雲取山に行けず、御前山で避難小屋に泊る
- GPS
- 26:08
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,856m
- 下り
- 1,795m
コースタイム
9:30 奥多摩ビジターセンター
9:50 愛宕神社
12:10 鋸山山頂前
12:28 大ダワ
14:05 鞘口山
15:15 御前山避難小屋
<2日目>
8:35 御前山避難小屋発
8:50 御前山山頂
10:04 トチノキ広場
11:06 登山道入り口
11:32 境橋バス停
天候 | 3日 ほぼ一日雨、午前中は本降りに近く、午後は小雨に 4日 雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
到着 境橋バス停→奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雲取山にてはじめてのテント泊を目指して奥多摩駅に着いたところ、大雨のため道路の運行禁止が出ており、バスもタクシーも動かない。仕方がないので思案の末に鋸山から御前山に登る事に。御前山避難小屋での宿泊か、降りて着てのキャンプ場でのテント泊を想定。 鋸山に上る鋸尾根は名前の通り岩がちの小ピークを繰り返すぎざぎざの道。鉄の階段や鎖も結構あった。鋸山(頂上はパス)から御前山と御前山から奥多摩都民の森の中を下るトチノキ広場までの道はは整備された歩きやすい道。トチノキ広場からの沢沿いの道は岩の多い沢道で途中10箇所ぐらい短い橋がありぬれているので慎重に歩いた。 |
写真
感想
<テーマ>
GWに以前から目論んでいた初めてのテント泊に挑戦するため1日に好日山荘でテントを購入、いつも親切な説明をしてくれるチーフに建て方のコーチを受けた。雲取山荘横のテント場での設営を想定して情報収集、なるべく荷物が重くならないように切り詰めて準備を整えた。最初は大きなザックを担ぐことを覚悟していたが、息子がつめ方を指導してくれ、何とかいつものザックでパンパンではあるが詰め込むことが出来た。総重量11kg、テント泊としてはミニマムサイズか。
行くぞ、雲取山荘へ。
<道すじ>
勇んで三鷹駅朝7時前の中央特快に乗り込んだ。ただし天気は雨、駅まででも結構ぬれるほど降っている。ただ天気予報では奥多摩は昼から雨が収まりそうな予報だった。立川で青梅行きに乗り換え、青梅で奥多摩行きに乗り換える。ところが青梅の駅の構内アナウンスで、「奥多摩駅では全てのバスが運休しています。」といったように聞こえた。なんじゃそれは、である。ただはっきり聞こえなかったのもあって確認したかったが電車の車内放送ではそんな話は無し、不安な状態ながらどうするか、電車の中で地図など見ながら対策を練る。そんなに雨がひどくもないので奥多摩駅から、直接登れる山を物色する。大岳山、御前山、御岳山、川乗山などが目に付く。
奥多摩駅に着いてみると雨は小ぶりだが車両運行停止指示が出ているとのことで、公共交通以外の車も前面ストップ、土砂崩れを懸念しているようだ。雲取山に行くには石尾根をずっと歩いていくしかないが、距離20Km以上標高差1700m近くをこの荷物背負っていく自信はない。大岳山経由で御岳の町に入る、というのを候補と考え、御岳のビジターセンターに電話してみた。
「あのう、大岳山の辺りでテント張れるところはありませんか? 出来ればそばに雲取山荘のような設備のあるところがいいんですが。」「奥多摩地区は国定公園ですから雲取山の山頂付近以外でテント晴れるところはありません。大岳山の神社のヘリポートの辺りで張っている人が時々いますが本来禁止です。」「そうですか。御岳の町の辺りにはありませんか?」「ありません。」
