西上州・大山、天丸山、帳付山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,111m
- 下り
- 1,104m
コースタイム
6:15天丸橋〜7:10大山・天丸分岐〜7:30大山〜8:05天丸山分岐(ジャンクション)〜8:20天丸山〜9:00馬道のコル〜10:15帳付山(20分休憩)〜11:25馬道のコル〜12:27林道登山口〜13:00天丸橋
天候 | 晴れ、北風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストなし。 ガイドブックやネットで伝えられるほどの危険個所、誤りやすい個所はありません。 |
写真
感想
前日(11日)、ゴルフ仲間に誘われて、群馬県高崎市でのオープンコンペに参加した翌日の山行。
長〜い山歴にもかかわらず、あまり西上州の山には縁がなかったけれど、このところ、妙に目が行くことが多くなっています。
手元の『アルペンガイド』(2000.11月初版、あい変わらず古いものを大事に所持しているのデス)の天丸山などの項を見ると、大山はそれなりの岩場を登っている写真も掲載されていて、「一般的な登山道なし」、天丸山は「ルートは自分で見つけ出すしかなく」、帳付山は「岩とヤブの尾根に踏み跡を探りつつ」とあり、ともに「15メートルほどのザイルが必要」と書いてありますネ。
いっぽう、ネット上の多くの方の報告や感想からすれば、上記ガイド内容とは10年以上の隔たりもあって、ずいぶん状況も変わったのだろうと推測はしていました(なかにはこれほど怖い思いをした山はないと書いている方もいましたが・・・)
で、実際は・・・大山は、あれっ、山頂? 写真の岩場はどこだ? と拍子抜け、天丸山は太いロープやトラロープがガッチリ張ってあってルートは目の前にぶら下がっていて「見つけ出す」必要もないし、帳付山はヤタラにテープが“氾濫”、高距2〜3mのところにトラロープさへフイックスされていて、「岩とヤブの尾根に踏み跡を探」るなど隔世の感、興をそがれることおびただしい現状でした。
昨今の山ブームもあって、こうしたかっての“奥深い山”にも、多くの老若男女が登るようになったことはなによりですが、tentomushiの世代からすると、あまりにも安全第1に傾きすぎていて、山登り本来のおもしろさ、たとえば手のひらほどの“危険性”や誰でも心の底に秘めている“冒険心”といったものを損なっているように思われます。
諏訪山でもそうでしたが、目ざわりなテープが多すぎるし、これらテープやロープを付けるにしても、もう少し“場所と節度”、たとえば路型が明瞭なところ、ちょと地形観察すれば判断できるところなどに付けるべきではないし、帰路での迷い防止のために、往路でつけるならば、帰りには取り外すなどの配慮がほしいしと思うのです。
今回の天丸山は下部1本目のロープはともかく、それより上部は傾斜も緩く、手がかりも足場も豊富なだけに“過剰設備”ではないのか、それに、帳付山にトラロープは、まったく場違いではないかと思いましたが・・・。
なお、上野村営国民宿舎『やまびこ荘』は、施設は上、夕食は“松竹梅”(実際はもっとシャレタ名称です)があり、”梅”は中の中(朝食は頼まず)、料金は周辺に観光資源のないことや交通等の立地を考慮すると(?)が付きますが、日航機事故関係者をアテにしての“国民”宿舎であり、料金設定なのだろうと勘ぐりました、参考まで。
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