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Yamareco

記録ID: 190107
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無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

西上州・大山、天丸山、帳付山

2012年05月13日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.9km
登り
1,111m
下り
1,104m

コースタイム

(10分未満の休憩を含みます)
6:15天丸橋〜7:10大山・天丸分岐〜7:30大山〜8:05天丸山分岐(ジャンクション)〜8:20天丸山〜9:00馬道のコル〜10:15帳付山(20分休憩)〜11:25馬道のコル〜12:27林道登山口〜13:00天丸橋
天候 晴れ、北風強し
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天丸橋に7、8台ほどの駐車余地あり。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストなし。
ガイドブックやネットで伝えられるほどの危険個所、誤りやすい個所はありません。
天丸橋の登山口から左岸をゆきます。
2012年05月12日 12:59撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
5/12 12:59
天丸橋の登山口から左岸をゆきます。
いくどか渡り返しつつ新緑の中を登ってゆくと、正面に小滝が現れて沢が二手に分かれますが、中間尾根を登り、ハシゴを経て沢筋を離れます。
2012年05月12日 20:12撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
1
5/12 20:12
いくどか渡り返しつつ新緑の中を登ってゆくと、正面に小滝が現れて沢が二手に分かれますが、中間尾根を登り、ハシゴを経て沢筋を離れます。
やがて大山と天丸山の分岐標識があり、左の大山へ行きます。
2012年05月12日 07:10撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
5/12 7:10
やがて大山と天丸山の分岐標識があり、左の大山へ行きます。
あれっ、もう山頂? という感じの大山です。
2012年05月12日 07:29撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
5/12 7:29
あれっ、もう山頂? という感じの大山です。
往路を戻り、そのまま稜線をたどって1572mピーク、ジャンクション(というほどのところではありませんが)を経て天丸山基部へ。
太〜いロープ2本+トラロープもあって、さして困難もなく容易に天丸山頂です。
なぜか、この写真だけが白黒になってしまいました(写真機のどこかを触ったみたいですね)
2012年05月12日 08:20撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
5/12 8:20
往路を戻り、そのまま稜線をたどって1572mピーク、ジャンクション(というほどのところではありませんが)を経て天丸山基部へ。
太〜いロープ2本+トラロープもあって、さして困難もなく容易に天丸山頂です。
なぜか、この写真だけが白黒になってしまいました(写真機のどこかを触ったみたいですね)
ジャンクションまで戻って馬道のコルから帳付山へ。
途中の露岩の上に立つと、帳付山がすぐそこに見えるのですが・・・。
2012年05月12日 11:07撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
5/12 11:07
ジャンクションまで戻って馬道のコルから帳付山へ。
途中の露岩の上に立つと、帳付山がすぐそこに見えるのですが・・・。
石標のある地点では、来し方の見晴らしよし。
右から1572mピーク、大山、天丸山。
2012年05月12日 10:06撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
1
5/12 10:06
石標のある地点では、来し方の見晴らしよし。
右から1572mピーク、大山、天丸山。
最後の急登は大いにシゴかれますが、ようやく足元となった帳付山頂は樹林の中、三角点標識はありません。
北側はスッパリ切れ落ちています。
2012年05月12日 10:15撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
5/12 10:15
最後の急登は大いにシゴかれますが、ようやく足元となった帳付山頂は樹林の中、三角点標識はありません。
北側はスッパリ切れ落ちています。
山頂ちょっと先から北、西側の大展望が得られます。
諏訪山です。
2012年05月12日 10:16撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
5/12 10:16
山頂ちょっと先から北、西側の大展望が得られます。
諏訪山です。
新緑の中、馬道の下り、最初は森進一の鼻歌も出て気分もテンポも上々です。
しかし、あまりの長さにゲンナリ、ウンザリ、持ち歌の森進一クンも品切れとなり、終点近くは「君が代」となりました。
ところどころミツバツツジやヤマザクラが見られます。
手元のガイドでは、「ササの繁茂が凄まじい」とあります!!
2012年05月12日 11:45撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
5/12 11:45
新緑の中、馬道の下り、最初は森進一の鼻歌も出て気分もテンポも上々です。
しかし、あまりの長さにゲンナリ、ウンザリ、持ち歌の森進一クンも品切れとなり、終点近くは「君が代」となりました。
ところどころミツバツツジやヤマザクラが見られます。
手元のガイドでは、「ササの繁茂が凄まじい」とあります!!
林道を天丸橋へ。
これって、大山かな?
2012年05月12日 20:15撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
5/12 20:15
林道を天丸橋へ。
これって、大山かな?
同じく林道から。
西上州の山は、どれもこれも、なんとなく姿形が似ているような感じがしてなりません。
2012年05月12日 12:55撮影 by  DMC-GF1, Panasonic
5/12 12:55
同じく林道から。
西上州の山は、どれもこれも、なんとなく姿形が似ているような感じがしてなりません。

