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Yamareco

記録ID: 1878277
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ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

シラネアオイと八間山(野反峠往復)&チャツボミゴケ公園・重監房資料館

2019年06月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
あなぐま その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:26
距離
7.2km
登り
477m
下り
469m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:44
休憩
0:35
合計
4:19
距離 7.2km 登り 477m 下り 485m
10:38
10:46
77
12:03
12:08
67
13:15
13:37
7
13:44
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野反湖は、渋川伊香保ICからだとカーナビで暮坂峠経由となってしまったが、尾根をまたぐことになり、山道で急カーブが多くて難儀した(ツレが車酔いに……)。若干遠回りになるが、長野原草津口駅を過ぎてから白砂川沿いに上る方が、道幅も広く、所要時間も短いと思われる。
コース状況/
危険箇所等
特になし。
その他周辺情報 重監房資料館は16時まで。ビデオ等も含めて見学に最低でも1時間程度かかるので、15時には入った方がよい。11/15〜4/25は団体のみ。
野反峠休憩舎前駐車場。この下に第1駐車場がある。登山者は第1駐車場を使うように書いてある。
2019年06月01日 09:21撮影 by  ILCE-7M3, SONY
6/1 9:21
野反峠休憩舎前駐車場。この下に第1駐車場がある。登山者は第1駐車場を使うように書いてある。
野反湖を望む。すぐ下の北斜面に雪が残っていて驚いた。
2019年06月01日 09:21撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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野反湖を望む。すぐ下の北斜面に雪が残っていて驚いた。
休憩舎。横にトイレあり。
2019年06月01日 09:22撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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休憩舎。横にトイレあり。
さて登るか。
2019年06月01日 09:27撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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さて登るか。
登山道西側(左側)の野反湖とエビ山方面。
2019年06月01日 09:29撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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登山道西側(左側)の野反湖とエビ山方面。
登山道東側(右側)は一面の山々。
2019年06月01日 09:44撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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登山道東側(右側)は一面の山々。
ケルン。この先にもいくつか。
2019年06月01日 09:47撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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ケルン。この先にもいくつか。
イカイワの肩。
2019年06月01日 09:50撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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イカイワの肩。
イワカガミ。
2019年06月01日 09:51撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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イワカガミ。
おお、これはいい。広角レンズを持ってきてよかった。
2019年06月01日 09:53撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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おお、これはいい。広角レンズを持ってきてよかった。
ツツジもちらほらと。
2019年06月01日 09:57撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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ツツジもちらほらと。
大変に気持ちいい。
2019年06月01日 10:00撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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大変に気持ちいい。
よく咲いていた。
2019年06月01日 10:01撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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よく咲いていた。
野反湖を見ながら。
2019年06月01日 10:02撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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野反湖を見ながら。
白い花?
2019年06月01日 10:04撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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白い花?
シャクナゲ?
2019年06月01日 10:12撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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シャクナゲ?
イカ岩の頭。
2019年06月01日 10:13撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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イカ岩の頭。
これもよく咲いていた。
2019年06月01日 10:14撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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これもよく咲いていた。
八間山と南東に伸びる尾根。
2019年06月01日 10:15撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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八間山と南東に伸びる尾根。
青空とのコントラストがよい。
2019年06月01日 10:20撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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青空とのコントラストがよい。
咲いた後でしおれているのか?
2019年06月01日 10:22撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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咲いた後でしおれているのか?
それなりに人が多かった。
2019年06月01日 10:31撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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それなりに人が多かった。
ぽつぽつと高木があるのがよい。
2019年06月01日 10:32撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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ぽつぽつと高木があるのがよい。
2019年06月01日 10:33撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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これから何か咲くのか?
2019年06月01日 10:34撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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これから何か咲くのか?
八間山の南東の尾根(登山道なし)。
2019年06月01日 10:36撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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八間山の南東の尾根(登山道なし)。
雪をかぶっている山は岩菅山?
2019年06月01日 10:39撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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雪をかぶっている山は岩菅山?
登山口から 1時間ちょっとで八間山に到着!
2019年06月01日 10:39撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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登山口から 1時間ちょっとで八間山に到着!
白砂山方面。
2019年06月01日 10:40撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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白砂山方面。
北側。
2019年06月01日 10:41撮影
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北側。
東側。
2019年06月01日 10:42撮影
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東側。
草津白根山か。
2019年06月01日 10:46撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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草津白根山か。
下山開始。
2019年06月01日 10:46撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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下山開始。
所々ある針葉樹もいい。
2019年06月01日 10:47撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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所々ある針葉樹もいい。
木々の間から岩菅山。
2019年06月01日 10:49撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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木々の間から岩菅山。
これから下りていく尾根と草津白根山。
2019年06月01日 11:09撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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これから下りていく尾根と草津白根山。
東側。どこまでも山が続いている。
2019年06月01日 11:12撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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東側。どこまでも山が続いている。
途中のザレ場。野反湖がよく見える展望スポット。
2019年06月01日 11:18撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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途中のザレ場。野反湖がよく見える展望スポット。
登山口からちょっと横に入ったところにあるシラネアオイ群生地。
2019年06月01日 11:44撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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登山口からちょっと横に入ったところにあるシラネアオイ群生地。
白っぽいのもある。
2019年06月01日 11:46撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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白っぽいのもある。
奥まで行くと一面のシラネアオイ。素晴らしい。
2019年06月01日 11:48撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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奥まで行くと一面のシラネアオイ。素晴らしい。
シラカバ林の中にあるのがいい。
2019年06月01日 11:50撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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シラカバ林の中にあるのがいい。
戻ってきた。
2019年06月01日 11:59撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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6/1 11:59
戻ってきた。
チャツボミゴケ公園。疲労&時間が押していたので、シャトルバスで1km楽をした。
2019年06月01日 13:02撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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チャツボミゴケ公園。疲労&時間が押していたので、シャトルバスで1km楽をした。
小川を遡った先に……
2019年06月01日 13:10撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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小川を遡った先に……
穴地獄(チャツボミゴケ公園)。酸性の水に苔が生えている。
2019年06月01日 13:22撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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穴地獄(チャツボミゴケ公園)。酸性の水に苔が生えている。
ツツジが満開。
2019年06月01日 13:23撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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ツツジが満開。
これは不思議。
2019年06月01日 13:24撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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6/1 13:24
これは不思議。
見飽きない。
2019年06月01日 13:24撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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見飽きない。
箱庭みたいな全景。
2019年06月01日 13:28撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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6/1 13:28
箱庭みたいな全景。
苔。
2019年06月01日 13:29撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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苔。
苔。 
2019年06月01日 13:31撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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苔。 
ひたすら苔。
2019年06月01日 13:33撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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ひたすら苔。
ツツジの赤と苔の緑。
2019年06月01日 13:35撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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ツツジの赤と苔の緑。
堪能した。
2019年06月01日 13:39撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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堪能した。
栗生楽泉園の一角にある重監房資料館へ。栗生楽泉園の入口前を渋川方面に少し通り過ぎた先から右に入ったところにある。
2019年06月01日 15:27撮影 by  ILCE-7M3, SONY
6/1 15:27
栗生楽泉園の一角にある重監房資料館へ。栗生楽泉園の入口前を渋川方面に少し通り過ぎた先から右に入ったところにある。
資料館から少し戻って栗生楽泉園入口の横から入っていくと……
2019年06月01日 15:36撮影 by  ILCE-7M3, SONY
6/1 15:36
資料館から少し戻って栗生楽泉園入口の横から入っていくと……
重監房跡地。今は建物の土台だけが残る。収監された93名中23名が獄死。
2019年06月01日 15:37撮影 by  ILCE-7M3, SONY
6/1 15:37
重監房跡地。今は建物の土台だけが残る。収監された93名中23名が獄死。
八ツ場ダム。堤体はほぼ完成か。
2019年06月01日 16:27撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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八ツ場ダム。堤体はほぼ完成か。
撮影機器:

