新緑の京丸山へ
- GPS
- 06:39
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 1,861m
- 下り
- 1,858m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
発電所からの林道が通行止めでしたので勝坂方面からは行けませんでした。 林道を整備していた方にお話を伺うと整備は大方できたので後は役所のOKが出れば通れるとの事でした。 近々開通するでしょうが現状は山の村の方から行くのがよいかと思います。 最後の数キロはダートですがノーマルのセダンでもゆっくり走れば問題なく行けました。 駐車スペースは2〜3台程度しかありません |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道ですが全体的に入山者が少ないためか踏み跡は薄め、案内板等の指標は山頂以外はほぼナシです。 京丸山〜ボンジ山、ボンジ山から勝坂方面は随所に踏み跡が薄くわかりにくいところがあるので注意。テープ等のマーキングは一応あります。 <石切ゲートから京丸山> 1000m付近まで林道が延びているので林道歩きでかなり上まで上がれます。 京丸の藤原邸まで行くのでなければ林道脇の登山口から登って行く方がショートカットになります。 入り口さえ見逃さなければ登山道自体は歩きやすいと思います。 途中開けた展望地に休憩できるベンチがあります。 晴れていればお昼寝できるぐらい気持ちいい場所でした。 林道の最終地点から登山道っぽくなります。 一部痩せ尾根、急登がありますが注意すれば問題なし。 <京丸山〜ボンジ山> 尾根道なので歩きやすいですが途中広いところで踏み跡がかなり薄いところがあるので注意。広く平らな中でもなるべく尾根のトップっぽいところを歩けばそこが正解だと思います。そうすれば定期的にテープ等が目に入ってくると思います。 <ボンジ山〜勝坂小学校跡> ボンジ山からしばらくは踏み跡が薄く、枝尾根も出てくるので樹林帯を歩くところのルーファイは慎重に。 方向転換するような場所にはマーキングが増えます。 ある程度尾根が細くなって来たり、真っ直ぐな一本の尾根に乗ってしまえばわかりやすいと思いますが結構急なので足にきます。 廃屋が2軒あり細く涸れた沢を渡ると勝坂の集落にある小学校跡に出ます。 |
その他周辺情報 | 周辺には何もありません。 国道、春野町の集落まで出れば自販機、や商店がいくつかあります。 |
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
テントマット
|
---|---|
備考 | 水(スポーツドリンク600ml、水1L、ゼリー200×2) |
感想
今月岩岳山のアカヤシオを観に行った時沢を挟んで反対側に見える京丸山も良いなと思って眺めてました。
京丸伝説や岩岳山と同じく天然記念物のヤシオツツジの自然林なんかもあってこちらも魅力的な山です。花が少し遅いのでシロヤシオギリギリ間に合うかな?
早起きして春野町に向かいます。
登山口の近くの発電所のところへ行くと
通行止め・・・・。
2〜3日前に登った方がいたようなので問題ないかと思っていたのですがダメでした。ちょうど通行止めの原因となった崩土や落石の撤去作業をされている方がいたのでお話をしてみると一応作業は終わったんだけど役所の確認が終わるまでは通れないとの事。ただし反対側から回れば通行止め区間の先に出られるとの事でしたのでそちら側に向かいます。
予定よりもだいぶ遅れたけど石切ゲートに到着。
すぐに出発します。
最初は林道歩き。
京丸伝説の藤原家の屋敷に行こうかとも思いましたが遠回りになるので今回は山登り優先で。
林道脇から登山口へ。
林道をそのまま歩いても登れますがそこをショートカットしているような感じなので割りと急登ですね。
昔の林業のインクラ跡(結構好きです)を過ぎ再び林道に合流。
しばらくはこのまま林道を進みます。
お天気良くて暑くなると思ったけど思ったほどでもなく快適。
途中展望の開けたところへ出ました。
素晴らしい眺めを堪能し飲み物を飲んでちょっと一息。
さて、あと一息で京丸山です。
林道が終わってからは急な登りや少しだけ注意が必要な痩せ尾根の通過がありますがこれといって難しいところも無く山頂へ。
京丸山の山頂は広々としていて一部展望が開けている場所があり快適な場所ですが・・・虫が多い。
ハエですかねたくさんまとわりついてくるのでおにぎり一つだけ食べて先に進むことにしました。
京丸山からボンジ山までは樹林帯ですが山頂付近はシロヤシオの群生地。
少し前に登った岩岳山でアカヤシオを楽しみましたが今度はシロヤシオです。
もう終わっちゃったかな?と思ったのですがまだ一部では満開の場所もありました。
ただし、ピークはだいぶ過ぎていると思うので今週末が最後のチャンスかな?
ボンジ山までのルートは基本真っ直ぐな尾根道ですが思ったよりも踏み跡が薄く、天気のあまり良くないときなんかは慎重に歩かないと広い場所では心配になるかも。
尾根が細いところは問題ないでしょうが広い尾根では平坦な中でも少しでも尾根のトップっぽいところを歩く必要がありますね。
しかし天然記念物だからなのか自然林は緑が美しい。
ある程度の標高から上は本当に森が綺麗だな。
軽いアップダウンがあってボンジ山の山頂に到着。
こちらは展望の無い地味なピークです一息ついた程度ですぐにピークを後にし下り始めます。元々の計画ではここから途中まで引き返して下り石切ルートに出る予定でしたが、真っ直ぐに続く尾根があったので勝坂方面に下りました。
下山してからしばらく林道歩けばいいだろと。
これが後に大失敗。
こちら側の尾根も踏み跡が薄くそしてなかなか急です。
枝尾根なんかに入ってしまわないように注意。
途中地図で確認しなながら歩きましたがこのまま勝坂小学校へ下ると下山後に石切まで戻るのが思っていた以上に遠い。
軽く考えてたけど改めて確認してみると遠い。
めちゃくちゃ遠い。
とはいえ急な尾根をかなり下ってもう下山まじか。
さすがに登り返すのもなぁ・・・。
まぁ15キロぐらいがんばって歩くか。
2軒の廃屋を過ぎ勝坂の小学校跡に到着。
下山後の集落にいたおじさんと石切までがんばって歩きますなんて話をして勝坂の集落を抜けて小走りで進んでいると。
さっきのおじさんが乗ってけと。
軽トラに乗せて石切まで送ってくれました。
歩けばたぶん2〜3時間はかかると思ってましたが送ってもらったのでだいぶ早く明るい時間に石切ゲートまで戻れました。
猟師さん(81歳)だということでいろいろと面白いお話が聞けて楽しかったです。
ここ通れんの?というような道もがんがん走ってくれました。
大したお礼が出来ませんでしたが本当に助かりました。
ありがとうございます。
明日も休みだからどっか軽く登って帰ろうかな?と思ったけど満足したので実家に少し顔を出してから帰宅。
眩しいほどの新緑と、まだ残っていてくれたシロヤシオ、親切な方との出会いでとても良い山行でした。
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