なにせもともと初心者の上に雲取山荘のそばでテントを張る、という以外考えていなかったので初歩的な質問になる。近くの山に行って日帰りで帰るか、と思いながらふと「奥多摩ビジターセンター」の看板が目に付いた。ちょっと相談してみようとふらりと玄関を入った。掃除をしている女性がいたので「あのう」といって話を聞く。いろいろと親切に相談に乗ってもらった。結論として日帰りで戻ってくる事も考えると、駅の南側の尾鋸尾根から御前山に行く。そこから都民の森のコースを下って奥多摩のキャンプ場でテントを張る、もし時間が遅くなれば御前山避難小屋で泊ることも可能、というプランに至った。御前山は1400mちょっとだが奥多摩駅は標高350mくらいなので標高差1100m近くはある。テントを担いで雨の中、雲取山向けのトレーニングと思ってやってみましょう。
<鋸山まで>
ビジターセンターから南向き直ぐの橋を渡ると愛宕神社の参道がありここが最初の目標の鋸山に向かう鋸尾根の入り口。雨がポトポト降る中を急坂を登っていくと突然目の前に現れたすごい階段。ちょっと出鼻をくじかれた感じだが気を取り直して登っていく。縁起は分からないが多分江戸時代以前からあるのだろうか。階段は年代を感じさせられた。280段以上あったと思う。階段を上がった少しのところに5重の党がある。こちらは比較的新しそうな建物だったが、どこが正面か良く分からない。そのまま通り過ぎていった。
ここがNHKと同じ名前の愛宕山という小ピークで狭い岩道を下ると一旦車道に出るが、直ぐに登山道に戻りそこからは鋸尾根という名前どおりの岩がちの小ピークを繰り返す道。鉄の急階段や鎖も結構あって雨の中なかなかはかどらないなあ、と思いながら進んでいった。いつも持っていた1眼レフは放棄してきたがやはり私にとっては11Kgの加重はかなりのもので、しかも雨の中ということでやや苦戦気味だ。荷物の詰め方もちょっと問題があり、重いものを外側にしたのか振られるような印象もあった。また去年の8月からほぼ毎週歩いているが、本格的な雨は初めてでザックカバーもはじめて使った。
ということで12時過ぎまでかかってようやく鋸山の手前の分岐までたどり着いたところではやや戦意喪失気味。ここまで誰にも会っていない。最後のひと登りが急坂になっていて山頂はかすんでいたがこれはパスして御前山に向かうコースに右折した。
<大ダワから御前山避難小屋へ>
少し下ると車道に出た。大ダワというところ。(ダワとは峠の意味のようです)ここにちょっとした建物があったので小屋かと思ったがトイレだった。昼飯時だがここの軒先でバーナーを出すわけにも行かず、ひとつ持ってきたパンを取り出してかじっていた。もともと今回は雲取山荘のそばのテント場で泊る予定で、夜と朝は雲取山荘のご馳走&お酒をいただくつもりだったため食料は思惑が外れたときに備えての最低限しかもっていない。ドライフーズばかりで直ぐに食べれるのはこのパンひとつである。
パンをかじっていると御前山の道から一人若いトレラン風の男性が降りてきた。今日始めてあった登山者である。聞くと御岳の駅から上ってもう御前山までいって帰るところだという。「片道4時間もかかってしまいました」といっていたがすごいものだ。後ろしもう2人いて一人が女性で少し遅れているという。場合によっては避難小屋に泊ろうかと思っている、というと「すごく立派な小屋ですよ。中にテントを張ってもいいんじゃないですか。」といって笑っていた。そのうち後の2人が追いついてきた。小生もパンを食べ終わったのでそれでは、ということになったが、3人で何か相談していたが女性は車道を降り、男性達と別れることになったようだった。
そこからの道は午前中に比べて歩きやすい登山道で、雨も小降りになってきたのでさほど厳しさは感じなかった。しかしやはり少し登りがきついと止りま止まりになってしまう。その上小ピークの前でいかにも捲き道のような分岐があり地図の地形を見ても捲いていそうだったためそっちを進んだが、だいぶ進んでから下りだしたためこれは駄目だと戻ったこともあり、これで時間も30分以上ロスしてしまった。
なお、このあたりでオレンジのリュックカバーを拾った。多分さっきの女性のものかな、と思った。次の日奥多摩の駅近くの交番に届けておいた。心当たりの方は交番に連絡してください。
