが、咲いていないシャクナゲは、なんか嫌ですよね。
奥袈裟まで、ヤブですか。
ズボンやぶけるほどとは、おそれおののきます。
関東100の関係で袈裟丸山最高地点と想像していますが、これは、きついですね。

アカヤシオ、まだ見られたようですし、シロヤシオも咲き始め。
栃木の山は、標高差があるといろいろ見られますね。
高原山、女峰山、袈裟丸.... さすがツツジの県です。
2019/5/26 20:25
メンタル弱し
satfourさん、こんばんは

後袈裟から最高地点の往復は思った以上に時間かかりました。
大した距離ではないのですが。
シャクナゲ漕ぎだけならばまだしも、灌木が頑強で体は傷だらけ。
半袖で行ってはいけない場所だったかもしれません。
六林班峠〜庚申山荘間の笹刈が今年は行われていないようだったので、
今回はピストンにしましたが、
鋸山までの赤線が繋がっていない区間はメンタルを鍛えないと行けそうにありません。
集中力もずっと高めていないと、滑落のリスクもありますし。

シロヤシオには1週間早いだろうなあと思いましたが、天気が良かったのでフライング。
でもやはり咲き始めたばかりで、まだまだこれからといった感じでした。
2019/5/26 21:27
ニアミス
hirokさん、こんばんは。茨城堅破山以来です。
当日、前袈裟には12:45くらいまでいました。その後南西尾根を下ったのですがアカヤシオが見事でした。hirokさんの出だしの林道歩きより遠回りルート、自分も尾根道を歩きました。途中で道が消滅したりして大変でしたが、ツツジに関してはなかなかのルートでした。
2019/5/26 21:33
タフですね
mnakanoさん、こんばんは

お久しぶりです。
相変わらずタフに走ってますね。
それもこんな暑いのに、水は足りているのかとか、心配になってしまいます。
体が少量の水でも耐えられるように改造されているんでしょうね。

林道からのバリルートを歩きながら、
こんな所を歩く人はなかなかいないだろうと思っていましたが、
早速午後に歩いている方がいるとはびっくりです。
林道よりもツツジがたくさん咲いていて、楽しめましたね。
2019/5/27 20:44
いいバリルートですね
hirokさん、こんばんは。

自分が日光で見たのと同じ標高付近の花と比べても袈裟丸の
アカヤシオは痛みも少なくきれいですね。花数も多いし。
そして、シロヤシオ、やっぱりいいなあ。シロヤシオは
何度見ても見飽きないというか、また見に行きたくなる花です。

後袈裟から先のシャクナゲの藪はきついですよね。
イライラする気持ち、よ〜くわかります
さらに先の笹薮、自分が歩いた時は六林班峠の先も同じ
状態だったので、鋸山まで繋ぐ場合は刈払いされないと
厳しいですね。。
久しぶりに袈裟丸山を歩いてみたくなるレコでした
2019/5/27 18:04
永遠の課題?
youtaroさん、こんばんは

さすがにアカヤシオは終盤でしたが、
標高1700m超はまだ咲き誇っているようでした。
その代り、お目当てのシロヤシオにはちょっと早かったようです
でもとてもフレッシュなシロヤシオに会えて満足です。

奥袈裟〜鋸山〜錫ヶ岳と佐武流山〜苗場山はどちらも行くのに勇気がいります。
どちらもソロで行くとメンタルで参りそうで。。。
本来は涼しい時期がいいのでしょうが、日没との闘いもあるので、悩ましいです。
少しでも刈り払われた時にチャンスを見出せればと思っていますが、
永遠の課題で終わってしまいそうな予感も
2019/5/27 20:58
綺麗な花には棘がある
hirokさん、こんばんは!

ツツジ3種盛りのレコに驚きましたが、
こちらは4種盛でしたか
タイムバーゲン並で、お得感タップリの ですね。
山バッジを、先行投資で入手済みの袈裟丸山。
いつかは登ろうと思っていますので、実に楽しみです。
でも、こんなハードな行程を歩く事はありませんけど

それにしても、今回の藪は難敵ですね
綺麗な花には棘があるで、シャクナゲの餌食に
なられたのでしょうか
股が裂けたのではなく、ズボンだったのは不幸中の幸い。
ご婦人から、好奇な視線を感じませんでしたか?
2019/5/28 18:56
ツツジの山
tailwindさん、こんばんは

特にアカヤシオの時期が人気の袈裟丸山ですが、
ツツジは至る所に咲いていて、素晴らしい山です。
シロヤシオにはちょっと早かったですが、シャクナゲ見れて満足
ピークが4つポコポコと遠くからでも目立ちますよ。

既に山バッジを入手しているとは驚き!
必ずしも登った山のバッジを買うわけではないんですね。
でも購入したからには登らないと、ですね

シャクナゲはまだ多少柔軟性もあるのですが、
融通の利かない灌木の餌食になったものと思われます。
強行突破を試みたのですが、もっと丁寧にかき分けなければいけませんね。
テープを持っていたので応急処置は施しましたが、こんな経験は初めてでした
2019/5/28 20:56
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