岩手山 (馬返口)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,432m
- 下り
- 869m
コースタイム
-10:40八合目避難小屋10:50-沢下り-12:50馬返駐車場
天候 | 曇後吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上の残雪箇所 1、5〜6合目の間の急斜面一部 2、7〜9合目のほぼ全域 雪質はよく締まっていて、靴が潜ることはない |
写真
感想
連休に入っても天候不順でなかなか入山出来なかった。
少しの晴れ間を見つけたと勇んで出かけるが、岩手山の2合目辺りまでどんよりとした雲が掛かっている。8合目までは行きたいと目標にする。
山の様子は、2週間前と様変わりし、すっかり雪が無くなっている。やっぱり、雪上よりも土の上のほうが歩き易い。お花もポチポチと咲き始め、今季初めて見るものは、みな美しい。
6合目過ぎた辺りから、本格的にガスって来て、風も少し強くなる。7合目辺りになると、枝枝に強風で運ばれた水滴が氷結し、エビの尻尾を形成し、みごとな自然の美を見せてくれていた。また昨日の雷は、ヒョウを降らせたようで、15〜20ミリのヒョウの塊があちこちにあった。
八合目の小屋に、知人のF氏が2人組で居て、これからの防寒対策をしていたところだった。自分も余分にヤッケを着込んで2人にご一緒させてもらうことにする。
外輪山に出ると、歩行困難な強風を覚悟していたが、幸いにもそこまでは強くなかった。ただ寒さは厳しく、容赦なくアラレに叩きつけられ、頬が痛い。
まさに、真冬を再体験である。頂上は写真一枚で通過しそのまま下山である。
9合目辺りから、3人とも無言で、頂上も「降りる」の一言だけで決まりである。
下界は穏やかな日和の様だが、山にはまだ防寒着が必要である。
7合目からは、沢下りすることで3人が合意し、お二人はアイゼン装着し、自分は
アイゼン無しで下る。雪が適当に締っているので、前回出来なかったグリセードが気持ち良く滑ってくれる。ただ困ったのは、強風で飛ばされて来た、赤茶色の砂礫が集まったところは、滑りが悪く、バランスを崩す。
この時期は、もう2合目まで滑り下ることは、出来ないので新道3合目から旧道
3合目へとトラバースする。ここまで来ると、季節はすっかり春になる。
この後は、ご年配のF氏の経験談を聞かせてもらいながら、楽しく駐車場へと下って行く。
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