鞘口山、クロノ尾山などの小ピークを越えて、途中からカタクリの花の群生の間を抜ける道になったが、残念ながら花はほとんど咲いていなかった。御前山頂上直前に避難小屋への分岐がありそのまま避難小屋へ。着いたのは3時を過ぎており、このときにはすっかりここで泊る気持ちになっていた。
<避難小屋にて>
避難小屋といえば、鷹ノ巣山で食事をしたのと大菩薩で入ろうとしたら閉まっていた(今でも不思議。避難小屋の意味がない。)のしか知らない。しかしこの御前山の避難小屋はしゃれたロッジ風で避難小屋と呼ぶのはもったいないようなつくりである。玄関?先に登山者が休める広いコーナーがあり、入り口を入ると中はたぶん14〜5情はある板張りの部屋。部屋の前はテラスになっており置くにはトイレが備わっている。全体にしっかりしたつくりで清潔な感じ。避難小屋なのでこれを目当てに遊びに来る、というのは不謹慎だと思うが、つい考えてしまうような設備だ。ただ、当然ながら電気はない。しかしこんな施設を作るなら、緊急無線のようなものは有ってもいいようにも思うがどうであろう。
水はそばを小さな川が流れているがこれがいつも流れているのか今日雨が降ったから流れているのかわからない。水場風のパイプが途中にあったがその先からはチョロぐらいしか水は出ていない。小生は川の水を汲んで食事に沸かして使った。
さて、テントである。この日本来雲取山でテントデビュー?するはずであった。それが図らずもこの小屋に来ているが、せっかく担いできたテントを梱包のままもって帰るのはいかにも惜しい。しかし幕営することは禁止されている。ということでテントで寝ることは諦めて張るだけ張ってみようかと周りを物色したが、小屋のまわりに平たい土地はない。そこでふと目に付いたのが玄関前のスペース。ここはコンクリートの床で屋根はあるが吹きさらしで外と中の中間地点。ここにちょっと広げさせてもらう分には差し障りあるまい、ということで設営に取り掛かった。
先ずだいぶ土が吹き込んで汚れているのでちょっと掃除して設営開始。持ってきたのは2日前に購入したアライテントのトレックライズ1である。雑誌などを見ていろいろ迷って一番欲しかったのはニーモのタニ2というのだったが、今年発売で1次ロットが出てきたばかりで今から頼んでも次のロットしか無理で、いつになるか分からないという。そこでニーモに比べてサイズなどにちょっと不満があるがほぼ同等なトレックライズにしたというわけだ。
好日山荘で一度やってみたこともあり、スッスッと立てることは出来た。もちろん屋根のあるコンクリートの床でやっているのでより簡単で、もしこれが風雨の中ならぐっと難しくなるだろうが。ともかく設営してマット、寝袋を持ち込んで寝転がってみた。まあ、快適でもう少し時間があれば昼寝ぐらいしたかもしれない。
テントを張り終えたのは4時を過ぎていただろう。少しずつ暗くなっていく。雨はしとしと降っている。明るいうちに食事をしようと用意する。水も飲み水含めて1.5Lしかもって来ておらず既に500ccは飲んだ後。残りは飲み水にするため小屋のそばを流れる川の水で食事を作ることに。食事といっても雲取山荘を当てにしていたので、もって来たのは乾いたパックばかり。夜の食事はホタテいりご飯と
カップヌードルのパック入りにする。
ところがホタテ飯の方は良く見ると塩が入ってないようで調理法に塩をたせと書いてある。今回は料理をするつもりではなかったので、そんなもの持ってこなかった。仕方なくあまり味のしないホタテ飯を食べることに。その後はじめて使うカップヌードルのパック詰めを湯を沸かしたコッフェルに入れて食べる。これはカップヌードルそのものだった。これにコーヒー飲んでまあ良しとしようということで食事は終了。
5時過ぎになったが手持ち無沙汰。本を読んだり小屋の雑記帳を見たりちょっと書き込んだりしているうちに暗くなってくる。雑記帳にはやはり様々な人の文章があったが、東北から来た人が、「ここの雑記帳は熱い思いが足りない」というようなことを書いておられるのが面白かった。
