広島市・西から東へ、☆前半順調、★後半惨々(可部〜白木山経由〜志和口)
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- GPS
- 10:52
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,554m
- 下り
- 1,417m
コースタイム
07:53 登山口(中尾山、白木山方面)
08:30 標高290m地点
08:39 中電鉄塔(標高340m)
08:49 分岐
08:59 標高450m地点
09:16 分岐(標高530m地点)
09:20 標高550m地点
09:42 中電鉄塔
09:43 675.4m三角点
10:00 標高720m地点
10:29 電波塔(標高758m)
11:17 白木山登山口
11:58-12:46 白木山山頂三角点(昼食)
12:54 分岐
14:08 分岐⇔
15:19 分岐⇔
15:37 600.7m三角点
16:12 標高595m地点
16:30 標高540m地点
16:45 中電鉄塔
17:04 同⇔
17:12 巡視路分岐
18:12 下山口
18:41 JR志和口駅
天候 | 快晴、出発時点で気温は16,5℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR芸備線、志和口駅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トイレはJR可部駅以外にありません。 このコースは初めてで、文教女子大裏手の登山口よりアプローチを開始しました、いきなり渡渉に始まり右の涸沢筋沿いに、暫く進むと左に取り付き点があります。 倒木だらけの荒れた急登を登ります、良く見ると、道はジグザグに切ってありますが、踏み跡が薄いのと落ち葉が堆積していて分かり辛いです。 登り詰めると、尾根に出ます、此処からは比較的、踏み跡がしっかりついた道になります、徐々に高度を稼ぎながら、鉄塔を二つ越えて三角点、電波塔を経由してこの辺りから林道と交錯してゆきます、暫し林道を進むと、白木山登山口に取付きます。 此処からは比較的なだらかな広くしっかりした登山道になります、これは山頂まで続いています(危険箇所は全くありません)非常に歩きやすい道で徐々に高度が上がるのが実感できます。 白木山山頂は、言わずと知れたビューポイントで天気が良ければ大山や三瓶山までも遠望出来て、とっても気持ちの良い処です、暫し時を忘れて過ごすのも良いでしょう。 今日は、OさんKさんと、お昼に頂上で会う約束をしていましたので、山頂で落合ってともに昼食を楽しみました。 昼食休憩後、いよいよ後半の縦走路に、山頂より正面ルートを約370m下ると左に案内テープがあり此処を東に向けて下ります。 踏み跡は薄く、やや荒れている感じです。このコースを赤テープを頼りに進みます、尾根筋を外さないように、コンパスや地図を時々確認しながら、最初の分岐に差しかかります。 この先急な下降が続きます、方角はほぼ合っているのですが、気になり680m地点まで引き返します。三角点通過時にはかなりのロスタイム、更にこの辺りは赤テープもなくこの先に進むと中電の鉄塔のある開けたところに出ました、方向は合っているのですが気になり少し引き返したりしている内に日が傾き始めます、地形図ではぼちぼち下降が始まる(実はもう少し先)と思われたが鉄塔を越えた次のピークの標高は520m、方角は合っていてそのまま進もうと思いましたが、タイムリミットも近づいているので、最悪ビバークも頭を過りました、ヘッドランプは携帯していたのでナイトハイクもありと思いましたが、今回は状況が違うので、出来れば明るいうちに手前鞍部より、少し急とは思いましたが、エスケープルートとして鉄塔沿いの巡視路を集落目指して下ることにしました(無事であればまたいつでも来れますし…)此処からであれば約1時間で降りることが可能と判断しました。 急な巡視路を下降すること1時間、無事に正木地区の大槌川のほとりの巡視路出口に至りました。川の水は澄んでいて此処で汗を拭きほっと一息、生き返った気分に浸ることができました。 芸備線方面に歩いていると、親切な農家のおばさんが声をかけてくれて、事情を話すと、急行の停車する志和口駅まで送ってあげるとのことでお言葉に甘えました。おばさんの話によると、この辺り、大槌川周辺は、夏には蛍が乱舞してとっても綺麗とのこと。機会があれば来てみたいと思いました、ご親切に、本当にありがとうございました。 お蔭様で、3分待ちで快速に乗ることが出来ました(志和口〜広島駅・650円) |
写真
感想
当初は、5月19日に予定していましたが、気候も良く安定しているので12日に変更、初めてのコースでロングなので一応シュミレーションをして臨みました。
当日、体調も良く前半は快調、しかし後半はやや疲れもあり注意力もやや散漫に、反省すべきところも多いですし、今後の課題がたくさん出来ました。
ルートの大半は、薄暗い樹林帯で殆ど見通しも利かず、コンパスと地形図はあるものの、ともすれば方向感覚を失いがちです、時折、右方向より芸備線の電車の汽笛や走行音が風に乗ってかすかに聞こえます。
少し安心したのか注意力が散漫になり、最初の分岐辺りでルートを外したみたいです。
アクシデントは続くものです、歩行中に、なぜか背中が濡れていることに気付きました、汗にしては半端ではありません、すぐにザックを下して調べましたら、ハイドロのタンクのキャップの締付けが緩んでいて、ザック内は水浸し状態で、ハイドロタンクのスポーツドリンクもほぼ空になっていました、水も後500mlくらいしかありません、それやこれやで、此の地点と、鉄塔辺りで随分とタイムロスしてしまいました。
まだ、体力には余裕があり冷静に務めていたのですが、やはり日没が迫ると気は焦ります、ソロの場合は相談相手がいないのですべて自分の判断になります。
迷った時、いつも思うのですが、迷う前にしっかり集中力を持って慎重にルート確認すればよかったなと反省しきり、初めての道は時間が掛かってもゆっくり慎重に進むことですね(ついつい足早に進む癖があります)
昨年も、松笠山〜二ヶ城山経由で木ノ宗山に縦走する途中に同じような経験をしました。
総じて、登山口からピークへとピークから登山口までのルートでは、後者の方が道迷いのリスクも高いように思います、また、枝道や営林署の作業道、中電巡視路などが交錯していて複雑で、時には便利なのですが、地形図に乗っていない道もたくさんあり、注意しないと知らないうちにコースを外れることになるので注意しましょう。
もう少し読図技術を身につけて、初めてのコースは初心者の気持ちで慎重に山行を続けるつもりです。
何処かの登山道で見かけたら声をかけてくださいね。
コメント
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こんばんは。(*^_^*)
白木から住吉方向は初めてだとむつかしいので大変でしたね。
写真を見て途中のロスタイムが多いのでわかりにくかったんだなと思いました。
鉄塔の場所から中電巡視路を下ると大槌川方向に下りたはず、それにしては志和口までの時間があわないな、赤線も違うかなと検証していました。
出来たレコを読んで納得できました。
でもちゃんと時間をよんで巡視路を下っているのでさすがです。お疲れ様でした。
こんにちは
コメントありがとうございます
まだ、記録アップの途中なので、ルートは計画のをリンクさせましたのでルートは引き変えます。尾根ははっきりしていたので少し軽く考えていました、以外に難しいルートですね
後日、検証のため上三田より登ってみようと思います
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