深沢山(深沢山南峰)から南沢あじさい山へ


- GPS
- 05:38
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 592m
- 下り
- 578m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 5:37
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
武蔵五日市駅から一般道を歩き、勝峰山登山口から勝峰山に登ったが、登り口は藪になっており、赤のテープを探して取り付く必要がある。コースは、ハイキングルートで、特に危険個所はない。ただし、梅雨時は滑りやすいため足元に注意したい。 |
その他周辺情報 | 南沢あじさい山; 入山料 ¥500 |
写真
感想
6/22は、当初鷹ノ巣山の沢登りをする予定だったが、鷹ノ巣山で朝から雨が降り続いているとの情報が入ったため、沢登りは中止となった。
このため、ハイキングクラブが計画していた武蔵五日市の勝峰山から南沢あじさい山を巡るハイキングに参加させてもらった。
8時に武蔵五日市駅に集合し、準備体操を行って勝峰山を目指した。途中、国の天然記念物に指定されている幸神神社境内にある「シダレアカアシデ」の古木を見学した。枝垂れのアカシデの巨木としては、我が国でもここだけのものだそうで、貴重な樹木だそうだ。
幸神神社の先をちょっと進むと勝峰山登山口にたどり着いた。登山口は藪が遮っており、良く知った人でなければ、進むのを躊躇うような薮だった。よく見ると、藪の中に目印となる赤テープがあった。滑りやすい急な斜面をよじ登ると、杉林の中のふみ跡が明瞭な登山道となった。しばらく登ると、林道に突き当たった。勝峰山は林道が伸びており、地元の方が下草刈りをされていた。我々は、林道から林の中の登山道に入り、しばらく登ると林道に合流した。南東の方向が開けている展望台で小休止をとった。展望台からは、晴れていると筑波山や都心部が良く見えるそうだが、この日は狭山ドームを確認するのが精一杯だった。ここから更に登ると、勝峰山山頂に到達した。山頂は、細長くなっており、山桜の巨木があり、山頂はかって平将門が一夜城を築いたといわれているとの案内板があった。勝峰山山頂には、三等三角点が設置されていた。
勝峰山から千年の契りの杉に向かう前に、この日の最高点になる深沢山南峰を目指した。杉林の中の登山道を進み、10:28に深沢山山頂(640m)に到達した。山頂は、狭く眺望もないため、記念写真を撮影して引き返し、千年の契りの杉を目指した。急斜面にジグザグにつけられた山道を下ると、杉林の中にひと際立派な巨木が目に飛び込んできた。この木は、樹齢;300年以上、幹回り;7.8m、樹高;45mの杉の巨木で、ちょっと離れてみると、屋久島の縄文杉にちょっと似た風情があった。
杉林の中の登山道を下り、民家の脇を通って次の目的地の「山抱きの大カシ」を目指した。深沢地区の道からしばらく登ると、巨岩の上に聳える樫の巨木が見えた。この大カシも樹齢;300年以上、幹回り;6.5m以上もある巨木で、幹には苔がびっしりとついており、大カシの根が張っている石灰岩の巨岩との組み合わせは見事の一語でした。この大カシは、人気があるスポットのようで、沢山のハイカーが訪れていました。
この後、雨が降り続いていたため、道路脇にある自治会館で雨宿りをさせてもらいました。その後、あじさい山を目指しました。
あじさい山は、地元深沢地区で生まれ育った南澤氏がひとりでコツコツと数十年をかけて山を切り開き、あじさいを植えて増やし続け、1万五千株以上のあじさいが見られる「あじさい山」として一般に開放しているものだそうで、谷一面にあじさいが植えられており、沢山の観光客が訪れていました。雨が降り続いており、雨に濡れてのあじさい見物となりましたが、丁度見頃でした。入口に咲いていたシモツケソウのピンクも見事でした。
13:13にあじさい山を後にして、武蔵五日市駅まで歩き、13:48に武蔵五日市駅に帰着しました。沢登りの予定が、枝垂れアカシデ、千年の契り杉、山抱きの大カシと巨木巡り&あじさい山散策となりましたが、楽しいキングとなりました。
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