感想

前日(11日)、ゴルフ仲間に誘われて、群馬県高崎市でのオープンコンペに参加した翌日の山行。

長〜い山歴にもかかわらず、あまり西上州の山には縁がなかったけれど、このところ、妙に目が行くことが多くなっています。
手元の『アルペンガイド』(2000.11月初版、あい変わらず古いものを大事に所持しているのデス)の天丸山などの項を見ると、大山はそれなりの岩場を登っている写真も掲載されていて、「一般的な登山道なし」、天丸山は「ルートは自分で見つけ出すしかなく」、帳付山は「岩とヤブの尾根に踏み跡を探りつつ」とあり、ともに「15メートルほどのザイルが必要」と書いてありますネ。

いっぽう、ネット上の多くの方の報告や感想からすれば、上記ガイド内容とは10年以上の隔たりもあって、ずいぶん状況も変わったのだろうと推測はしていました(なかにはこれほど怖い思いをした山はないと書いている方もいましたが・・・)

で、実際は・・・大山は、あれっ、山頂? 写真の岩場はどこだ? と拍子抜け、天丸山は太いロープやトラロープがガッチリ張ってあってルートは目の前にぶら下がっていて「見つけ出す」必要もないし、帳付山はヤタラにテープが“氾濫”、高距2〜3mのところにトラロープさへフイックスされていて、「岩とヤブの尾根に踏み跡を探」るなど隔世の感、興をそがれることおびただしい現状でした。

昨今の山ブームもあって、こうしたかっての“奥深い山”にも、多くの老若男女が登るようになったことはなによりですが、tentomushiの世代からすると、あまりにも安全第1に傾きすぎていて、山登り本来のおもしろさ、たとえば手のひらほどの“危険性”や誰でも心の底に秘めている“冒険心”といったものを損なっているように思われます。
諏訪山でもそうでしたが、目ざわりなテープが多すぎるし、これらテープやロープを付けるにしても、もう少し“場所と節度”、たとえば路型が明瞭なところ、ちょと地形観察すれば判断できるところなどに付けるべきではないし、帰路での迷い防止のために、往路でつけるならば、帰りには取り外すなどの配慮がほしいしと思うのです。
今回の天丸山は下部1本目のロープはともかく、それより上部は傾斜も緩く、手がかりも足場も豊富なだけに“過剰設備”ではないのか、それに、帳付山にトラロープは、まったく場違いではないかと思いましたが・・・。

なお、上野村営国民宿舎『やまびこ荘』は、施設は上、夕食は“松竹梅”(実際はもっとシャレタ名称です)があり、”梅”は中の中(朝食は頼まず)、料金は周辺に観光資源のないことや交通等の立地を考慮すると(?)が付きますが、日航機事故関係者をアテにしての“国民”宿舎であり、料金設定なのだろうと勘ぐりました、参考まで。

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