ドキドキの岩登りに岩稜歩き… 〜二子山〜


- GPS
- 07:09
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,486m
- 下り
- 1,472m
コースタイム
[9:21 東岳山頂(約11分休憩) 9:32発]-[10:02 股峠(約20分休憩) 10:22発]-
[10:56 西岳山頂(約17分休憩) 11:13発]-[12:50 ローソク岩付近(約49分休憩) 13:39発]-
[14:01 股峠手前ローソク岩分岐]-[14:42 坂本登山口着]
天候 | 晴れ時々曇り ・坂本登山口 14℃ 風速0m/s ・東岳山頂 10℃ 計測時風速最大3.8m/s |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
路肩に駐車している方もいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【坂本登山口→股峠】 沢沿いの道です。渡渉数箇所あり。 道の状態はあまり良くありません。道が細く倒木多数。 新旧入り混じったテープを追いながら歩きます。 最後、股峠に向けて急な登りになります。 【股峠→東岳山頂】 最初は少し急な斜面の登りになります。 その後岩が多くなり始め、クサリ場が出てきます。 金属のステップが設置されているクサリ場で、 下が切れ落ちているので危険です。 それ以降も岩場を登る場所が続くので、慎重に通行して下さい。 開けた稜線に上がると、 それ以降は道の細い岩稜歩きになります。 そして、暫く歩くと東岳山頂に到着します。 【股峠→西岳山頂】 西岳も東岳と同じく、出だしは少し急な斜面を登ります。 途中で上級ルートが分岐するみたいなのですが、 見落としてしまいました。 少し分かりづらいと思われるので、 上級ルートを登りたい方は 事前に調べておいた方が良いと思います。 その後クサリ場がありますが、東岳程は大変ではありません。 上級ルートからの道と合流し岩稜を少し歩くと山頂です。 【西岳山頂→魚尾道峠方面】 登山地図では点線ルート、結構厳しいです。 ある程度岩場に慣れている方のみ歩いた方が良いかと…。 西岳山頂から稜線の道を見て、 無理そうだと思ったら行かない方が良いかもしれません。 片側が完全に切れ落ちた岩場、岩稜の細い道など 一歩間違うと大事故につながるので 細心の注意を払って歩いて下さい。 西岳山頂から大きなピークを2つくらい越えると下降し始めます。 最後、垂直な岩場のクサリ場で大変な場所は終了です。 【魚尾道峠付近→ローソク岩→股峠】 クライミングする方用の岩場へのアプローチルートが いくつか分岐していて、少しややこしいです。 一応部分部分でテープがあるので、 それを追いかけながら歩きます。 ローソク岩へは途中分岐があります。 急な斜面を登っていくとローソク岩(らしきもの?)の下に到着します。 ●岩場は全体的に岩質が硬く滑りにくいです。 あと掴みやすいホールドが多いので、 見た目よりは多少登りやすいかと…。 ●登山口より少し下った場所にトイレ有り。 ●下山後の温泉施設 何回か紹介している『星音の湯』です。 内湯1、露天2 10:00〜16:00まで、浴衣とタオル付きで900円 17:00〜23:00まで、タオル付きで700円 食事も美味しく、仮眠専用の部屋もあり充実した施設です。 登山した後、温泉に入り食事をして仮眠…とても良い時間を過ごせます。 ↓ http://www.beyer.jp/seine/index.html |
写真
感想
先週はなかなか大変な縦走をしました。
なので今週はそこまでハードではなく、程ほどの山歩きで。
そういえば…先週は下山後に温泉に入れなかったなぁ…。
秩父方面の山に登り、下山後はお気に入りの『星音の湯』でのんびり。
というより『星音の湯』でのんびりしたいから、秩父の山に登る!
そんな目的が逆転してしまったのが今回の登山。
それじゃあ、どの山に登ろうか…?
そういえば少し前からcaramelが
『二子山』と事あるごとに言ってました。
あそこって、確かクライミングのメッカなのでは?
垂直に山の登ろうっていうのか!?
よくよく調べてみると、一般登山客も歩ける
岩場の多い山だという事がわかりました。
暫く岩場の登山もしていないので、二子山へと登ることにしました。
所々かなり狭く『これ国道なの?』という雰囲気の
299号線を志賀坂トンネル手前まで走り登山口に到着。
登山客カウンターをポチッと押して登り始めます。
暫くは普通の登山道歩き。
群生するニリンソウに感動したりしながら、股峠まで到着しました。
最初は東岳へ。
股峠で少し休憩し、山頂目指して再出発。
少しづつ岩が多くなってきたな〜と思っていた頃に、
最初のクサリ場に到着しました。
そこは、他の方のレコを拝見した時に出てきた、
岩に金属のステップが取り付けられている場所です。
下を見れば…、いきなりやってきましたね!