ラジオぐらい持って来ればよかったがさらに手持ち無沙汰。8時ごろにはもう寝るかとシェラフに入った。しかしそんなに早く寝られない。大学生のときに奈良の吉野の山の奥の人の住まなくなった母の実家にひとりで1週間ほど泊まったことがあるが、あの時は夜風の音など聞くとずいぶん怖くて電気をつけて寝た覚えがある。ここは電気はないがさすがにオッサンになって怖いということはあまりなかったが、楽しいともいえない。やはりいくつかテントが有るようなところのほうがいいかもしれない。
本を読んだりまた寝ようとしたり、ごそごそしているうちに11時ごろにようやく寝たと思う。朝の4時ごろに目が覚めた。少し明るくなってきているが雨がやはり降っている。早朝に御前山に登って朝日を拝むということも出来ないのでもう一度寝なおした。6時過ぎに目が覚めごそごそ起き上がる。そんなに急ぐこともないのでのんびりとアルファ米の五目飯を朝食にし、モーニングコーヒーを飲んで立てっぱなしにしていたテントを片付けた。昨日びしょびしょになった服はまだ乾いていなかった。これらのパッキングにも意外と時間がかかった。ちょっと掃除などして小屋を出たのは8時30分ごろだった。
<御前山から体験の森を下る>
避難小屋から御前山山頂までは直ぐだ。20分ぐらいだろうか。カタクリを保護するためのロープが登りのコースなりに張ってある。頂上は結構広く見晴らしもあるようだが残念ながら小雨交じりに曇ってガスも出ている。「ごぜんやま」と読めばいかめしいが、「おまえさん」と読めばなんとなく色っぽい年増女(最近は熟女というのか)を連想するのはオッサンらしいところ。
しばし佇んで9時過ぎに下山にかかる。再度避難小屋まで戻ってトイレわき奥の道を下っていく。ここから都民の森の体験の森の中を下る道になる。ところでこの下山道がどこから始まるのか最初良く分からなかった。特に御前山の頂上にある案内図はめちゃくちゃで避難小屋とこの下り道の位置が実際とはまったく違う配置になっている。
避難小屋からの下りはとても歩きやすい道で気持ちよく下って行った。20分ほど下ったところで下からひとりで上がってきた人に会う。小生と同年輩で7時ごろにしたの登山口から入られたという。軽やかに飄々とした足取りの人だった。そこから同じような道をすいすい下っていき、10時ごろに車道と登山道が交差している場所に出た。車道に出て直ぐ登山道に戻り、また車道に出て少し行くと登山道らしきものがある。標識がなかったのだがまた同様だろうとこの道に入った。しかし少し行くうちに道が上りだしたのと道が荒れてきたので戻ることにした。
そこから再度車道を降りていくと雨が大分ひどくなってきた。少し進むと若い女性が二人木の下で雨宿りをしている。「降りてこられたんですか?」「ええ、小屋に泊まりました」「上の雨はどうですか?」ここまで登ってきたが雨脚が強くなったので思案しているとのことだ。「上はちょっと晴れ間もありましたが、小雨で空いたね。」そんなことを話しながら分かれた。結構来た道も大変だったので帰るのも迷うところだと言っていた。そこから何組かの具ルーうにあったが、皆さん上の様子を聞いてこられた。そのうち若い元気そうな女性が走ってきて、「上からこられたんですか?」「ええ」聞くと東京都のレンジャーです、といって小さいパンフレットをくれた。登山の安全管理などをされているようだ。上の天候の様子などを伝えた後、さっき間違って入った道について指導票の改善を要望しておいた。山頂の案内図のことも言えばよかったと思っている。しかし、こういう人たちががんばってくれるのはありがたいことだ。パンフレットではサポートレンジャーというのも有ってボランティアだという。
この辺りがトチノキ広場というらしい。ここからコースは沢沿いの道に入っていく。岩あり、石あり、ちょっとした上り下りがあり10くらいのはしごの様な橋があった。まだ雨も降っていてこんな橋は滑りやすい。小生こんな橋はまったくの苦手で恐る恐る渡っていった。ようやく沢道を抜けて車道に出たのは11時過ぎだった。
そこから車道を20分ちょっと歩いて国道に出たところに境橋があり橋の途中にバス停がある。10分ちょっと待ってバスに乗り奥多摩駅に着いた。
