H君テントデビューは鳳凰三山

2012年05月14日(月) 〜 2012年05月15日(火)

コースタイム

14日>05:35青木鉱泉スタート〜07:40南精進滝〜10:25白糸の滝〜11:20五色滝〜ランチ〜13:40鳳凰小屋着〜15:50飲み始め
15日>03:00起床&朝ご飯〜05:20下山開始〜06:55燕頭山〜08:50御座石温泉〜09:45青木鉱泉下山〜鉱泉にて風呂

天候

14日は晴れ。15日は雨でした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

青木鉱泉駐車場に止めました。宿泊者用より少し下にあるのが登山者用です。

コース状況／危険箇所等

2000mちょい上から残雪ありました。

いかんせん急登のドンドコ沢コース、崩壊箇所等は要注意です。

写真

5/14 5:37

ドンドコ沢入り口はおだやか

5/14 7:43

南精進滝

5/14 9:16

わらび(中央黒いの)

5/14 9:26

急登です。

5/14 9:27

見上げる

5/14 10:23

白糸の滝

5/14 11:23

五色滝

5/14 11:27

カモシカ発見です。

5/14 13:04

残雪まだあります。

5/14 13:07

オベリスク見えてきた!

5/14 14:55

初鳳凰小屋。

5/14 16:12

露天商

5/15 5:15

朝起きたら・・あ・れ?

5/15 6:54

名前の由来が分かる気がした。

5/15 8:54

御座石で一服

5/15 9:41

今回もお疲れ様でした!

撮影機器：

μTOUGH-6020 オリンパス

感想

あめのやま

H君、先日購入したテントを張りたくて張りたくてアパートの駐車場で張っちゃう始末。

ようやくテントデビューする事ができました。選んだ行き先は鳳凰三山。

ドンドコ沢コースを登り、鳳凰小屋に張って、初日は地蔵岳、2日目に観音、薬師と

縦走し中道コースを下山する予定で望みました。

集合し車に積んだお互いのザックは初コースに望むにはデカ過ぎる膨らみ様・・

この事が初日の工程に悪影響をおよぼすとはまだ知らない2人でした。


鉱泉Pに車を止めザックを背負い一路目指すは鳳凰小屋。


第一ポイントは南精進滝でしたが早速の急登にペースも上がらず、コース

タイムをはるかにオーバーして滝分岐へ。ここでザックを下ろし空身で滝へ。

H君あまりの体の軽さにびっくり、前につんのめりそうになっていました。

南精進滝なかなかの滝、雪解けもあり水量もたっぷりです。

分岐に戻り、次のポイントは鳳凰の滝。そばまでは行けましたが結局上から覗いて

終了です。仕方無いのでそのまま白糸の滝を目指しました。

相変わらずの急登にばてばてになりながら、ようやく着いた白糸の滝。

山と高原地図の鳳凰滝〜白糸の滝間のコースタイム1:30は無理だわ・・・

見物後は続いて五色滝を目指します。途中眺めの良い所で立ち休みなどしながら、

ゆっくり登って行きます。

五色滝では対岸にはカモシカの姿も。こちらの滝も落差があり見応え充分でした。

滝の脇の沢で水を汲み、分岐に戻ってここでランチタイム。充分に体を休め、

いよいよ次のポイントは鳳凰小屋。ここで唯一の単独登山者に抜かれました。

プチ雪渓を避けながら歩く頃には日差しを避ける木も無く、ジリジリきます。

しっかりオベリスクも見える様になった所で小屋到着!!　管理人さんも居ない様なの

で、先程の単独の方と三人での貸切です。テントを張り終えた所で、地蔵岳に行こうと

思っていましたが、今日の行程に大満足の二人の頭の中は・・食べる&呑む!!

露天飲み屋の開店です。ヒーコラ言って担ぎ上げた大量の食材&飲み物で、

六時過ぎにはすっかり出来上がった2人でした。日も長くなりまだ夕暮れには時間が

あります。この何も無い時間、何もしない時間が山で過ごす最高の贅沢。

テントの中から暮れゆく景色を眺めながら、色々な事に思いを馳せました。


あけて15日、3時に起きてみたら雨・・稜線の方からは雷の音。

朝ご飯を食べて、縦走は諦める事にして撤収を始めます。一通りパッキングし終わり

自分のザックを背負ってビックリしました。メチャ軽い・・　

どんだけ積んできたのか、朝になって身を持って知りました。

せっかくだからとピストンはやめ燕頭山から御座石に下山するコースを選択。

北西向きの斜面には凍結もあり、注意しながらの下山です。昨日からの疲れもあり

H君膝から崩れる場面も。小屋から御座石温泉まで下り、青木鉱泉までの一山を

超え、無事のゴールの青木鉱泉まで歩き通しました。