集中して久々のクリティカルなクサリ場を登ると、
その先にも更に岩場が続きます。
数箇所岩場に登ると視界が開け、両神山が正面にズドン!
細い稜線だけ突き出している岩山なので、展望は素晴らしいです。
その後、岩稜や巻き道などを歩き東岳山頂へ到着。
風が少し強く肌寒いものの、両神山を中心にして
先週歩いた長沢背稜など良く見えました。
少し後から登ってきた年配の男性の方と
『今日は良い天気でよく見えますね〜』と言葉を交わします。
山頂で景色を楽しみ股峠まで戻ると次は西岳です。
こちらの登りは一般ルートと上級者ルートがあります。
『とりあえず上級者ルートの様子を見て、
無理そうだったら一般ルートを行こう。』
caramelとそう話し股峠を出発。
少し急な斜面を登っていきます。
『あれ?稜線に出ちゃった…』
気がつけば上級者ルートからの合流の標識が…。
どこから分岐していたのだろうか?
私はてっきり標識があるものだと思い進んでいたのですが、
どうやらそうではなかったらしい。
そういえばcaramelが『分岐がある』と気にしていた場所がそうだった?
『標識が必ずある』と思い込んでいた私の失敗です。
ここまで登ってきたら、再度下って
上級者ルートを確認するのも面倒なので
そのまま山頂を目指します。
岩稜を少し越えると西岳山頂に到着。
先ほど登った東岳山頂も良く見え、ここも素晴らしい景色でした。
それから先は…ピストンで下るか?稜線を歩くか?
山頂から先の稜線を見るとなかなか手強そう。
行くべきか戻るべきか…
ただ北穂から槍への道『大キレット』を
ゆくゆくは歩きたい私としてはここは歩いておきたい!
それに、caramelも『usaが先行してくれるなら行く』と言ったので
気持ちを強く引き締め、先へ進むことにしました。
序盤の西岳山頂からの下りがまずは難関です。
岩場の難易度的にそれ程高くないとは思うのですが、
左側が完全に切れ落ちていて、
右側も樹林帯までは10m以上高さがある…。
クライムダウンということもあり、一手一手慎重に進みます。
幸い滑りにくい岩質と、掴みやすいホールドに助けられ序盤の難関をクリア。
細い稜線を時には岩を越え、
時には一人分の細い道を歩き先へ進みます。
とにかく歩くことに集中し、写真を撮っている余裕もありませんでした。
暫く歩くと稜線が少しずつ下がり始め、
道も下降する方向へと向かいます。
最後にクサリと金属のステップが付けられた
垂直な岩壁を下りドキドキの岩稜歩き終了。
安心しました。
あとはローソク岩に寄りつつ昼食を食べ股峠方面へ。
登山口まで戻り、短いながらも内容の濃い登山が終了です。
その後はお気に入りの温泉、『星音の湯』に行き
今日の疲れと長沢背稜の疲れを温泉で癒しました。
のんびり温泉につかり、寝て、食べ、また温泉につかる。
16時頃に『星音の湯』に入り22時半頃まで居ました。
ここに来るなら翌日が休みの日に来て、
ゆっくりと過ごすのが良いですねっ!
usagreatさん、caramelさん、こんにちわ。
八丁峠に行った際、途中に見えた二子山に遠目ながらも
ビビッたHorumonです(;´Д`)
まさかあそこに登られる方が居たとは( ゚д゚)ポカーン
それもcaramelさんが行きたがってらっしゃったんですね|д゚)チラッ
うちのpentarouも同じように一時は鎖場のあるお山ばかりに
興味を示してましたね…女性の方が鎖好きなんでしょうか(´ε`;)ウーン…
十分恐そうに見えますが上級者ルートならどうなってるんでしょうね…
あと、usagreatさん、ペンタの10-17mm魚眼お使いで?
効果的な使い方だなぁ、と感心しました。
pentarouも持っているのですが、使い方が悪いのか思ったような
写真が撮れないらしく1年以上は眠っていると思われます(ノ∀`)アチャー
こんばんは、Horumonさん。
コメントありがとうございます
>まさかあそこに登られる方が居たとは( ゚д゚)ポカーン
>それもcaramelさんが行きたがってらっしゃったんですね|д゚)チラッ
最初、二子山はクライミング用だと思っていたので
caramelに『行きたい!』と言われた時は( ゚д゚)ポカーンでした。
たまに大胆なことを言ってくれますね(;^ω^)
登ってみると、一般ルートだったらなんとか…という感じです。
上級ルートはどうなんでしょうね。。。
案内図だと垂直の岩壁を直登っぽく書いてありますが(;^ω^)
この岩場…pentarouさんも登りたくなるのでしょうか?