<奥多摩駅近辺>
駅の辺りでまず交番に行き昨日拾ったザックカバーを届けた。交番のおじさんはなんだか横溝正史の映画に出てきそうな気持ちのいい人だった。ちょっと世間話をして失礼する。山ではうまいものが食べられなかったので駅近辺で店を探したが、あまりしゃれた店は無さそうだった。駅前ロータリーの食堂に入ると満員で順番待ちになっている。まあいいか、と少し待って席に着くとそばがメインの店のよう。メニューに「雲取山セット」というのがあるのでリベンジを期して思わず注文した。季節限定の木の芽の天ぷらそばときのこご飯のセットでそばはなかなかうまかった。(950円)
腹ごしらえをした後、ビジターセンターによって昨日の女性に「経過報告」コースの後談義をしてお礼を言っておいた。そのあと以前から気になっていた「もえぎの湯」に行った。ここも満員で整理券を渡されたが荘松こともなく入れた。待合室で横に座ったおじいさんに、「そんな大きい荷物でどこ行ったの?」と聞かれた。「ひとりで歩いてたら、動けなくなったらどうするの?」と心配してくれた。なんとなく頭をかきながら一緒に風呂に漬かってきた。風呂上りにビールを一杯飲んでまた雨の降る中を駅に戻り、3時25分のホリデー快速で三鷹まで直通で帰った。
<まとめ>
雨に降られ、雲取山には行けなかったがはじめて結構本降りの雨の中を歩いていろいろ勉強になった。「雲取山の前にもっと勉強しろ」という神様の思し召しかもしれない。体力面での課題も再度浮き彫りになったと思う。いろいろ吸収して次回の計画を立てよう。
手記を記された方ですね。
私も、以前は何度もこの小屋のお世話になりました。
あの雑記帳には「小屋で怪しい影を見た!」とか、怪談を書く人がいて、単独行のときはビビったものです…
おつかれさまでした。
雑記帳に書いたメモ読んでいただいたんですね。ありがとうございます。3日はほとんど人に会いませんでしたが、4日の下りでは登ってくる人が大勢おられたので避難小屋もにぎわったでしょうか。
怪しい影には残念ながら出会えませんでしたが、夜中にネズミがごそごそ動くような音がして飛び起きました。どうも食料のパックが気圧で膨れて音を出したようです。
面白い感想文、一気に読ませていただきました
御前山の非難小屋、昨年休憩しましたが、今度は自主的に非難し(不謹慎?)一晩、と考えています
いろいろな方の記録を見ると、それもOKだと思います
ありがとうございました
コメントいただいてから少し書き足しました。
避難小屋というネーミングは微妙な味わいがありますね。行政側としてはみんなでどんどん利用してください、と言うと管理責任もあるし都営山小屋になっちゃうし、と言うことでしょう。
しかし避難小屋にしては立派な建物ですが、これは行政の粋な計らいと受け取って...
節度を持って避難しましょう。
わたしも同日、雲取に登るため奥多摩駅でどうしようかと悩んだ末、結局石尾根で鷹巣の避難小屋で一泊して翌日に雲取山経由で三峰神社に抜けました。この日はゴールデンウィークと言う事で、通常の週末ならあきらめる天気なのに鷹巣は7人雲取山頂もそれなりに泊まったらしいです。鷹巣に泊まったうち1人がシュラフを忘れたとかでレスキューシートにくるまって寝ていました。さぞかし寒かったでしょう。コンビにニのカッパとGパンで雲取山荘まで行くというアメリカ人、奥多摩から引き返し三峰神社からアプローチして雲取山荘に20:00過ぎに到着した20代の山ガール4人組みとか、変な人が多くて驚きました。
同じ日に行ってられたとは。
そうか、石尾根から鷹ノ巣避難小屋で泊るという手があるんですね。山ガール4人とじゃ楽しそうじゃないですか。御前山避難小屋はひとりでさびしかったです。
まあ、こんなことがなければ生涯行かなかったかもしれないので、いい思い出ですが。
それにしても不思議なご縁ですね。
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