世界はどこまで青空なのか 矢倉岳,金時山
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,640m
- 下り
- 1,071m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:45
急遽計画を変更し新松田駅で下車、御殿場線に乗り替えて山北駅へ向かった。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:小田急箱根高速バス 金時山登山口停留所 |
写真
感想
丹沢に行こうと電車に乗ったが、塔ノ岳か大山かはたまた西丹沢か決まらず。
尾根歩きは暑そうだし、沢沿いはヤマビルがいそうだし、で気持ちも乗らない。
赤線つなぎの空白区間を一部でもつなげておこう、と山北駅へ向かった。
山中湖から金時山の区間は、今年つなげようと思って予め計画はしておいた。
早朝に出発できれば一日で歩けないこともないが、それには前泊が必須条件。
いっそのことナイトハイクも考えてみたが、夜歩きはあまり好きではない。
山北駅で分けることにより、普通の日帰り登山×2に納まると計算する。
と脳内で皮算用したところで、新松田駅で下車して御殿場線に乗り替え。
車内は学生たちでいっぱい、松田駅のホームからは富士山が綺麗に見えた。
山北駅で下車し、まずは河村城址と呼ばれる駅の南にそびえる小山を目指す。
案内板に従い無事河村城址に到着、平安時代に築城された由緒ある山城らしい。
次は酒水の滝を目指す、一旦里に下りて酒匂川を渡り遊歩道の先に滝があった。
想像していた以上に立派な滝で、その落差は69mもあるとのこと。
滝の手前に水場があったので、頭から名水をかぶってクールダウンしてみた。
次は林道を通って、『県立21世紀の森』という名がつくやはり小山を目指す。
空は快晴だが、樹林帯の中を通ることが多いため概ね直射日光を遮ってくれた。
テレビ塔から先は車も入ることができる道になっていたが、誰一人歩いていない。
浜居場城址という名の丘があったが、いわれなければ城山とは気づかない感じ。
山伏平から矢倉岳に向かう分岐があり、ちょっと寄り道してみることにした。
ここでようやく登山者を見かける、2組計5人が矢倉岳の山頂で佇んでいた。
富士山は雲で頭を隠していたが、相模湾、箱根の山々、愛鷹山など一望にできた。
軽く食事休憩をとって山頂を後にする、万葉公園を経由して足柄峠を目指す。
途中富士箱根トレイルと合流、普通は山北駅ではなく駿河小山駅を通るらしい。
万葉公園から一旦舗装路に入る、足柄明神跡には白鹿の像が置かれていた。
足柄峠の辺りから、金太郎をモチーフとした像やポスターなどが並び始める。
林道に入りしばらく行くと登山ゲートがあった、案内板の上にも金太郎像。
少し先には猪鼻砦跡という平地があり、ここから急な登り勾配に転じる。
金太郎像が置かれた分岐を過ぎ、鉄パイプで組まれた急勾配の階段を登って行く。
人の声が聞こえると思ったら二軒の山小屋の裏手に出て、そこが山頂だった。
とりあえず山頂写真をとって、金時娘のいる方の山小屋でかき氷を頼んだ。
あらためて山頂からの景色を楽しみながら、かき氷を食べてクールダウンする。
ずいぶんと雲の量が増えてきた、巻雲、積雲入り混じりのダイナミックな青空。
箱根外輪山の内側は、まるで箱庭のようで中枢に位置する箱根山が神々しい。
エヴァンゲリオンの舞台になったのもうなづける好立地だな、改めて感心した。
名残惜しいが夕方から映画を観るつもりなので、早々に下山することにした。
30分ほどで金時神社まで下り、登山の無事を感謝する意味も込めお参りしていく。
バス停に新宿行き高速バスの表記が無いため、10分ほど歩き金時登山口バス停へ。
そっちにもやはり無い、と思ったら反対車線に高速バス停留所があるのを気づいた。
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