硬石山（東廻りコース〜西廻りコース）

2019年06月09日(日) [日帰り]

• GPS: 01:49
• 距離: 2.4km
• 登り: 326m
• 下り: 308m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:11
• 休憩: 0:34
• 合計: 1:45

距離 2.4km 登り 326m 下り 326m

9:38 硬石山登山口（夏道）
10:03 10:04 硬石山
10:07 10:38 見晴台
10:41 硬石山
10:49 10:50 硬石山の大楢
10:56 10:57 硬石山の最高点
11:23 硬石山登山口（夏道）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

札幌市内から向かう場合、国道230号線を南下して三叉路交差点にある「石山1-4」の信号を右折、市道石山線に入ります。焼肉バイキングの看板が目印になります。この交差点から500mほど進んだ先に掛かる石山橋を渡った直後に再度右折すれば、奥に駐車場スペースがあります。

コース状況／危険箇所等

短いコースながら標識類が充実しており、初めての方でも迷うことはないと思います。ただ、全般に急登が多いため、特に下山時のスリップには注意が必要です。ポールやステッキなどが無い場合は、近くの木や枝に掴まりながら進むのが良いでしょう。所々にロープも設置されています。

写真

6/9 9:25

初めての硬石山に来てみました！ここが駐車場のようです。ただ、奥行きは十分だけど幅が微妙。。縦列が良いのか？っとも思いましたが、それだと止められる台数が減ってしまうので、目いっぱい後ろに下げて迷いながらこんな感じに。間違ってたらごめんなさい。。

6/9 9:29

準備していると、けたたましいサイレンと共に消防車が数台駆け抜けていきました。何があったのかな？

6/9 9:34

まあ、気を取り直して、スタートしましょう。

6/9 9:34

電牧に注意！触ったらビリっときます。（触ったこと無いけど。）

6/9 9:35

森の入り口に案内標識。

6/9 9:35

ただ、位置が高いので良く見えません。。写真に撮って確認しました。冬の高さに合わせたのでしょうか？

6/9 9:36

左に進めば西廻りコース、直進すれば東廻りコースです。どっちも変わらないって書いてあるし、良く分からないので真っすぐ行くことにします。

6/9 9:36

スタート直後から、いきなり急登が始まります。

6/9 9:42

なかなかの斜度ですわ〜。

6/9 9:46

ところどころ視界が開けて、こんな風景が見られます。中央の交差点から画面左奥に通じる道は、常盤方面に向かう石山穴の沢線です。

6/9 9:47

一瞬平坦路になるものの。。

6/9 9:53

また急登。距離は短いけど結構イイ負荷になります。

6/9 9:57

分岐の標識がありました。

6/9 9:59

尾根道を進むと。。

6/9 10:01

何気に三角点 = 山頂のようです。何の前触れも無く現れました。木々に囲まれて視界はありません。

6/9 10:02

あっ、こっちに行けば見えるんですね。

6/9 10:04

なるほど、そういうことか。

6/9 10:04

いい味わいの標識です。凝った作りで製作者さんの思い入れが感じられました。

6/9 10:05

ここから見える景色！皆さんのレコでも拝見していました。手前に採石場と、南区から豊平区にかけての街並みです。

6/9 10:06

左側は藻岩山の麓まで。

6/9 10:06

そして右側は南区石山の市街地までが視界の範囲となるようです。

6/9 10:07

ここで水分補給しながら休憩させていただきましょう。容量UPしたのが売ってました！コスパ最高。青いのも結構好きです。

6/9 10:08

ナゾの光点が三つ。何かの照明かと思いましたが、建物の屋根かガラスに太陽光が反射しているようです。この三箇所だけ角度がドンピシャだったらしく、時間と共に減光していきました。