>ペンタの10-17mm魚眼お使いで?
その通りです( ´∀`)bグッ!
自分の中に魚眼を使った画のイメージがあったので、
思い切って買ってしまいました〜(∩´∀`)∩ワーイ
まだまだ試行錯誤中ですが、面白い画が撮れますね。
これは夏山が楽しみですっ(^ω^)
>1年以上は眠っていると思われます(ノ∀`)アチャー
撮れる画にクセがあるから、なかなか難しいですよね。。。
でも…ハマると凄そうな予感があるので、
ぜひぜひ使って貰えれば…値段も結構ですからね(;^ω^)
こんにちはぁ、Horumonさん。
何だったか忘れてしまいましたが、
山岳系雑誌に西岳山頂から
例の稜線の写真が載っていて
「気持ち良さそうだなぁ…」
と思ってusaに言ってみてました。
よく調べていなかった自分が悪いのですが、
思ったより怖かった…
(この日は風が強かったので、それもあると思います)
…えっと鎖がある山に興味があったというよりは、
「家から近いところでもこんな稜線があるんだ…」
(岩ごろの稜線自体、奥多摩には少ないので…)
というとこらから興味が湧きました。
岩登り自体は、慣れてないこともあって
あまり好んでませんでしたが…
…終わってみれば、楽しかった…
次回はちゃんと調べて、上級ルートも
見てみたいです
(自分に登れるのかわからないので、
とりあえず見てみたい…)
usagreatさん、caramelさんこんばんわっ
私も行きたい!!!と言っても連れて行って貰えません
caramelさんがうらやましい
Horumonの登ってる姿をみると逆に怖くて心配になりますよ
岩場が苦手のようで(ノД`)シクシク
足の置き場そこじゃないとか色々注意したら( `д´) ケッ!となりますし┐(´∀`)┌ヤレヤレ
ゴジラの背中。。。私も見るぐらいはしたいような。。。
西岳登りたいです。
新緑が綺麗で稜線もいい感じですねぇ〜
パノラマで見るとよくわかりますです(゚д゚)!
しかも魚眼レンズと他のレンズを使いこなしてて凄いです。
私はレンズ交換も苦手だし、いい写真も撮れませぬ。
レンズ交換したいですが。。。余裕がないです(;´д`)トホホ…
pentarouさん、こんにちはぁ。
…やはりpentarouさんもですかぁ!?
西岳、気になりますよねぇ!!
今回は初めてでしたので、
周りを堪能する余裕は全くなかったのですが
また機会がありましたら、もっと楽しめそうな…
そんな山でした。
GWの疲れもあってusaが「『星音の湯』に行きた〜い」と
ずっと言っていたので、
「二子山行ってみた〜い」
と返したら実現しました
何だか自分でもわかりませんが、
運動はからきしダメなのに、
険しめな稜線や吊り橋にも触手が動きます
我らは2人でそれぞれ1眼カメラを持って行っているのですが、(我々の目印です!)
usaのような気力と体力がcaramelにはないので、かなり余裕がある時でないと中々撮影に集中できません
カメラ歴はcaramelの方が長いのですが、
いつしかusaにはおいてかれてしまいました
写真は技術論も大事ですが、撮り続けるのが一番!
体力付けて、もっと写真も撮れるように頑張らねば…
こんばんは〜、pentarouさん。
コメントありがとうございます
>私も行きたい!!!と言っても連れて行って貰えません
>caramelさんがうらやましい
多少調べて大丈夫そうか〜なんて出かけたのですが、
思った以上にスリリング!
でも、行ってしまえばなんとかなるものです
…内心、稜線を見てピストンで帰ろうかと思いましたが(;^ω^)
>Horumonの登ってる姿をみると逆に怖くて心配になりますよ
>岩場が苦手のようで(ノД`)シクシク
あれ?そうなんですか。
八丁トンネルから両神山など、
岩場がある山にも結構登られているみたいなので、
大丈夫なのかと思っていたのですが…。
でも、二子山は想像よりは難しくないとは思います
>レンズ交換したいですが。。。余裕がないです(;´д`)トホホ…
私も思ったよりは余裕が無い方です
毎回、なんでカメラとレンズがこんなに重いんだろう…と<丶´Д`>ゲッソリ
なので、今年は高倍率のレンズと魚眼しか持たないぞっ( ー`дー´)キリッ
と固く誓っています。
そして余裕がある時しかレンズを交換しません。
なので魚眼は平坦な場所か山頂のみ使用だったりします(;^ω^)
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