感想

先週と違って曇りもそこそこ多くなる晴れだったので、山メインではなく、ちょうどツツジが満開らしいチャツボミゴケ公園+多磨全生園と国立ハンセン病資料館に行って以来いつか行きたいと思っていた重監房資料館に行こうと思ったが、時間が余るので調べていたら、近くの野反湖でシラネアオイが満開とのことで、サクっと八間山にも行ってみることにした。

八間山は、シラネアオイ群生地への分岐は野反峠から登り始めてすぐのところにあるが、先に寄ると登る気力がなくなりそうだったので後回しに。中腹にもあるようなことがどこかに書いてあったが、見当たらず。1時間ちょっとで山頂に登れるが、登っている最中も、低い笹越しに遠くまで見渡せて、野反湖も含めた不思議な景観をお手軽に体験できた。登山道は、笹が刈ってあるなど、よく整備されており、登山者も結構多かった。

シラネアオイ群生地は帰りに寄ったが、入口付近はちらほらと生えている程度だが、奥の方まで行くと一面咲いていて素晴らしい。上から下まで4段くらいに分かれているが、下の2段くらいはピークを過ぎている感じだった。戻ってくると駐車場の看板横に協力金の箱があったので、群生地の維持にかなり手間がかかっていることも伺えたため、少々協力した。

下山後はチャツボミゴケ公園へ移動。メインの穴地獄までは駐車場から1.3km歩くが、そのうち1kmをシャトルバスが2台で往復しており、疲れていた&時間が押していたのでこれを利用。バスを降りて小川沿いに少し登っていくと、突然穴地獄の箱庭的な公園に到着する。確かに不思議な景観で一見の価値がある。満開だったツツジと苔のコントラストが素晴らしかった。

最後に、国立療養所栗生楽泉園の一角にある重監房資料館に移動。国内には十数ヶ所のハンセン病患者隔離施設があり、患者が隔離・強制的に収容され、どの施設もほぼ強制収容所のような運営がなされていたが、栗生楽泉園は、そのうちの一つの施設である。どこの施設もそうだが、現在は隔離政策が終了し、元患者が生活する施設となっているものの、長期間社会から隔離されたことで今さら出ていくこともできず、結果的に隔離が続いている。なお、栗生楽泉園では、全国の施設で唯一、1938〜1947年の間に裁判なしで患者に懲罰を科す重監房が併設されていた。全国から多くの患者がずさんな手続きで収監されて、冬の過酷な環境もあって命を落としていった歴史があり、資料館では映像と再現建物で紹介している。これだけのことを淡々と国家が(そして国民が)実行していったことがおそろしい。なお、ハンセン病患者隔離政策の全貌は、東村山市の多磨全生園併設の国立ハンセン病資料館で知ることができる。

帰り道では建設中の八ツ場ダムも展望。堤体はほとんど完成していた。

ちょっと詰め込みすぎたが、充実した1日だった。

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