6/9 10:14

石山緑地の辺りでしょうか？特徴的な岩肌が目立っていました。

6/9 10:14

地下鉄南北線のシェルターと、真駒内駅周辺。その下は藻南公園の近くにある断崖です。

6/9 10:33

川沿の市街地。アパホテルが目立ちます

6/9 10:33

国道230号線と豊平川。中央右に見える三叉路交差点から市道に入り、石山橋を渡ってすぐ右折すれば駐車場です。

6/9 10:36

さて、景色を堪能したところで戻るとしましょうか。

6/9 10:42

帰りは西廻りコースです。
「最高点360m」の下に小さく「先」と書かれています。恐らく、「最高点の標高が360m」と勘違いされそうなことに気づき、後から書き足したものと思われ。こういうの、結構好きです。

6/9 10:46

少し進んで現れる巨木。これが有名な硬石山の大楢ですね！

6/9 10:48

確かにでかい。。400年前といえば江戸時代初期、徳川家光が将軍を務めていた時代だそうです。札幌に人が住み始める遥か以前にこの地で種が芽生え、巨木となって今も存在し続けている。。なんか凄いです。

6/9 10:49

っと思ったら、すぐ近くにも同じようなサイズ感の木が2本。硬石山は巨木の森だった！

6/9 10:53

ここが最高点。視界はありません。

最高点と山頂が別の山ってたまに聞きますが、何の意味があるのでしょう？黙って最高点を山頂とすれば分かりやすいのに。

6/9 10:56

またまた巨木！硬石山、深いです。。

6/9 11:03

本格的な下りに入ると、こちらも急斜面です。

6/9 11:06

時折現れる平坦路では、木漏れ日に照らされる若木の輝きに癒されたり。。

6/9 11:08

更に下って。。

6/9 11:20

最終アプローチ。

6/9 11:22

クルマが見えてきました。
あんだけ悩んだのに、結局だれも来なかったみたい。。
Σ(￣▽￣;!!

6/9 11:23

ゴール！
今日も無事戻ってこられたことに感謝です。

6/9 11:36

硬石山は採石場のイメージしかありませんでしたが、距離は短いけど意外とタフで見晴らしの良い、なかなかのコースでした。

撮影機器：

Canon EOS 40D Canon

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 スマートフォン（Android/GPS・iPhone） サングラス タオル カメラ 予備バッテリー（カメラ） ステッキ 保冷バッグ 保冷材

感想

ayap-jk

日曜講習だと言う娘を西区の自宅とは正反対にある高校まで送った後、帰りに南区経由で初の硬石山へ寄ってみました。皆様のレコで拝見していましたが、ちょっと遠い割に距離が短く、なかなか足が向きませんでした。

でも、思っていたより急峻で、銭天的な雰囲気を感じるピリっとした山でした。長距離装備で負荷をかけながら登れば、そこそこ良いトレーニングになるのではないでしょうか。山頂からの眺望は一方向に限られますが、採石場の向こう側に南区から豊平区にかけての街並みが良く見えます。定山渓方面の帰りに立ち寄っても良さそうです。

山頂には「憩いのOPEN SPACE」と表示されたエリアが用意されており、切り株のベンチが並べられています。ここ、ちょっと長居したくなる落ち着いた空間です。天気の良い日に弁当なんぞ食べながら街並みを眺めるには最高だと思います。

八剣山や先月行った豊平山など、南区にはサクっと登れる手ごろな山が多くてイイですね！この辺り、来シーズンはスノーハイキングにも行ってみたいと思っています。

出発前に聞いたサイレンの音。調べてみると、あの時間帯に南区砥山で山岳救助、同じく定山渓でも救援出動があったようです。定山渓の詳細は分かりませんが、砥山で山岳救助ってことは神威岳辺りでしょうか？山頂に居る時も救急車のサイレンが頻繁に聞こえてきて、ちょっと気が引き締まる思いでした。気をつけたいものです。

話は変わりますが、私は長い間、硬石山は「こうせきやま」だと思っていました。以前、南区に住んでいたことのあるウチの嫁さんが「こうせきやま」と読んでおり、私も習う形でそう覚えていたため、「かたいしやま」は未だに違和感を感じます。これは、南区を中心に運行している定鉄バスの停留所名が「硬石山（こうせきやま）」である影響だと思います。なぜ、バス停の名称が「こうせきやま」となったのか？バス会社に聞いてみたいです。