(30)月山
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 556m
- 下り
- 550m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
梅雨の最中ではありますが、月山に行ってきました。
残念ながら天候には恵まれませんでしたが、30峰目(百名山)となりました。 ※百名山暖簾の最上段にバッチが付きました。
駐車場からのスタート時はレインウェア上下を装備しましたが、登山口で「蒸し暑いから」と脱ぎ始めたら雨がポツリポツリと。。。念のためWeatherNews(WNI)で雨雲位置を確認し短期通過雨の可能性を確認し先に進みました。雨よりも問題なのは妻がアイゼンを忘れたこと。ヤマレコでは皆、アイゼン不要とコメントしていましたが、本当に大丈夫か心配でした。登山口から15分程で雪渓があり、直前に居た地元のおじさんに確認すると「アイゼンが無いとね〜」とのことでしたので、撤退。
念のため別ルートとして考えていた登り下りともにリフト利用の可能性確認にリフト下駅へ。。。係員のお兄さんに山の状況を確認すると何か所も雪渓が残っており、少なくとも下りはアイゼンが無いと「怖い」とのこと、諦めかけたその時。。。「アイゼン貸します」の張り紙が! これで行ける!と喜び早速貸し出し手続きへ、「アイゼン2つ貸して下さい」、「はいよ、4本爪アイゼンね」、「えっ! 4本なら1つで良いです」とアイゼンを確保(実は、私が持参したものと全く同じメーカー・タイプの4本爪でした)。
確かに雪渓は沢山(時には先が見えないほど長く)あり、霧の中雪上の印として張られた荒縄に沿って登っていきました。アイゼン装着者は1割未満。アイゼン無しで怖々登っている方も、サクサク登っていく方も様々でした。
頂上が近付くと森林限界を超え雪渓も少なくなりましたが、強烈な風で一時気温は12℃まで低下。厳しい天候の中で山頂にある月山神社に到着しました(鳥居をくぐるとお祓い(500円)場所がありこれを受けないと奥に入れない。奥に入って突き当たりの参拝所が山頂とのこと、一方通行でお守り販売エリアに入り(ここで素敵な山バッチ800円を販売)、先祖供養の勧誘まで受けて、至る所にさい銭箱が置いてあるエリアを抜ける仕組み)。
月山神社は撮影禁止なので、少し下(手前)にある月山山頂小屋前で登頂記念撮影。
下山は、牛首の分岐から姥ケ岳(1670m)経由でリフト上駅へ、姥ケ岳山頂付近から7月末まで営業のスキー場があり沢山のボーダーが楽しんでいました。スキー場の端を下山するのですが、急斜面で危険を感じましたが良く見ると確保用の登山ロープが張ってある。。。張りを確かめロープを活用して斜面の中間地点まで降り、ロープが振られないように確保して妻を先に降ろし、無事ゲレンデエリアを通過しました(ありがたや)。
リフトで下山を開始すると徐々に天候が回復し、霧が晴れると霧に隠れた雪渓の全貌が明らかに(こんなに雪が残ってるんだ〜)。
東北(山形)の山は2000m以下でもまだまだ雪が多く、残雪山装備が必要ですね。
こうやってコメントすると天候が悪く景色も見えず、雪渓で怖い思いをして辛いことばかりのようですが、「花が咲き乱れ、多種多様な花と花畑の数々」に何度足を止めたことか!
(学び)
ゴムバンドで止めるだけ?のアイゼンは着脱に力が必要で大変苦労。ナイロンテープ式でも良いが、ラチェット式が着脱だけでなく途中でも締め付けの強弱調整も容易なのでお勧め(軽アイゼン)。また、爪の接地範囲が広く安定している6本爪がお勧め。もちろん、自宅などで事前に自分の靴のサイズに調整しておくことを忘れずに。
(参考)
※当初04:30スキー場・駐車場到着予定でしたが、月山道路が05:00まで夜間工事中とのことで時間調整。
※リフト使わず、牛首下分岐に向かうが途中雪渓に阻まれ引き返す。
※アイゼンのレンタル(リフト下駅)
レンタル料500円、返却時返金の保証金1500円
※リフト下駅リフト乗車
※土日7:30(平日8:00)
※モンベル会員本人のみ50円引き
月山神社(撮影禁止)
※お祓い(500円、登拝認定証)
※山頂は突き当たりの参拝所
※月山頂上バッチ(お守りとともに購入)
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